« 「落語に人材育成を学ぶ」講演を終えて | トップページ | 桜咲く夜に »

2016年3月13日 (日)

広島・ビールスタンド重富に商売を学ぶツアー

18103_10204313639305650_22452916484

 さきほど広島より戻りました。今回の「重冨さんにビールと商売を学ぶ」ツアー、塾生や生徒たちに声を掛けたところ全国から50人以上が集まりました。

 私の生徒たちはサービス業をなりわいとする人、目指す人がほとんどです。モノを仕入れたり作ったりしない、「人」が勝負のサービス業。サービス業は簡単に始められますが、成功するのはとても難しい商売です。
 「サービス業を成功させる鍵」はどこにあるのでしょう?

 ビールスタンド重冨は飲食業でしょうか、サービス業でしょうか? お役所的な職業分類でいえば飲食業になるはずです。しかし今回訪れた人は分かるはず。ビールスタンド重冨はサービス業です。

 ビールを注ぐための技術はもちろん大切ですが、それを表現する「重冨寛さん」の人柄や表現力こそがあの店の売り物だと思うのです。ビールの味は他の人間が再現ができても、重冨さんの人柄は真似ができません。
 今回の参加者の多くはすでにリピーターです。みんな「重冨さんが注ぐ」おいしいビールを求めて広島にやってくるのです。

 *  *  *  *  *

「人間を善い人と悪い人(Good or Bad)に区別することに意味はない。人間には魅力的な人と退屈な人(charming or tedious)がいるだけだ」by オスカー・ワイルド

 私たちは子供の頃だと成績について、大人になってからは仕事や稼ぎについてGood or Badを気にしています。直線的かつ効率的に「Good=うまくやる方法」を探す人が増えました。でもそれは本人が気づかぬうちに「tedious=退屈」な人柄をつくります。

 今回の広島で改めて感じたのですが、やっぱり重冨さんcharmingです。
 たくさんのお客さんが来ると知って、参加者のために「ビール講談」をつくってくれました。それに合わせた会場の選択から宴会用ビールの用意、和服の準備までも。
 そこに無理がないんです。自然体で自分が楽しみ、他人を楽しませている。
 自然体でありながら魅力的であること。たぶんこのあたりがサービス業の成功の秘訣ではないでしょうか。
 毎日ちゃんと楽しんで生きないとcharmingにはなれません。いつも安いものばかり食ってイオンで買い物しているようではcharmingにはなれません。
 今回の参加者はもうすでに十分charming。なぜって、ただビールのために大金遣って参加したのだから(笑)。これからも魅力的なサービス業を目指してくれたまえ。

 重冨さん、今回もまた本当にお世話になりました。塾生たちを案内してくれたつよぽん、みんなすごく刺激になったようです、ありがとう! それから今回も完璧な現地おもてなしを提供してくれた山根さん、感謝感激です。

 ツアーが終わった日曜の夜、皆が帰路につく様子を見ながら、なにやら文化祭が終わってしまったような寂しさを覚えます。
 みんなまた明日からがんばろう。
 でも頑張りすぎて「退屈な人」にならぬよう気をつけよう!

 ・・・さすがに一両日ビール飲みすぎました。今日は飲む気になれません。ビールこわい。

0312

↑こうなった顛末などは小春のツアーレポートでご覧ください
 https://www.facebook.com/cpa.tanaka/