チキンラーメン、そして苦々しい思い
法事も体調不良も一段落。連休はどこにも出ないでガキと2人でゴロゴロ。
「パパお腹すいた」・・・・・しかし料理ができるはずもなく、2人でスーパーにチキンラーメンを買いに出る。
帰りのエレベーターで知らないおばさんに
「これからパパとごちそうでチキンラーメンなんだ!」と思いきり自慢するガキ。赤面。
でも父子2人で食うチキンラーメンのうまいこと、うまいこと。
空腹でたべるチキンラーメンは「この世でうまいもの」3本の指に入ります。まじで。
***************************************
結婚して相手親族と係わりができ、子供ができて家族が増え、そして年齢を重ねるごとに抱えるものが大きくなりました。
相方のお父さんがなくなって親族が集まったりすると、故人の背負っていたものがうっすら見えてきます。
「なんとかなるさ」と楽天的に生きる人たちの影に、「なんとかしてきた」人がいます。
「なんとかなるさ」でなんとかなればいいが、「なんともならない」ときになんとかすることを「責任を取る」というのでしょう。
「なんともならないことをなんとかした」人間はそれを黙ってしまい込んで語らない。
自分の家族や部下が「なんとかなるさ」と言い続けられる幸せな状況を維持した強さは亡くなってから分かるものです。
一昔前、Y2Kの誤作動が話題になったころ、里帰りした我が家族のために黙々と飲み水を用意していた私の父親。
みんなで「心配性だね」と笑っていた。私も。
そんな父親が亡くなって数年。
父親がどれだけ影で「なんとかしてきたか」が分かる年になって、本当に申し訳なかったと苦々しい思い。
いくら相手が父親でも、あれは失礼だったろうと。
しかしこの苦々しい思いは、時間を戻して謝るという性質のものではない。
きっと自分が「なんとかする」ためにかっこわるく足掻いて悪口を言われ、いつの日かガキに苦々しい思いをさせることでしか贖えないんだろうな。
本当は口だけでも「なんとかなるさ」と言ってみたいが、最近どうしてもその言葉が口からでない。
posted at 16:50 in 日記・コラム・つぶやき
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/153995/47274135
この記事へのトラックバック一覧です: チキンラーメン、そして苦々しい思い:




コメント