「時代に翻弄される」40歳代管理職
仕事の打ち合わせが2件続くなか、偶然同じ話題になった。
「大企業の40歳代管理職がいかに大変か」について。
この世代は「部下がいない」ないし「部下が1人しかいない」管理職として、かなり辛い思いをしているらしい。
ちょうど私と同年代のわけだが、そこまで大変だとは知らなかった。
みんな友人同士の集まりでは言わないからね。
それぞれにそれぞれの、しかも自分で選んだ人生なのだから同情も応援もしない。
ただあくまで客観的に彼らは「時代に翻弄された」のかもしれないな、と思った。
日本が浮かれていたときに勢いに乗って就職し、そのあとの厳しい環境に身を晒されはじめた彼ら。
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しばらく前に橋本治氏の「巡礼」「橋」「リア家の人々」3部作を読んだ。
これらの小説に登場するのは、あくまで一生懸命に、戦後の昭和を生きた人々。
しかし時代が昭和から平成へと移り変わるうち、それらの実直な人々が
「近所に嫌がられるゴミ屋敷の主人」
「子どもを橋から突き落とす母親」
「亭主を殺してしまう妻」
「戦後に公職追放され復職する文部官僚」
といった平成の悪夢や不幸に巻き込まれていく様を描いた小説である。
「時代に翻弄された」人々の物語は、ずっしり重いのを通り越して、一種のホラーであった。
昭和30年代生まれ以前の人は、懐かしさと共に、ガーンと頭をぶっ叩かれた衝撃を受ける3部作です。
(気の弱い人、いまという時代を信じている人は読まないでください)
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我々に降り掛かってくるのは津波や放射能といった天災だけではありません。
大きな時代の変わり目には、目に見えぬ「時代の変化」がすこしずつやってきます。
目先にとらわれず、大きな時代の変化にも敏感になっておかないといけません。
やっぱりちゃんと歴史は勉強しておかないと思います。
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