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2014年11月19日 (水)

余韻制作業

 長く続いたイベント・ロードが終わって開放感に包まれた1日、身体にいい余韻が残っています。さっそく昨日の参加者から「今日は、いつもとちがう気分で仕事に取り組めました」との感想が届きました。いい余韻をプレゼントできて嬉しいです。「いい余韻」・・・これが私の目指している最高の目標なのです。

 数年前に落語を知って衝撃を受けたのは、落語家さんの力量もさることながら、「終演後の余韻」でした。会場を後にするお客さんたちの楽しそうな笑顔と雰囲気。これには「負けた」と思いました。お笑いだから当然。しかしなんなんだこの納得できない感は、そしてあふれる悔しさは・・・このあたりから私の挑戦がはじまった気がします。

 3年ほど前、日経さん主催で、私と御立尚資さんの合同出版記念講演会が行われました。人気者、御立さんのおかげで数百人が集まった講演会。それはいいとして、関係者から聞いた後日談、「受付の女性たちがメチャクチャびっくりしてました。みんな笑顔で会場を後にする講演は経験がないって」。...
 公認会計士とボストンコンサルティング代表が「客を笑顔で帰らせる」、前例のない講演会。どうだ、私と御立さんの実力を見たか!と心の中でガッツポーズしました。もしドヤ顔があるとしたら、私の人生最大のドヤ顔はあのときだったと思います。

 いまでも本・講演・コンサル・勉強会すべてにおいて、終わったときに「いい余韻」が残ることを目指しています。とくにライブの講演・セミナーでは参加者の前向きな気持ちが余韻として翌日に続くように。お笑いとビジネスは決して対極ではありません。本来学ぶことは楽しいことであり、その先に笑いがあっても何ら不思議ではありません

 落語家さんは落語で、指揮者は音楽で、翻訳者は翻訳で、集まった人々や読者に「いい余韻」を残すべく苦労し努力しています。その意味で我々は「余韻制作業」の同業者。こうなると芸術も商売もないね。レストランも花屋もフグ屋もみんな仲間。みんなでこの国に「いい余韻」をつくろうぜ。

 さて昨日の参加者の皆さん、「いい余韻」が今日一日残りましたでしょうか?
 だとしたら私の「ドヤ顔」、記録更新です。