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2012年9月23日 (日)

 競馬場で興奮させてもらった初めての逃げ切り勝利、自宅でビデオを見て、改めてMジョッキーの度胸のよさに惚れ惚れしました。
 「まったく想定外」に逃げることになった場合、根性のない騎手だとビビッてレースになりませんが、Mジョッキーは気持ちよく馬を走らせ、馬の実力を引き出してくれました。どちらかというと天才タイプ、ヒラメキ型のジョッキーでしょうか。

 デビュー以来200勝目という節目で「200勝目ですね」とマイクを向けられ、「遅すぎました」と応える姿もよし。今後益々活躍して欲しい若手ジョッキーです。(いつも低人気の馬を勝たせるので馬券的にも見逃せない)。

 競馬で起こることのほとんどは、現実社会でも起こります。唐突に実力以上の大きな仕事を任されるとか、時間がない中でたくさん仕事をやらねばならぬとか、仕事をしたくても体調が悪いとか。
 競馬が「ゲートが開かないと何が起こるかわからない」のと同様、人生も明日になってみないと何が起こるかわかりません。
 
 そんな「想定外」に備えてきちんと準備しよう、という最近の風潮を否定するものではありませんが、どれだけ備えても人生には「想定外」が起こります。想定外に柔らかく対応できるのも、仕事の実力というもの。自分の体調不良くらいは笑って乗り切るくらいでないとダメだよなあ、とMジョッキーの騎乗に学んだのでありました。

 さて「まえがき」という名の馬が勝利してくれたことだし、今週は気分よく自分の原稿に集中していくことにします。眼と耳の不調を心配する関係者がそのうち「あっ!」と驚くような、大胆騎乗をお見せしよう思います。


「われわれは未来について、二つのことしか知らない。一つは、未来は知りえない。二つは、未来は、今日存在するものとも、今日予測するものとも違うということである。」
  「チェンジ・リーダーの条件」P.F.ドラッカー著、上田惇夫訳、ダイヤモンド社

Mジョッキー200勝おめでとう!
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2012年9月22日 (土)

 晴れ姿を観に行った授業参観にて息子大健闘、1着ゴール。
 試合のあと、担任・校長先生も一緒に記念撮影。いやあ、大人の運動会は楽しい。

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2012年2月14日 (火)

 やはり義理と人情の国ですね、日本は。仕事の打ち合わせでもチョコレートを頂戴するサプライズは嬉しい限りです。もちろんチョコレートも焼酎も大好きなので嬉しいのでありますが、最近の中で格別だったのはこれ↓。勝利のゼッケン。

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2011年12月 3日 (土)

 後輩Xブエナビスタ祝勝会当日、偶然その日に小倉メインで出走した私の馬も完勝。気分がいいねえ。ガキとゲームやって馬券は買いそびれたけど(涙)。ジョッキーの「このクラスでは力が違いすぎました」というコメント、お世辞でも嬉しいねえ。
 さらに「直線で1頭になると前に進んで行きません。もっとレベルの高い相手と走ればさらに上のギアが入ると思います」とのコメント。・・・・馬へのはずが「お前もがんばれ」と自分にハッパかけられたような、妙な気分。

 サラブレッドも人間も、特にオスの場合「相手に勝ちたい」「負けたくない」という闘争本能を持っています。
 それが「欲」や「頑張り」に繋がり、ひいては世の中を良くする力にもなるわけで。
 ただそれはあくまで「さらなる上を目指す」からこそ沸いてくる闘争心であり、低いレベルで競い合い切磋琢磨してもたいしたレベルには進めません。
 やっぱり強い「」をつくるには高いレベルで戦わないと。これはすべてのオスについて言えることだと思います。

 もし人間に「万物の霊長」としての知能・知性があるとするなら、それはただ走るサラブレットと違って、「どんなところで戦うのか」の場所・領域を選べることではないでしょうか。

 ただ単に「売れれば勝ち」「儲かれば勝ち」「有名になれば勝ち」といったという価値観でなく、自分はどこを目指して、何を目指して戦っていくのかをきちんと選択できること。これこそが人間のもつ、動物がもちえない知性ではないかと思います。

 単なる身体能力だけでいうと年寄りが若さに敵わないのがオスの世界ですが、知性は年を取ることで磨かれる面があるしね。
 年齢のいったわれわれ人間のオスには、まだまだやらねばならぬ戦いがありそうです。
 ・・・・それにしてもこんな日に、酔っぱらって何をまじめに考えているのだろうね、オレは。

