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2017年4月27日 (木)

Being & Beer

 立て続けに「これまで経験したことのない」仕事の依頼を受けています。大企業の役員相手から渋谷の若者向け、書くこと話すこと作ることその他諸々。我ながら「なんとまあ幅広い」と苦笑しています。そしてこれは、ゼニカネと関係なくかなり幸せだなあと。

 私は就職活動を放棄して「専門職」といわれる道を進みました。当然のことながら周りには「専門」にこだわりのある人が多く、つねに「専門性を磨く=自分ならではの分野づくり」に邁進する人がほとんどでした。でも私はそんな「専門分野を磨く」ことが苦手で逃げ出すようにその場を離れました。

 人には向き不向きがあり、やはり私には税金の計算など向いていなかったのだと思います(飲み屋の会計すらできんし)。ただ他流試合みたいなことは大好きで、いまでも異分野、異国、異文化に触れるだけでワクワクします。そんな自分がやっと「自分の居場所」を見つけられたと感慨深い。この調子でいけばあと50年は仕事ができそうな気がします。

 この歳でやっとわかりました。仕事って思いが形(カタチ)になるまで時間が掛かるものですね。「なぜ思い通りにならないんだ」と心で叫びながら毎晩飲んだくれた日々は、やっぱり必要だったんです。

 私は両親に一度たりとも「勉強しろ」と言われた覚えがありません。そのおかげで勉強を嫌いにならず、好きになりました。社会に出てからも「こうしなさい」と言われるたびに逆らって、「自分の道は自分で探す」習慣が付きました。

 自分の「あるがまま」で生きるのは大変だけど、いつかトンネルを抜けた後の気分は最高。これぞマズローのいうB動機(Being;あるがまま)なのでしょう。
 金なんて関係ない。Beingに生きて、おいしいBeerを飲む、それが人生。