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2011年12月13日 (火)

 ノドの痛みに耐えながらいくつかの講演を終え、風邪の悪寒に耐えながらその他の仕事もほとんど終了。食欲もなく夜に飲んで寝るだけで精一杯。
 そんな日々をなんとか終わらせて一息。10日ぶりにジムに行ったところ、体重が落ちているのに喜んだのも束の間、そのあと愕然。

 体重ともに筋肉ががくんと落ちたようでパワーなし。ちょっと前には楽勝だった重さがまったく上がらない。
 筋肉を付けるのは大変な努力と日数を要するのに、落ちるのは一瞬。年を取って体調を崩すと「痩せる」のではなく「枯れる」だけなんだろう。
 それにしてもたった10日でこれだけ身体が硬くなるとは・・・。身体は精神と頭脳よりはるかに正直であり、残酷であるようだ。

 もしかすると「頭の回転」は大丈夫と思い込んでいるのも幻想なのかもしれない。
 「コミュニケーションにおける最大の問題はそれがうまくいったという幻想である」
 とのたもうたバーナード・ショー風に言えば
 「頭脳の働きにおける最大の問題は、それが働いているという幻想である」
 ということになろうか。

 どうやら腰痛も休むと固まって痛くなるようで、適度に運動した方が好調のようだ。
 きっと頭も適度に動かした方がいいに違いない。問題はつまらない仕事を「こなす」だけではまったく頭が働いている実感がないことだ。
 面白くない仕事と単調な作業の連続において頭を使っているとはいいがたい。きっとこのままでは頭が固まってボケるにちがいないのだ。

 筋肉を硬くしないために運動が必要なら、頭を硬くしないためには? 
 ・・・・やはり逃げるに限る。頭を新鮮にリフレッシュするために。

 というわけで、数冊の本だけ持って海外に逃げることにしました。
 仕事関係の皆さま、しばらく連絡が途絶えますがお許しください。
 
 12/20の忘年会・パーティーには間に合うように帰ります。どうか探さないでください。
 → http://tanakajyuku-bounennkai.jimdo.com/
 (H君、あとは名簿の作成などよろしく)

 それではみなさんさようなら。

2011年12月 5日 (月)

 週刊誌でもちょくちょく見かけるのが「家元・立川談志が亡きあと、立川流はどうなるのか」というネタ。私などは完全な部外者ですが、これはだいぶ前から気になっており、いろんな人に訊いておりました。すると関係者の多くが意外な答えを口にするのです。「立川流は崩壊するんじゃないですか?」

 「談志がいなくなったら現在の立川流は維持できないだろう」とおっしゃる方が多いのに驚きました。しかしよくよく聞いてみると、ビジネス界の私たちが崩壊と聞いて倒産や清算を想像するのとまったく事情が違うようです。

 要するに実際のところどうあれ、立川流の落語家さんたちは「談志がいなくとも生きている実力を持っている」ということのようです。
 ・・・・これが立川流の教えの本質かもしれません。

 ある日自分の会社が突然消滅したとして、その翌日から「自分の力で稼げるビジネスマン」がどれだけいるでしょう?
 談志が落語の協会を脱退したことで、弟子は全員寄席に出られなくなった立川流一門。
 そこで徹底的に教えられた「自分の仕事は自分で探せ」という教え。
 都合のいいように部下を育てるのでなく、自力で生きていけるよう鍛える。
 これこそが師匠たるものの責任なのですね。
 私もそろそろ年齢的に師匠の立場を意識する機会が多くなりましたが、道は遥かに遠いです。

 「立川流はどうなる?」と心配するのはおそらくマスコミ(のサラリーマン?)のみ、当の本人たちにとってそれは「どうでもいい」問題なのかもしれません。
 ・・・・やはり談志はすごい。

2011年12月 3日 (土)

 後輩Xブエナビスタ祝勝会当日、偶然その日に小倉メインで出走した私の馬も完勝。気分がいいねえ。ガキとゲームやって馬券は買いそびれたけど(涙)。ジョッキーの「このクラスでは力が違いすぎました」というコメント、お世辞でも嬉しいねえ。
 さらに「直線で1頭になると前に進んで行きません。もっとレベルの高い相手と走ればさらに上のギアが入ると思います」とのコメント。・・・・馬へのはずが「お前もがんばれ」と自分にハッパかけられたような、妙な気分。