P.S. 勝利を記念して12/20忘年会参加者の方全員に私の新刊をプレゼントすることにしました。勝負事は勝つまでは孤独な戦いですが、勝った後の喜びは分かち合いが肝心。

2011年11月27日 (日)

 ジャパンカップ。後輩Xの出資馬ブエナビスタが久しぶりの勝利。
 岩田もあんなスローペースをよく我慢したし、抜け出してから馬の根性も立派だった。
 かなり泥くさい勝ち方だったがこれぞ競馬の醍醐味。本当におめでとう。
 昨年、あの悪夢の降着から雪辱するとは人馬ともにすごいぞ。

 ・・・・と、ここまで「勝利おめでとう!」という健康的な気分だったが、夜のニュースでブエナビスタの獲得賞金が14億円を超えたと聞いて気が変わった。
 X、早くおごってくれ。あまりガメるとよからぬことが起こるぞ。
 年内とはいわない。有馬記念もいただいて1月にパーッと行こう。誘いを待つ。

2011年5月29日 (日)

 運動会が雨で中止になった週末、グリーンチャンネルで競馬中継を見ていた。
 すると小学生のガキが隣でひとこと。

「ん? 馬がすくなくない?」

 見れば少頭数、8頭立てのレースだった。
 震災の影響で中央競馬が中止になり、そのあおりで最近の競馬はフルゲートが多い。
 8頭立てはたしかに寂しく映る。

 ・・・しかし、それに気が付くとはさすが、わが息子である。
 頭数の少なさに気が付く小学生はなかなかいない。そのコメントに家中が大爆笑に包まれた。

 きっと5・6年生になれば、「カツハル、飛ばしすぎじゃない?」位のコメントをするであろう。
  がんばれカツハル。・・・おっと、今日のダービーへの私情が入ってしまった。

 さて本日のダービー、18頭すべてがサンデーサイレンスの血を引いた馬だ。
 18頭中16頭が関西馬で関東馬は2頭のみ。

 いくらサンデーが名馬とはいえ、この片寄りはまずくないか?
 サンデーサイレンスが若くして急死したのは「生物界の摂理」なのかもしれない。

2011年4月24日 (日)

 中国古典研究家、守屋淳先生の勉強会に毎月参加させていただいております。
 先生の講義と参加者からいろんな刺激をいただきます。

 毎回この勉強会が終わると、「人生で縁がなかった」本を数冊読みます。
 先週末金曜の勉強会がキッカケで、土曜日に買い込んだ本を今日も熟読。
  その中のあまりにも刺激的な1冊から。

 2、4、6、8、10、12、

 ・・・・さて次に来る数は??

 頭がグワーンときたこのネタを4/28公演にて使うことに決めました。
 守屋先生にお礼の連絡を差し上げねば。
 
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 本日からJRA発売開始のwin5。
 連続する5レースの1着をすべて当てるという馬券。
 すでに配当の高さも、その的中の難しさもラスベガスで経験済み。

 でも発売初日だし、と思って3600円分(100円×36口)だけ買ってみました。
  結果は夜ネットで見ましたが悶絶。

 4レース当たって、1レースだけハズレ。ハズレもクビ、ハナ差の3着。
 1着は人気サイドで私が買った馬は人気薄。
 あと1mで馬券的中でした。石橋脩、一生うらむよ。

  でもきっと一生、この馬券を的中させることはないだろうと思いました。
 今日の結果を振り返っても、黙って単勝を買っておけばよかったのです。

 win5について私は「初日が一番惜しかった」と死ぬ間際に回顧することでしょう。
 (きっと来週も買うけどね)

2010年11月29日 (月)

30回目のジャパンカップが終わった。
最近競馬のことばかり書いている気がするが、競馬をして、酒を飲んで、本を読んでいれば幸せなのだからしかたがない。

まったく逃げ馬が見当たらないレース、稀に見るスローで直線ヨーイドンは見えている。
ならば勝つのはブエナビスタか、エイシンフラッシュか、ローズキングダムか。
賭ける気にならず子供の運動会を見る気分でのんびりレース観戦。

後輩Xの愛馬ブエナビスタの圧勝。
おそらくこのメンツで10回レースをしても7回はブエナが勝つだろう。こういう馬が強い。
その強さに感心しつつ、競馬新聞で1着賞金を確認。こんなにあるのか。
ふむふむ。Xの懐にはこれだけ入るのか(職業柄、こういう計算は猛烈に早い)。
どれだけ奢ってもらえるのかと想像して夢を膨らませていたら、まさかの降着。

