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2010年9月30日 (木)

しばらく前、定期購読していた雑誌のほとんどを解約した。
読まねばならぬ、読めねば積まれて山となる。その「義務感」がイヤだったからだ。
残して定期購読している経済誌も、義務感ほとんどで読んでいる。
本当に経済誌はつまらない。

・・・・と、偶然、某出版社。またまた偶然、定期購読中雑誌の編集長さんに紹介される。
ここで作られているんだという場所、この人たちが作っているという人間。
それを見ますと少々意識は変わるのであります。

「君たちの雑誌、けっこうつまんねーぞ、オレと一緒でつまんねーぞー、
がんばれよー、お互いがんばろうぜー、どうみてもまずいぞ~」

心の中で叫んだりして。
そんなこんなで9月も終わり。

2010年9月27日 (月)

事務所近くの大手書店でレジに行ったら、その店員さんは昨年私のセミナーに出ていた人だった。
仕事の邪魔にならない程度にあいさつをし、レジ近くに自分の本が並べてあったお礼をしたところ、
「売れてるんで、大々的に展開させてもらってます」
・・・・もちろんお世辞もあると思うが、嬉しい。

気分よく立ち寄ったそば屋では、おばちゃんから「今日は早いね」。

初めて上京して東京駅を単身うろうろしていたとき、こんなに人がいるのかと思った。
自分はすごいところに来れたと同時に、この砂漠の中の一粒の砂になるのだと思った。
まさかその東京駅近辺に事務所を構え、こんなふうにご近所さんができるとは思わなかった。

あれから30年近く経ったのか。やればやれるもんだ。
なんだかオレは確実に成長している気がするぞ。

この調子でいけば、日本橋を歩いていて
「よ、どこ行くんだい、ダンナ」
と声を掛けられるのも決して夢ではない。

2010年9月24日 (金)

祝日の9月23日、「もっと知りたいトルコと日本」イベント開催しました。
大雨のなか、日本人のみならずトルコ人にも多数お越しいただき、関係者一同感謝です。

いまから120年前の9月、台風の和歌山沖にてエルトゥールル号が沈没したことから始まる両国友情の歴史ですが、われわれのイベントも雨。
日本とトルコには雨が似合います。

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↑オスマン帝国の説明をするひょうきんなトルコ人mete

私も自分勝手な解釈入りの、かなり怪しい歴史講義をしました。
しかしトルコ人からも「なかなか鋭い」とお墨付きをもらい一安心。
「あなたは日本人なのに話がうまい」と褒められました。「なのに」ですか(笑)。

夜はトルコ料理で懇親会でしたが、飲んでばかりで写真を撮り忘れました。

今回の開催に当たってはトルコ大使館、トルコ中央銀行、産業技術大学院大学、和歌山県東京事務所ほか多数の皆さまの協力をいただきました。
心から感謝する次第です。

参加の皆さま、どうもありがとうございました!
なにかすこしでも学びになることがあれば幸いです。

個人的にあらゆる「アメリカ的なもの」に対して嫌気がさしてきたこともあり、今回は新鮮でした。
トルコもいいですが、いちどキューバなんかに行ってみようかな。

2010年9月19日 (日)

怒りとか悲しさなどマイナス感情のほとんどは「心の持ちようひとつ」のことが多いです。
真剣に怒っていても、気持ちひとつ変えるだけで「まあいいか」となるのはよくあること。
何かを誰かを怒っているより、笑顔でいた方が人生幸せに決まっているのであります。
でもいつもヘラヘラ笑っていると、人生を台無しにしてしまうこともあるわけで・・・

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最近、大企業にて多くの人事担当者から
「新人採用で学生の数が足りなくて困っている」
という困惑の声を聞きます。1社や2社ではありません。

いまどきどれだけでも学生を採れるし、就職できなくて困っている学生も多いのに・・・・。
私にとってどうでもいいことですが、学生向けに連載していたこともあり、気になります。
不思議に思い、事情を訊いてみたところ、返ってきた答えはどこも同じ。
「内定を出した学生に、思ったよりたくさん逃げられました」

人事部は過去のデータなどから、どれだけ内定辞退が出るかキッチリ予測した上で内定を出します。
今年に限っては、各社の予想を大いに上回る内定辞退が出ているそうな。
それで学生が足りなくなって採用担当者が頭を抱えているわけです。

これが何を意味するかは明白。
一人で何社もの内定を独り占めしている「内定ガメラ」がいるわけです。

この厳しい就職戦線で、企業は採用のハードルをかなり上げています。
「昔なら『こういうのがいても面白いな』と思って採っていた学生を採る余裕はなくなりました」
という状況らしく、かなりじっくり厳しく少数精鋭に内定を出しているらしい。

