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2017年5月18日 (木)

人生には3回の風が吹く

 若かりし頃、アメリカをプチ放浪したことがありまして。金がないのでグレイハウンドバスを宿代わりに、泊まるのはユースホステルとYMCAのみ。「扉のない」トイレ個室が懐かしい。

 そこでたまたま知り合ったのがフランス人と韓国人。同世代悪ガキ3人で毎晩飲んだくれていました。お互い言葉があまり通じない中、ひとつだけ「それ、俺も聞いた!」と話が通じた「ある話題」。日本・フランス・韓国そろって老人が言うんだから、たぶん正しいんだろうという結論になりました。
 本日、ビジネススクール生徒たちのとの打ち上げにて、生徒の中国人女性に聞いたら「それ、聞いたことがあります!」というので、やっぱりグローバルに正しいのだと思います。

 「それ」とは、「人生には3回の風が吹く」というもの。

 いわく、すべての人間には平等に、人生において「3回の風」が吹くのだそうです。物理的に吹く風ではないため、風が吹いても気付く人と気付かない人がいます。
 すべての人間に3回だけ風が吹く。そこに気付くかどうか、気付いたとして風に乗れるかどうか、

 風が吹いているのに、3回とも気付かないで乗り過ごす人がほとんど。
 1回でもそれに気付いて「ふわっ」と風に乗れれば、人生はそこそこ成功するそうです。
 2回それに気付いて風に乗れた人は、人がうらやむほどの大成功を収めるそうです。
 3回すべて気付いて風に乗れる人はほとんどいないが、歴史的人物になれるそうです。

 オカルトなので信じなくてもいいですが、これ、私は信じます。この「風に気付く」のがOODAはじめの「Observe;観察」なんですよ、きっと。

 ここ数日、気が滅入る出来事ばかり。
 仕事でも「あえて獣道」を選んでしまう自分に「アホちゃうか」とうなだれていました。でもこれは「風が吹いている」のかもしれない、そう自分を慰めることもできます。でも、たぶん私にはもう風が吹かないのもわかっているんです。
 オレ、すでに「2回」の風に乗った実感があるのでもうないだろうと。

 あとの1回は、わが生徒&インターンの学生たちにゆずります。今日もうまい酒を飲んだだけで十分幸せだ。我が生徒たちに告ぐ。心して聞け。

 「耳を澄ませ、風をつかめ」。