私はテレビの前で唖然としただけだが、東京競馬場で正装のXはさぞや間抜けな顔をしていたことだろう。
強い奴に逆風がふくのは世の常なのか。。

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日本の馬たちが海外のすごい馬と戦うジャパンカップが始まって30年。
モンテプリンスを応援した第1回からよく覚えている。
あのころは「グローバル」なんて言葉はなかったな。「インターナショナル」だった。
いつからグローバルになったんだろう。

降着にしろなんにしろ、日本馬が上位独占だからすごいもんだ。
日本の馬はすごいけど、日本企業はずいぶん弱くなっちまった。
あと10年もしたら漢字の中国馬が勝ちまくる日が来るのだろう。

・・・後輩X、そういえば降着で繰り上がり1着になった馬の母親は「あの馬」じゃないか。
小さくてかわいかったあの牝馬。
あの馬がお母さんになり、その子供がジャパンカップ優勝だ。
われわれも年をとるわけだな。
降着を因縁などと考えず、競馬を楽しみつつ年を重ねた事実を喜ぼう。
ブエナはきっと右回りの有馬でも勝つ。
だから大丈夫だ、X。心おきなくおごってくれていいぞ。

2010年11月10日 (水)

週末の日本シリーズを見ながら「野球ってこんなに楽しかったっけ?」と思い、
天気がいい日には空を見上げて息を吸うだけでいい気分になり、
久しぶりに解放された毎日。

「今日は何をしようかな」と朝起きてから考えた週末、2週連続で東京競馬場に行きました。
先週は京都競馬場でボロ負けした愛馬に溜め息をつきつつ、かなりの勝ち。
なぜか今週の日曜も再び一人府中に行ってしまいました

競馬で「オッズの歪み」を発見することがあります。
先週日曜のアルゼンチン共和国杯の前売オッズ、明らかに妙だったのが7番コスモヘレノスの複勝。
ありえないくらいオッズが低い。
G2の複勝とはいえ、これだけオッズが動くからには、誰かが少なくとも数百万単位で突っ込んだに違いないと想像。
久しぶりに自由を満喫する暇人はここから妄想を繰り広げます。
「一体どんな奴なのだろうか?」

コスモの馬、ビッグレッドファームだから馬主関係ではなかろう。
カネを横領して、バレないよう一発狙ってきた銀行マンか会計士か?
---それならもっと人気薄の逃げ馬に突っ込むよな。

などと考えつつ、結局、ダメダメだった馬が前走で変わったのを見て、
「ハンデ戦なら3着はある」と大勝負を賭けたギャンブラーだと推測。
カツカレーを食いながら「オレも乗った!」と決意。

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ギャンブルに必勝法はありません。
あるとしたらそれは「やらない」ことだけです。

でもひとつだけ勝つ確率を高める方法は、「弱いヤツの裏を張る」こと。
ツイていない奴、弱いヤツの逆を張ること、そいつを狙うこと。
これでかなり勝利確率は高くなります。

しかし反対に「強い奴につく」作戦は私は好きではありません。
それで成功した記憶もありません。

でもなぜか今回は見えざる勝負男の作戦、7番コスモヘレノスの複勝に乗ることにしました。
財布に千円だけ残してすべて7番複勝に突っ込む。
こんなことは数年振りです

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空席の目立つゴール前スタンドにて観戦。
いよいよアルゼンチン共和国杯のスタート。力の入る周りのおやじたち。
向こう正面を回って、府中の長い直線。
7番の位置が見えないぞ。

猛然と坂を駆け上りにかかる馬の一団。
オーロラビジョンにアップとなったのは、突き抜けた2番三浦のトーセンジョーダン。
その勢いから頭は間違いない。
・・・・1着はいいんだ。2、3着はどうなんだ?
おおっと、真ん中の青い帽子は、もしかしてもしかして・・・。
やっぱり7番だ! まだまだ府中の直線は長いぞ、大丈夫なのか7番!いけるか7番!

面白いのはその画面を見ている周りのオヤジ達。

「うぎゃあ~、なんだよ7番ってよ~」
「7番、いいから沈め~」


など罵詈雑言の嵐。しかし馬の耳には届きません(これを馬耳東風といいます)。
結局、7番はオヤジ達の懇願むなしく3着。2着のジャミールを差そうかという勢いでした。

黙ってその場を去り払戻窓口に向かった私はそのあとビールを一杯。
金額はともかく勝利の味がする。うまい。
それにしてもやっぱりオッズ低い気がするなあ。勝負師さん、あんたどれだけ儲けたねん!?