しかし結局、高くなったハードルは各社全く似たようなモノで、同じ人間に内定を出しまくっているだけの様子。
(このへんが日本の大企業らしくて微笑ましい)

そんな横並びハードルくらいさっさとクリアしろよ、と学生に言いたいところだが、では内定もらえば済む問題かといえば、そうでもない気がする。
ペーパー試験と違ってどう努力すればいいのかわからない状況で、他者評価に晒される不安定さは、いまの彼らにとってあまりに酷ではないだろうか。
目先の機会や方法論に頼ったとしても彼らを非難することは難しい。
世の中には就活をサポートするビジネスが増えているそうだが仕方ないのかな。
(大人たちにはそういうところで稼ぐのやめろよ、といいたいが)

学生さんは、もっともっと現状に怒ってみたらどうだろうか。
私も学生のころ、就職活動というものに納得ができなくて、怒って止めてしまった。
やることがないから会計士の勉強をはじめた。
(あとから先見の明があったといわれたが、実はそんなことはない)

若いとき真剣に怒れる自分でいられることは貴重だと思う。
そんな人間は、年をとってもどこか怒りの空気を身にまとっている。
これからますます厳しい日本だからこそ、自分の中に怒りをもつことが大切ではないかと思う次第。
いまの就活は「納得できねえぞ」と怒りを感じて当然の状況なのだから。
若いときに怒りにフタをするクセが付くと、一生ヘラヘラ、ペコペコと過ごすことになる。
(君たちのまわりにたくさんいるでしょう、そんな大人が)
怒りは次なる動きに向けてのパワーになるし、ときに新たな創造の種となります。

いつもヘラヘラして長いものに巻かれていると、長いものの転落とともに自分も転落してしまいます。

学生さんにとって就職活動は「就職できるか」と同時に、「人生どう生きるか」が決まってしまうという、2つの意味で正念場。
影ながら幸運を祈るほかはない。

2010年9月16日 (木)

【事務連絡】

トルコイベント、多数の申し込みをいただいております。
この時点までに申込いただいた分は講演会・懇親会ともに大丈夫です。
会場・レストランのキャパの関係でそのうち満員になるかもしれないので申込はお早めにお願いします。
(おーいトルコ人、そっちの申込状況を教えてくれ~)

ちなみに女性の申込多し。やっぱりトルコって女性に人気の国なんですね。感心。

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この夏、ずーっとみんなに内緒にしていたことがある。白状してしまおう。

実はこの夏、むちゃくちゃ体調が良かったのである。
昔から夏風邪を引いたりすることが多かったが、今年の夏は絶好調だった。

でも周りの誰もが「暑くて死にそうです」と疲れた顔で愚痴ばかり言っていたので、私も仕方なく元気のないフリをして、「暑くて大変ですね」と適当に合わせておいた。
・・・・でも本当はウソで、ぜんぜん大変じゃなかった。元気で元気で仕方なかったのである。

元気の原因はハッキリしている。2つある。
ひとつは「クーラーを使わなかったこと」。クーラーは最低限しか使わなかった。
新陳代謝が良くなって汗をかきやすい体質になったこともあり、常に汗だくという状態。
1日に3,4回着替えていた。夏は思う存分汗をかいたほうがいいのである。

ただクーラーを入れないと寝るのがたいへんだった。
寝苦しくてなんども起きる。それでもクーラーは入れない。
すると眠りが浅くなる。朝起きるのが大変になる。
・・・・ここで大技の登場。
「起きられないときは、起きない」。

そう。起きないでずっと寝ていればいいだけなのだ。
そんなわけでいろんな理由を付けて夏は午前に仕事を入れず、ずっと寝ていた。
たぶん8月の平均睡眠時間は10時間を超えていたと思う。
夜中までガキと遊んで、昼まで寝ていることが多かった。・・・我ながらバカである。
(仕事の遅れをお怒りの皆さま、ホントにすみません)

「暑ければ汗をかいて十分寝る」こうすればどんなに暑くたって生きていける。
なにごとも自然の摂理に逆らわず、自然の流れに任せて生きること。
無理した生活してるから辛くなるし、辛い毎日だからカネが稼げなくなる。
カネがなくなるからもっと無理するという悪循環。
そんなんじゃいけません。生活と麻雀はどちらも「自然の流れにまかせる」のが一番です。

でも、そんな自然生活をしていたらクーラーがとにかく苦手になり、会社の打ち合わせの部屋やタクシーが耐えられなくなってきました。

このままだと田中事務所は台湾、ベトナム、タイあたりに引っ越すことになりそうです。
でも、それもいいかな。

2010年9月15日 (水)

