怒りとか悲しさなどマイナス感情のほとんどは「心の持ちようひとつ」のことが多いです。
真剣に怒っていても、気持ちひとつ変えるだけで「まあいいか」となるのはよくあること。
何かを誰かを怒っているより、笑顔でいた方が人生幸せに決まっているのであります。
でもいつもヘラヘラ笑っていると、人生を台無しにしてしまうこともあるわけで・・・
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最近、大企業にて多くの人事担当者から
「新人採用で学生の数が足りなくて困っている」
という困惑の声を聞きます。1社や2社ではありません。
いまどきどれだけでも学生を採れるし、就職できなくて困っている学生も多いのに・・・・。
私にとってどうでもいいことですが、学生向けに連載していたこともあり、気になります。
不思議に思い、事情を訊いてみたところ、返ってきた答えはどこも同じ。
「内定を出した学生に、思ったよりたくさん逃げられました」
人事部は過去のデータなどから、どれだけ内定辞退が出るかキッチリ予測した上で内定を出します。
今年に限っては、各社の予想を大いに上回る内定辞退が出ているそうな。
それで学生が足りなくなって採用担当者が頭を抱えているわけです。
これが何を意味するかは明白。
一人で何社もの内定を独り占めしている「内定ガメラ」がいるわけです。
この厳しい就職戦線で、企業は採用のハードルをかなり上げています。
「昔なら『こういうのがいても面白いな』と思って採っていた学生を採る余裕はなくなりました」
という状況らしく、かなりじっくり厳しく少数精鋭に内定を出しているらしい。
しかし結局、高くなったハードルは各社全く似たようなモノで、同じ人間に内定を出しまくっているだけの様子。
(このへんが日本の大企業らしくて微笑ましい)
そんな横並びハードルくらいさっさとクリアしろよ、と学生に言いたいところだが、では内定もらえば済む問題かといえば、そうでもない気がする。
ペーパー試験と違ってどう努力すればいいのかわからない状況で、他者評価に晒される不安定さは、いまの彼らにとってあまりに酷ではないだろうか。
目先の機会や方法論に頼ったとしても彼らを非難することは難しい。
世の中には就活をサポートするビジネスが増えているそうだが仕方ないのかな。
(大人たちにはそういうところで稼ぐのやめろよ、といいたいが)
学生さんは、もっともっと現状に怒ってみたらどうだろうか。
私も学生のころ、就職活動というものに納得ができなくて、怒って止めてしまった。
やることがないから会計士の勉強をはじめた。
(あとから先見の明があったといわれたが、実はそんなことはない)
若いとき真剣に怒れる自分でいられることは貴重だと思う。
そんな人間は、年をとってもどこか怒りの空気を身にまとっている。
これからますます厳しい日本だからこそ、自分の中に怒りをもつことが大切ではないかと思う次第。
いまの就活は「納得できねえぞ」と怒りを感じて当然の状況なのだから。
若いときに怒りにフタをするクセが付くと、一生ヘラヘラ、ペコペコと過ごすことになる。
(君たちのまわりにたくさんいるでしょう、そんな大人が)
怒りは次なる動きに向けてのパワーになるし、ときに新たな創造の種となります。
いつもヘラヘラして長いものに巻かれていると、長いものの転落とともに自分も転落してしまいます。
学生さんにとって就職活動は「就職できるか」と同時に、「人生どう生きるか」が決まってしまうという、2つの意味で正念場。
影ながら幸運を祈るほかはない。