今週も府中に向かってしまいそうな自分が怖いです。
この的中パワーだとしばらく仕事しなくても生けていけそうな自分がさらに怖い。

2010年10月25日 (月)

土曜日は終日原稿に向かい、菊花賞の日曜は東京競馬場へ。

ギリギリ雨の降らない曇り空。それにしても観客が少ない。
結局、菊花賞の売上は前年比86.9%。これで今年のGIは14レースすべて前年割れ。
大丈夫なのかJRA。

京都の菊花賞で盛り上がる同期生たちの一方、私の出資馬も東京で出走。惨敗。
最後の直線はまったくテレビ画面に映らない逆・テレビ馬状態。
まだまだメインレースは家賃が高いです。

口取りのために着ていったジャケットはまったくの無駄。
しかたないのでビールを数杯飲んで帰路につきました。

↓スタンドのおっさんたちが興奮するターフビジョンの裏側はこんなに平和。
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2010年10月 4日 (月)

期待していた凱旋門賞。
もはや国際競争で勝てそうなのは競馬くらいしかありません。
・・・残念ながらまたも日本馬は2着。

日本のG1も香港馬に勝たれるし、武豊も最近存在感薄いし、横山ノリもケガするし。
そしてなにより景気悪いし。
年末に向けてJRAの売上が心配になってきました。
「ギャンブルは不況に強い」というのはどうやら昔の話だったようです。

2010年3月23日 (火)

3月下旬の連休、あたたかい風とクルマの渋滞が春休みを感じさせます。

週末、馬が中山競馬場で出走のため、クルマで向かったところ、予想外の渋滞で動けず。
仕方ないので電車に乗り換え競馬場に向かう。
船橋法典駅のホームに降りたのが出走の12分前。
競馬場まで長い距離を猛ダッシュ。中山は馬が走れば人も走る(?)。

汗だくでコースに到着。間に合った。しかし馬券を買う時間はなし。
・・・・こういうときに限って人気薄で勝つわけです。
直線早めに抜け出し楽勝。
仲間たちからメールで「おめでとうございます、単勝ありがとうございました!」
と祝福され複雑な気分。

「もっと早めに動かないとダメだよ」
馬にあざ笑われた気がしたのは気のせいだろうか。
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2009年11月29日 (日)

東京競馬場にてジャパンカップ。
クリストフ・ルメール騎乗のウォッカが2cmのハナ差で勝利。

ルーメル・・・・ハナ差・・・・・2cm・・・・・。
こういうことがかつてあったような?

調べてみたらやっぱりありました。2005年のジャパンカップ。
ジャパンカップをハナ差3cmで負けたルメール、有馬記念でディープインパクトを負かして勝利。

このブログでも書いてました。自分の文章に「へえ~」と感心(?)。

・3cmという人生の差(2005/11/28) http://blog.y-force.jp/2005/11/post_c671.html

・3cmを取り返した男(2005/12/26) http://blog.y-force.jp/2005/12/3cm_6b11.html

ちなみに私がこのとき書いた「若い」ルメール、あれから4年経っていまや実績十分の大物。
磨けば光る玉は、やはり若いときから玉なんだねえ。

2009年11月21日 (土)

仕事の疲れもなんの、朝5時に起床。同時に幼稚園児の息子にも「起きろ!」。
眠い2人は電車・新幹線・タクシーを乗り継いで晩秋の福島に降り立つ。
「さあ、気合い入れていくぞ!」「おーっ!」

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別に2人が気合い入れても仕方ないんですが、出資馬の新馬デビュー戦でした。
それにしても、どうして福島競馬場、そしてなぜ新馬戦が1Rなんだよ(涙)。
でもこれほど順調なデビューは久しぶり。見に行かないわけにはいきません。

・・・・うれしい快勝。
自分で命名した馬名がゴールで連呼され、感激もひとしお。

↓ 共同馬主の皆さんと喜びを分かち合うウイナーズサークルにて
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ジョッキーは「今日は本気で走っていませんね。最後は物見をしていました。」
調教師は「右前足を落鉄していました。それでこのレース、能力があります。」

ビデオを改めてみると、ほんとに回ってきただけで楽勝。
見れば見るほど「ひょっとするとひょっとするんじゃねーか?」

来春の牡馬クラシックに向けて高まる期待。
後輩のブエナビスタのツキがこっちに移ってきたか?(親バカモード全開)
やっぱりツキはまわりもの。
次回、芝のレースで人気落ちするようなら突っ込んでみよう。

今日のビールは最高。

2009年4月12日 (日)

