実はむかついているマズロー
部下からの「・・・だそうです」や「・・・だと思います」ほど腹が立つ物言いはない。そこには「間違っていたらごめんなさい」というニュアンスが含まれているからである。
「・・・・だそうです」という間接話法に頼らず、元を調べて「・・・です」と言うように心がけてきた私からするとその手抜き態度は許しがたい。
しかしネット社会になって「原典に当たる」ことを誰もしなくなり、私のような人間が化石になってきたのも事実として感じている。
そんな時代だからこそ「原典に当たる」ことが貴重なのである。
本日は事務所にてエブラハム・マズローの読書勉強会。会計士の若い衆、そして飛び入り参加の仲山さん。おやつのマシュマロ・クッキーとコーヒー
「欲求五段階説」ピラミッドはマズロー本人の説ではなく、後の人間が作りあげたでっち上げであることが判明。彼は自己実現に至る欲求ピラミッドの図を見て、墓の下でむかついているのである。「オレはそんなピラミッド,はしらねえぞ」と。
事前に古典を読むのは大変だが、こういう勉強会は楽しい。
当日の欠席者たちから「申し訳ありません」とお詫びが届くのだが、お詫びしたいのはこっちで「参加してもらえなくて申し訳ありません」という気分。
来られなくて残念だったね、参加すればこんなに学びがあって面白かったのに。
そして欲求五段階説を解説する人たちを鼻で笑えたのにさ。
「参加した人間だけが楽しめる」これぞ勉強会・ライブの醍醐味だからしょうがない。
来月はマズローが自らの「自己実現」理論のヒントを得たであろう中国古典の勉強会が決定。こうしてどんどん本を読みたい欲求が広がり、感想を語り合えるのは本当に楽しいです。