ここ数日、多くの人に「なぜトルコのイベントなんですか?」と訊かれています。

私はトルコに行ったこともありませんが、エルトゥ-ルル号などの感動エピソードは知らない日本人には伝えたいと思い、トルコの友人と一緒にボランティアで立ち上げました。

「こんないい話は、ちゃんと後世に伝えよう」という気持ちのイベントです。

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私が初めてトルコに触れたのは、2003年に出版した「不景気に効くクスリ」の2章「ヨーロッパの仲間はずれ」でトルコがEUに加盟していない事実を書いたときです。
トルコに行ったこともなく、なぜトルコはEUに加盟していなのか、政治的・経済的な理由を調べていた程度。

その後、地理的・宗教的に複雑な事情を抱えている国だとわかると同時に、トルコファンの日本人が多いことを知りました。
それからトルコ人に親日の人が多いということも。

どうしてトルコ人が日本好きかを辿っていくと、120年前のトルコ船が和歌山沖で沈没した際、日本人が必死で救助したという事実に行き着きました。
これはトルコの教科書にいまでも掲載されています。

それから100年以上経ったイラン・イラク戦争の際、テヘランに残された日本人を撃墜覚悟でトルコ航空機が救助に向かったのです。なんという義理堅いトルコ人。

・・・そんな両国の歴史と経済の変遷などを、私と在日トルコ人が紹介します。
「トルコ人から見た日本のビジネス」も語ってもらいます。
かなりおもろいと思いますよ。日本人はそんなふうに見られているのか、と。

来られる方、昼のイベントはぜひ子供連れで来てください。
中学生以上なら大丈夫です。祝日なのでぜひ親子で参加していただければと。

夜の懇親会はトルコ人オーナーが経営する日比谷のトルコ料理店で懇親会。
明治乳業に洗脳されている私たちは「ヨーグルト」といえばブルガリアだと思っていますが、実はトルコもヨーグルトを多用した美味しい料理が多いのです。
トルコ伝統の酒ラクーと一緒に楽しみたいと思います。

右ページの該当箇所をクリックして、PDFファイルをご覧ください。
参加申込もPDF記載のアドレスからどうぞ!

とくにスキルアップに役立つこともなく、業務の効率化アップにもつながりませんが、
「へぇ~」という意外な歴史を学んでもらえればと思います。

「もっと知りたいトルコと日本」
 9月23日(木・祝)
 15:00~(講演会)18:00~(懇親会)


ぜひお気軽にご参加ください!

昨日の青山ブックセンターの講演会を終えて飲んだところ、外に出ると大雨。
傘はなく、必死に走ってやっと表参道駅にたどり着く。
電車での帰り道、「運が悪いな」と浮かぶが、やっぱり「運は悪くない」と思い返す。

ここのところ、なぜか「運が良い」ことが続いている。
実力ではなくて運。

たまたま昔自分の本を読んでくれた人がいて、10年経って一緒に本が作れて、関係者のおかげで講演会ができて、あんな自分勝手な内容の講演を聴きに来てくれるお客さんがいて、それでおいしい酒が飲めて。
人との出会いや出来事の多く、また自分が五体満足で健康であること、朝気持ちよく起きられること、この世に生まれてこれたこと。
よくよく考えてみれば「運が良かった」だけにすぎない。
運はどれだけ重なっても運であって、実力ではない。

世の中には生まれつき運の悪い人がいて、頑張っても報われない人もいる。
たまたまそうでなかった幸運を実力と間違えてはいけない。それだけは間違えないようにしないといけない。

昨日の講演、ちゃんとした会計の講義を聞きたかった人がいたらすみませんでした。
予告したのにクイズも少なかったし。
私としては気持ちよく話させてもらいました。ありがとうございます。

2010年9月14日 (火)

ガッシャーンという雷雨から一夜が明けると秋の気配。
とうとう雷さまが暑さに怒り、夏を追い払ったかのようです。

さいきん経済成長について考えることが増えました。
当たり前のように思っていた経済の成長は、本当は難しいことだったようです。
「成長」は小さな子どもたちにこそ似合う言葉で、成熟した国家ではなかなか難しい。
大人になると身体が成長しなくなるように、成熟国家では「成長」の概念そのものを再探索・再構築していかねばなりません。

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夏休みには多くの子どもたちがわが家に遊びにきて泊まっていきました。
こんな狭くてきたないところに・・・と思うのですが、それはそれで彼らにとって夏休みの楽しみなのでしょう。