100年に1度の危機だと騒いでみても、資本主義そのものが悪いわけではない。

効率的な生産を行い、大量に良質の商品を提供する資本主義のシステムによって、
我々は豊かな暮らしを享受できているわけである。
いまさら資本主義から後戻りできないどころか、資本主義そのものは悪くない。

ただ、一部の人間の強欲がよくない。これほどまで
「自分さえよければ他がどうなっても構わない」
という利己的な姿勢は、これまでの資本主義には見られなかった現象ではないだろうか。

世界の金融の崩壊も、強欲な資本主義の腐敗がもたらしたものである。
官と民のバランスの悪化にも、民営化の推進に伴う「悪しき資本主義」の影がちらついている。

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本日の桜花賞、ブエナビスタが圧勝。アンカツの馬を信じた好騎乗。しびれるレースだった。

北海道はノーザンファームの皆さま、本当におめでとうございます。
来週のロジユニヴァースも鉄板だし、もう笑いが止まりませんね。

さてさて。

強いブエナビスタのレースを見て、テレビの前で狂喜乱舞した男を知っている。
「もうだめだ!」と思った四コーナーの入り口から大外を回って差し切った姿を見て、
盆と正月がいっぺんにやってきた心持ちだったことだろう。

それはこのブエナビスタに出資している後輩。
小口とはいえ、とうとうクラシック馬のオーナーだ。おめでとう。

 ・・・・・大丈夫だ、言わなくてもわかっている。

君は欧米の強欲な金融機関などと違い、資本主義の成功には欠かせない
「分かちあいの心」
をちゃんともった男だということを。

君のような後輩がいるから、資本主義は正しく機能するのだ。
私は資本主義の成功が何より嬉しい。

(何を奢ってくれるのか楽しみだ。オークスの日もちゃんと空けとくからね♪)

2008年3月30日 (日)

週末の土曜日、久しぶりに中山競馬場。
日経さんから冠レース「日経賞」へご招待される。
晴天の競馬場、満開の桜と緑のターフ、コントラストが気持ちいい。

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ウイナーズサークルでの表彰式のあと、喜び溢れる馬主さん、ダンディー国枝調教師と、祝杯のシャンパンをご一緒する役得。

しかしその勝ち馬を買っているかどうかは話が別。
せっかく3連単で150倍を当てたのに、日経賞に突っ込みすぎて撃沈。
有馬記念馬、1番人気のマツリダゴッホはどうしても買えません。

・・・複雑な心境。
この借りは日経新刊の印税で回収せねば。

2008年3月15日 (土)

先月末に飲んだ競馬好きTから、JRAが開催している馬券コンテスト「馬券道場」のことを教わった。

ルールは1日につき、8Rから12Rまでの5Rで勝負。
1レース200円まで。1日5レースで1000円。これが購入の「上限」。
ということは1開催(8日間)の購入「上限」は8000円。
これで1開催の配当が8000円以上となれば「昇級」するということらしい。
しかも買える馬券は低倍率の「単勝・複勝」のみ。高倍率の連複などは不可。

馬券買う人なら分かると思いますが、このルールで収支をプラスにするのは至難のワザです。
強い馬の単・複を買ったって元返しだし、一度でもそれで負ければオッズの高い馬を狙わざるを得ないし。

これ、一番私の嫌いな「勝てない」買い方、均等に勝負して全勝を狙うというパターン。
バクチもビジネスも人生も、「こうやれば負けられる」という秘訣みたいな賭け方です。
賭けどころを無視して、すべてのレースで勝負するという分散投資ポートフォリオ。
例えるなら、あらゆる仕事を成功させ、すべての友人を大事にし、ムダを排して効率よく勉強しないと気が済まないような人生。
あー、いやだ、いやだ。

そうTに話したところ、
「そんなこと言って、お前、自信がないだけじゃないのか。ふ。」
と笑いやがった。・・・・・Tの野郎、許さん。

というわけで、負けず嫌いな私は今月1日の中山開催より「馬券道場」に参戦しています。
現在、半分の4日間が終わり、3800円投資して回収が6780円。回収率178%。
株ならともかく、まんべんなく馬券を買ってこの回収率ならマズマズだと思うのですが18599人中の490位。
まだまだ。

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この馬券道場、ハッキリ言ってかなりつらいです。ほとんど楽しくないです。
ちびちび200円づつ当てにいく侘びしさ。つまらない、そして苦しい週末。
こんなことを毎週続けていると、まちがいなく競馬が嫌いになれそうです。
JRAさん、ぜったい方向性まちがってます。

