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2010年4月 5日 (月)

落語的な新刊、今週いよいよ発売!

満開の桜に新入社員、なにもかもが新しい4月。
ようやく今週、私の新刊が発売になります。

今回は「落語的な会計の本」を目指してみました。
といっても別に落語のネタが登場するわけではありません。
あくまで私のなかでの「落語的」を追求したものです。

私にとって落語のなかにはありとあらゆる学びがありました。
そのひとつが「表現の柔らかさ」です。
今回は書籍という活字の世界にて「柔らかさ」を表現すべく、講義形式を採用してみました。実際に受講者を集めて講義を行い、それをもとに私が原稿を書くという「講義ライブ本」です。

これは、どうすれば落語的で柔らかい表現ができるかと自問自答した結果です。

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上手な落語家さんの表現の「柔らかさ」というのは大いに刺激的です。
正直、感心を通り越して落ち込むほどです。
まくらのネタとか、落語の演目とはちがうレベルの柔らかさ。
よくビジネスマンが落語のネタを真似してウケなかったという話を聞きますが当たり前。
ネタというコンテンツじゃなくて、人間表現の柔らかさなんですから。

でも、この「柔らかさ」というのは「わかりやすさ」と根本的に異なる面を持っているように思います。

よく見かけるパワーポイントで作ったわかりやすいスライドや、図解が多いビジネス書は私にとって幼稚なだけで、まったく柔らかさが感じられません。
パターン化による効率化や相手を舐めた手抜き感がむしろ「硬さ」となって、すごくイヤな感じを受けます。
(まあ、それが世間的にウケている事実を否定はできないんですが)

最近そういったモノから離れて自分の道を追求しています。
あれだけ不自由なシチュエーションで戦っている落語家に負けてはおれん。

はやく今回の本の方向性でIFRS(国際会計基準)について書きたいのですが、IFRSの場合、ネタそのものに力がありすぎるので、どんな下手くそが書いてもそれなりのカタチになってしまうんですね。それが怖い。

いまのところネタのパワーに頼らない表現力を身に付けるべく修行中です。
こと原稿について、この修行はまだまだ始まったばかり。

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