「すーちゃん」
「すっごくいいですよ。」と編集者(女性)に勧められたマンガ、益田ミリ作「すーちゃん」。周りの女性に聞いてみたら全員知っており、男性に聞いてみたら全員知らなかった。私も知らなかった。これは読まねばなるまい。で、読んでみての感想・・・・・あかん。すごい。まいった。
女性特有の感性の鋭さなのか、男ではこうしては斬れない。
カミソリの鋭さとでも言うべきか。結果として今という「時代」がスパッと切り取られている。その手法見事にして断面鮮やか。音もせず血も出ず。しかもわざとらしくなく自然。おそらく無意識で表現できるのだろう。無意識の天才。
それに比べて、われわれ男はノコギリでぎこぎこやっている野郎ばかり。ロジカルシンキングにコーチングに戦略に会計、がちゃがちゃぎこぎことうるさい、見苦しい。
(うまく感想を表現できていない私のこの文章こそ、いちばん見苦しい)
「すーちゃん」シリーズ。編集者には「脱力できますよ」と勧められましたが、私の場合、斬られて血だらけになって貧血でぶっ倒れてそれで「脱力」というかんじ。
献血したようなすがすがしさ。本当にまいりました。(献血したことはありませんが)
すごいねえ、この著者さん。そして愛読している読者は幸せだねえ。
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