やはり競馬は1点に絞って、腰が抜けるくらいガーンと行かないとねえ。

2006年12月10日 (日)

 一生懸命原稿に向かううち、気がついたら朝日杯の出走時間を過ぎていた。
 なんたること・・・・。

 で、買っていたはずの馬券は見事外れていた。
 この事態を「得した」と思えないのがギャンブラーの悲しい性(さが)。
 
 自分のなかに「投資とリターン」を会計的にとらえられないもう一人の自分がいる。

2006年11月13日 (月)

競馬を知らない人には分からないだろうが、嬉しくない当たりというものがある。
エリザベス女王杯の馬券が当たってしまった。
あくまで「当たってしまった」ものであって、ちっとも嬉しくない。

それが今日のような「1着降着による的中」というやつ。
1着入線した無敗の本命馬カワカミプリンセスが、道中の進路妨害で降着となった。
その繰り上がり(ホントは2位)で優勝した馬というのが私の買っていた馬。
儲かったから嬉しいかといえば、ぜんぜん嬉しくない。
だいたい本気で儲けたいのなら競馬などやらない。

無敗のGI連勝を自分のミスで止めてしまったカワカミの本田騎手は悔しいだろう。
きっとそれよりムカついたのは繰り上がり1位馬のジョッキー福永。
G1の晴れ舞台で「繰り上がり1位」で表彰されるなど、大恥もいいところ。
馬主や調教師の手前、ムッとする訳にもいかないし、無理に笑顔を作りつつ、
「本田の野郎、冗談じゃねえぞ~!(怒)」
と心の中で思っても、本田は年上。口に出すわけにいかない。可哀想な福永。

・・・・・が、しかし。

過去にJRA史上1回だけあった「G1降着」。
秋の天皇賞、武豊メジロマックイーンの降着だった。
そのレース、武豊マックイーン斜行のあおりを一番食ったのが本田のプレジデントシチー。
あのとき本田は、理不尽な怒りをマスコミにぶつけていた。
おそらく今晩、本田Jは後輩福永と妨害した四位に深くお詫びをしにいったにちがいない。

因果応報、運命はめぐる。
こと競馬に限っては、どうやら神様はいるようだ。

2006年10月 6日 (金)

自分なりのシミュレーションではディープインパクトは負けるだろうなあ、と思っていたらやっぱり負けてしまった。
ディープは新刊のネタでもあり、勝ってくれればいいなという下心はあったがやはりダメだった。
残念無念。でも、またぜひ来年も挑戦して欲しい。

ふと、人ごと(馬ごと?)だったこの敗戦を我が身に置きかえて、「ハッ」とする。

勝負に勝つためには日々の積み重ねが大切である。
自分も毎日まだまだ修行だと思ってやることがある。
ここ一番に強くなるためには、まず何より「同じようなレースをせず、いろんなレースを経験すること」である。
それが執筆、コンサル、ライブ、どんな仕事であれ。
狭い世界で同じ型の勝負を繰り返して生まれた余裕は、意外に脆い。
うん。幼稚な経済誌より競馬から学ぶことのほうが多い。

マスコミで武豊Jのコメントが報じられだした。
活字で報じられる100倍ほど、同じレースをさせてきた本人は悔しがっていると思う。

それにしてもレース直後に「立派な3着でした」と声を掛けたアホなアナウンサーは何だ。
紳士的な武Jだから「無視」で済んだ。本当によかった。

2006年9月20日 (水)

  「そうした意味でいえば、あくまで『自然体の努力』をしていたということになるのだろう。 
  そしてまた、後悔を残したくないという思いが強かったからなのか、一日一日をいかに充実して過ごせるかは常に考えていた。
  (中略)
  天才でない人間が、いかに勝負勘を得るかといえば、そんな積み重ねでしかないはずだ」

  「どんな世界でもそうだと思うが、いい意味でも悪い意味でも『あいつなら、こういうことをしてくるだろう』と予想されるようになったら驚きも感動も与えられない。
   先を読まれたならば、必ず負ける。」

 以上は「岡部さん」こと岡部幸雄ジョッキーの新刊「勝負勘」(角川書店)から抜粋した文章。
 競馬好きは親しみも込めてjジョッキーの呼び捨てが多いのだが、現役時代から引退した今でも、私にとって岡部さんだけは岡部さんなのである。
 競馬を知った高校時代から最近まで、それだけは変わらない。
 そしてこの本の内容は私にとって心静かにじっくり読みたい人生訓の数々。

