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2016年5月28日 (土)

アメリカ・プライシングツアー日記:その3

Thin Lizzyといえば高校のときよく聴いたアイリッシュロックバンドですが、それはまた「T型フォード」の愛称でもあります。

今回の米国ツアーで、どうしてもThin Lizzyの実物を見に行くと決めてました。なぜなら月末発売の新刊でヘンリーフォードとT型フォードについて取り上げているからです。

「さあ、治安の悪いデトロイトへ突っ込むぞ!」

ホテルの前のホームセンターでヘルメットを買ってデトロイトへ向かおうとしますが、調べてみると、どうも様子が違う。フォード本社のあるデトロイト「近郊」のDearbornは治安が良いらしく博物館まであるのだとか。なんだと拍子抜け。

結局、ヘルメットを買うのは止めて、ヘンリーフォード博物館に向かいました。アホみたいな広さの博物館にてThin Lizzyはじめ自動車黎明期の実物とご対面。そのあと超巨大工場を見学。

自動車がどれだけ生活を変え、労働と雇用を変え、そして社会、経済を変えてしまったか。
そして、その時代に培われた常識に、私たちがどれだけ囚われてしまっていることか。

・・・ちょうど新刊でそんなことを書きましたゆえ、発売直前にこの地を訪れることになるとは、まさかの偶然を感じます。
見学した工場、通称Rougeの始まりから今年でちょうど100年。ここまでの100年とここからの100年、さて何を残し、何を変えるべきであるか。
ヘンリーフォードのちょうど100歳歳下の私はいちおう真面目に考えています。

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