 サラブレッドも人間も、特にオスの場合「相手に勝ちたい」「負けたくない」という闘争本能を持っています。
 それが「欲」や「頑張り」に繋がり、ひいては世の中を良くする力にもなるわけで。
 ただそれはあくまで「さらなる上を目指す」からこそ沸いてくる闘争心であり、低いレベルで競い合い切磋琢磨してもたいしたレベルには進めません。
 やっぱり強い「」をつくるには高いレベルで戦わないと。これはすべてのオスについて言えることだと思います。

 もし人間に「万物の霊長」としての知能・知性があるとするなら、それはただ走るサラブレットと違って、「どんなところで戦うのか」の場所・領域を選べることではないでしょうか。

 ただ単に「売れれば勝ち」「儲かれば勝ち」「有名になれば勝ち」といったという価値観でなく、自分はどこを目指して、何を目指して戦っていくのかをきちんと選択できること。これこそが人間のもつ、動物がもちえない知性ではないかと思います。

 単なる身体能力だけでいうと年寄りが若さに敵わないのがオスの世界ですが、知性は年を取ることで磨かれる面があるしね。
 年齢のいったわれわれ人間のオスには、まだまだやらねばならぬ戦いがありそうです。
 ・・・・それにしてもこんな日に、酔っぱらって何をまじめに考えているのだろうね、オレは。

P.S. 勝利を記念して12/20忘年会参加者の方全員に私の新刊をプレゼントすることにしました。勝負事は勝つまでは孤独な戦いですが、勝った後の喜びは分かち合いが肝心。

2011年12月 2日 (金)

 某大手書店の入口付近にて、ちょうど店員さんが書棚に自分の新刊を置く場面に遭遇。店員さんも横に立つ人間が書いた著者だとは思わなかったことでしょう。
 「いい場所に置いてくれてありがとう!」と声は掛けませんでした。あまりに怪しすぎる。

 年末の仕事を片付けるのに猛ダッシュが始まりました。
 おそらく多くの皆さんも同じでしょう。お互いがんばりましょう。
 頑張った自分にご褒美的な忘年会のお知らせ、お誘いです。

 12月20日(火)19:00~、表参道のトルコ料理レストランにて忘年会を行います。
 efes http://r.tabelog.com/tokyo/A1306/A130602/13130244/dtlmap/

 年末だしパアーッと、というのではなく、今回はおいしいトルコ料理、お酒を楽しみながらのんびり語り合う会にしたいと思います。オレも疲れたし(笑)。

 各種勉強会・イベント・公演・セミナーなどに参加していただいた皆さん、本の読書の皆さん、友人・知人の皆さん。そんなお世話になった方々、また初めて参加される方の参加も歓迎です。
 店長さんのご厚意で、なんと5000円で飲み放題がつきました。
 この機会にトルコ料理とお酒(RAKIという、仏教のロックンロールのような味の酒)を試してみたい方もどうぞ。
 きっと友人のトルコ人たちが自慢げにいろいろ説明してくれることでしょう。

 申込はこちらの申込フォームよりお願いします。
 http://tanakajyuku-bounennkai.jimdo.com/

 いろいろあった1年でしたが、この会で来年に向けて鋭気を養いましょう!

2011年12月 1日 (木)

 星の巡り合わせか何なのか。私にとって12月1日はいろんなことが起こる日。
 5年前の12月1日は「数字は見るな!」出版記念講演会。3年前の12月1日は志の吉さん、喬太郎さん、御立尚資さんと「まぜるな危険!」の初回公演。今日の12月1日は某新聞社にて志の吉さんと「会計×落語」コンテンツ&ラジオ収録。
1201

  そしてなぜか12月1日はガックリと疲労する日。
 5年前の出版記念講演会。打ち上げ後渋谷から表参道の帰り道、胸の苦しい呼吸困難な状態を相棒に支えられながらとぼとぼ歩いた記憶(過度の緊張)。
 3年前の「まぜるな危険」赤坂からの帰り道は、感情の起伏を押さえられないで歩いた記憶。(過度の興奮)
 本日は長時間の収録と飲み会を終えて茫然自失、疲れて頭真っ白で帰宅(過度の疲労)。

 そんな今日、5年前に出版した「数字は見るな!」が文庫となっての発売日。
 これまた発売日12月1日とはなんという偶然。名作(?)「数字は見るな!」が旧版をデジタルリマスターのうえ、紙ジャケット特別版で再登場。日経ビジネス人文庫より。

P.S. 立川志の吉、明日12月2日(金)、9:30~9:45 NHK Eテレ『時々迷々』にドラマ出演。主演級らしい(?)。