 おそらくこの本は競馬が分からないと分からない。
 だからあまり売れないだろう。
 それがいいのである。個人的にこの本だけは一般ウケして欲しくない。
 この本の値打ちは分かるヤツだけ分かればいいのである。
 
 いつも死と隣り合わせの勝負を続けてきた第一線のジョッキーが振り返る「勝負勘」。
 そこには失われつつある「男」のニオイがする。

 ビジネスという「安全」な世界で繰り広げられる茶番劇にはない緊張感、勝負の世界に生きる男だけが持つ矜持。
 「コーチング」などという八百長っぽい人間関係などはみじんも感じられない。
 そこにあるのは孤独。
 そして私のような「資格」に守られた甘ちゃん仕事をしてきた人間にはない緊張感。
 数字を見ようが見まいが、そんなことはどうでもいいことなのである。
 数字や会計など、なんとアホらしく、そして小さく見えることか。
 オレのやっていることって、つまらんことだなあ、としみじみ思う。

 20日には岡部さんのサイン会がある。
 占いなど決して信じない私だが、この本に岡部さんのサインをもらいに行こう。
 「勝負勘」のオーラがすこしでも「うつる」ことを祈って。

2006年6月26日 (月)

週末は原稿・・・・と気合いは入るが、偏頭痛のせいで思うようにすすまず。
悔しいがしかたない。すこしづつ、すこしづつ。

こんなときはガキとサッカーでもしてリフレッシュが一番。

日本サッカーは終わってしまったが、この国には馬がある。
宝塚記念を快勝したディープインパクト、これからフランス凱旋門賞に挑戦だ!
今日のレースはスタートも良く、道中も堂々としていた。
その成長ぶりやおそるべし。

生産牧場の知人でさえ、「まさかこんなにスゴい馬になるとは思わなかった」そうだ。
馬だって人だって最初からスゴい奴がいるはずはない。
そんな「成長力」を彼に見習いたい。

さあ、生まれたときは小さくて期待も薄かった馬が世界に飛び立つ。
凱旋門賞、みんなで応援しようじゃないですか。
(日程を確認してこっそりフランスに行こうかな?誰か一緒に??)

2006年6月12日 (月)

中京競馬場でCBC賞。毎年このレースで思い出す出来事が。

はるか昔、当時の職場に入ってきた新人のA君に競馬を教えた。
そのAが私の頼んだCBC賞の馬券を呑んだ。
(注:ここで呑むとは買ったフリをして懐に入れる行為を指す)

その高倍率馬券が的中してしまい、呑み行為を白状するA。
・・・私だってその道のはしくれ。
呑まれて怒るヤボではないが、呑みの「自白」には「呑んだなら黙って腎臓売ってでも払え!」と本気で怒鳴った記憶がある。

あれから何年が経っただろう。
あのあと私が吐血して入院したとき、陰気な病室に真っ先に来てくれたのはAだった。ありがたかった。
その後もずっと長い付き合いが続いている。
(ちなみにあのとき、どう会計処理したかは忘れたが、たぶん彼の腎臓は付いていると思う)

彼もCBC賞にあのころを思い出しているだろうか。
もう彼も立派になってしまい、怒る理由は何一つなくなってしまった。
そんな時の流れが懐かしくもあり、本当はとても寂しくもある。

ブログを見ているはずのA、こんど久しぶりに競馬場へ行こう。
たまには仕事も家族も忘れて、馬と青空に向かって一緒に叫ぼう。

2006年5月21日 (日)

今日はオークス。来週はもうダービーだ、一年は早い。

写真はこれまでのお布施が効いたのかJRAから届いた贈り物のカレンダー。
土日の馬マークがオシャレ。

しかし「万年」カレンダーとは、まだまだこれから先もむしり取る気らしい。

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そっちがその気なら、こちらも敢えて付き合ってやろうじゃないか。このカレンダーとともに。

2005年12月26日 (月)

くるぞくるぞと期待して読んだ今日のサンケイスポーツ。
おおっ、やっぱりあった。
人気馬を負かした悪役、ハーツクライ鞍上のコメント。勝利したフランス人ジョッキー、クリストフ・ルメール君は、そのドラクエっぽい名前そのままの26歳の好青年。

なんと彼は、ジャパンカップでイタリアのデットーリに3cm差で負けた、悔しい2着ジョッキーその人(11月28日のブログ「3cmという人生の差」参照のこと)なのだ。これまで後方一気専門だったハーツクライを、見事、先行して勝たせてしまった。誰もがそのレースぶりに驚いた。しかし馬が自分で作戦を考えるわけはない。あくまでジョッキーの作戦。