人の家に泊まりに行くというのは、現代の子どもたちににとってなかなか刺激的な行為なのかもしれません。
多くの会話や連絡は、きわめてバーチャルにメールで終わってしまう世代ですから。
それでも「人の家に泊まりに行こう!」という子どもたちは元気です。
成長力あふれる子どもたちの元気は周りを明るくします。

そんな子どもたちはともかく。
最近、世の中全般的に、子どもたちの元気が少なくなってきているなあ、と感じることが増えました。
礼儀正しくて空気を読むことには長けても、生命的エネルギーの少ない子どもたち。
これも社会の大人たちの姿が投影されてきたせいかもしれません。

いまのように早い段階で「消費主体」として生きている子どもたちは「カネさえ払えばなんでも自由になる」ことに慣れてしまいます。
資本主義社会では、生物的レベルの成長・元気の感じ方を身に付ける前に「カネでなんとかする」術を覚え、すべての物事やサービスを金銭的価値に置きかえてしまうクセが付きます。
これは大変にあぶない。

学校の授業に対して平気で難癖を付け、アンケートで面白くないと言い放つガキどもは「顧客満足度」社会の生んだ早熟顧客。
そんな顧客モードのガキどもを、先生たちがまともに教育できるか心配です。
それよりも、早くから顧客モードをに身に付けたガキの将来が心配。

やりたいことが見当たらず、自分探しとやらでカネを取られる。
この仕事は自分に合わないとすぐ辞めてしまい、転職エージェントにカネをとられる。
しまいには好きな女性を選び結婚する元気も勇気もなく、婚活でカネをとられる。
カネなんて払わなくてもいいところでぜんぶカネをむしり取られる。
どん欲な資本主義に翻弄されていく若者たち。

もっともっと動物的レベルで元気な子どもを増やさないと。本気で子どもたちとこの国の未来が心配です。

2010年9月 9日 (木)

久しぶりの大雨と涼しい風。
久しぶりに聞こえる子どもたちの「いってきます!」の声。
そんな中に夏から秋への変化を感じます。

嗚呼それなのに、締め切りと期日に追われるわが仕事ぶりは春からほとんど変わらず。
このブログのデザインを手直ししてもらったし、せめて告知だけでも。

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■講演・イベント■

9月14日(水)19:00~20:30 青山ブックセンターにて会計の講演
 http://www.culture.aoyamabc.co.jp/course/2010/07/post-5.html
 →初心者向けに1.5時間でわかる会計講義・クイズを実施する予定・・・・だった
  のだがぜんぜん違う話をしたくてうずうず。

9月23日(木・祝)15:00~17:00 日本・トルコ友好イベントの開催
 →今回は私が歴史研究家として、トルコと日本友好イベントを企画しました。
  詳細はまたアップしますが概要だけ。

 【講演会】 「もっと知りたいトルコと日本」 昼は学びです
  日 時 : 9月23日(木・祝)15:00~17:00
  場 所 : 公立大学法人首都大学東京 秋葉原サテライトキャンパス
        http://www.tmu.ac.jp/access.html
  参加費 : 無料
  内 容 : 軍艦エルトゥールル号の悲劇からはじまった友情の歴史
         両国120年の経済を振り返る
                   在日トルコ人ビジネスマンから見た「変な日本」
    講演&進行 : 田中靖浩(変な会計士)
              GUNAY HASAN(イスタンブール出身、変なトルコ人)
                        METE YAZICI(イスタンブール出身、怪しいトルコ人)

 【懇親会】 「もっと飲んで食べたいトルコと日本」夜はトルコ料理とお酒の交流です
  日 時 : 9月23日(木・祝)18:00~20:00
  場 所 : トルコ料理レストラン「TOPKPI トプカプ」03-3215-3600
                http://topkapi_turkey.at.infoseek.co.jp/marunouchimap.html
          (地下鉄日比谷駅、JR有楽町駅徒歩3分)
  参加費 : 5000円(当日会場受付にてお支払いください)

日程未定 「大人の国語・算数・理科・社会・体育」
 →あらゆる業界から各科目の講師を揃え、大人のための5科目講座を企画中。近日発表。

■書籍新刊■

「もっと右脳でわかる会計力トレーニング」日本経済新聞出版社
 →すでに発売されました。

「ビジネスに生かす日商簿記3級」(こんど発売される簿記の本)日本経済新聞出版社
 →近々、後輩の会計士H君と共著で簿記関係の書籍を出します。ずっと簿記の悪口を
  言ってきた私がなぜいまさら簿記の本を出すのか?
  急に態度を変えたか、どこからの圧力か、それとも金にでも困ったか?
  いろいろ想像してお待ちいただければ幸いです。