さてサンケイスポーツに掲載されたルメールのコメント。
3cmで逃したジャパンCについて「もの凄く悔しかった」
今回の有馬記念に向かって「何度も反省した。そして、自分なりに出した結論がこの競馬だったんだ」
相手がどんな有名ジョッキーだろうと年上だろうと、勝負となれば話は別。
日本とアメリカのトップジョッキー(武豊とデザーモ)を負かした仏若手ジョッキーの意気やよし。
ホントにおめでとう。いいねえ。しびれるねえ。
それにひきかえ、オレの買った馬の調教師のコメントはどうだ。「直線で他馬に押された。勝負所だったからあれは痛かった。」「競馬はフェアにやらないと」
・・・・・ドアホ。
そんなにフェアが大事なら、幼稚園児相手にチョロQのレースでもやっとけ。
他ならともかく、鉄火場で「フェア」なんてセリフ、負けた奴が口に出すんじゃねえ。

それにしても、いいぞ、いいぞ、サンケイスポーツ! 
いつも期待にこたえてくれるねえ。
みんな、男を磨くなら日経なんて読んでないで、サンケイスポーツだ!!

***********お 知 ら せ**************

明日、「経営力養成ドリル」(メルマガ)の発表をします。乞うご期待!

2005年12月25日 (日)

本年も残すところあと一週間。
クリスマスの今日は、今年の競馬を締めくくる最終日。中山競馬場で有馬記念。

いまや国民的アイドルホースになりかけている武豊騎乗の馬が負け、ベストルーザー厩舎、デザーモ騎乗の強豪馬も大敗。16万人の中山競馬場は唖然。

ホリエモンや村上ファンドが大儲けし、小泉首相が大勝した年だからといって、馬までうまくいくとは限らない。ここが競馬のいいところ。競馬が一番健全に見えるから不思議。

私? UFOキャッチャーで我慢の効かない人間が、翌日の競馬で勝てるわけはありません。

2005年11月28日 (月)

さて、残念ながら録画で見たジャパンカップ。

勝ったのは3番人気のアルカセット。
この馬の生まれはアメリカ。育成された厩舎はイギリス。そして育てた厩務員はイギリス留学中の24歳日本人。そしてもちろん勝利ジョッキーはイタリア人のフランキー(ランフランコ・デットーリ)。これを国際化といわず何と言う!

そして極めつけは馬主。
モナコの公認会計士、チャールストン氏。
このモナコの会計士は、アメリカで馬を買って、イギリスで調教し、世界No1のイタリア人ジョッキーを乗せて、日本で開催された国際レースを勝ったワケね。
いよっ、会計士の鏡! 粉飾の手伝いして捕まっているアメリカや日本の会計士とはレベルが違うぜ! さすがモナカじゃなかったモナコ公国!!

これでフランキーはジャパンカップすべて「鼻差」で3勝目。2400m走って鼻差、今回は「3cm」差で勝利です。ビデオを何度も見ましたが、断じてこの「3cm」が偶然とは見えんのですわ。他の騎手なら絶対に負けているレースを3cm勝たせてしまうフランキー。
昔、同志社から神戸製鋼に行ったラグビーの平尾氏が著書の中で「1点差」で負けた試合のことを詳しく書いていたのを思い出しました。点数がたくさん入るラグビーなので「1点差」は「惜しかった」で済ましてしまいがちです。しかし平尾氏は1点差の負けを「惜しかった」で済ますチームに未来はない、という趣旨のことを書いていた記憶があります。
わけもわからず、しかし、ものすごく感動しながら読みました。

2400m=240,000cm の勝負での3cm差。
50点入るラグビーでの1点。

これを単純な数値や比率レベルでとらえず、執念、思い、情念、気合いというレベルで認知し感じられるかどうかが勝負師と凡人の違いなのでしょう。

(あかん、書けば書くほど自分が数字の世界に向いていない気がしてきた)

2005年11月26日 (土)

今日は朝早くから夜まで速読の特訓セミナーに通う。何と明日も朝から夜までぶっとおし。

かなり早く申し込んだのでノーマークだったのだが、何と明日は競馬「ジャパンカップ」の日。もう25回目のジャパンカップだが、競馬場・テレビによる「生中継」で見れないのは今回が初めてのことだと今になって気づいた。

高校時代、はじめて外国馬と対決する日本の馬に声を枯らして声援をおくった、あの青春の日々から四半世紀。競馬より速読などという小賢しいものに大金を使うとは、なんと我が身の落ちぶれたことよ。これが年を取るということか。思わず遠く夜空を眺める。