« 天気のいい祭日にやることは、 | トップページ | 電車内のホラー »

2009年11月 4日 (水)

超オススメ、推薦図書

私はアンケートというものにほとんど興味がない。お客さんの反応を見ればだいたいわかる。
無理して書いてもらわなくても、ちゃんとした意見はちゃんと耳と心に届く。
だから放っておいていいのである。

・・・と言いながら、届いたものをここで披露するのは気が引けるのだが、でもやっぱり書きたいので、本人の許諾も得ないで書いてしまおう。

****************************************

先日、「企画のネタ帳 30キーワードで楽々ネタ出し!」という本が著者の山口照美さんより届いた。本が届くのは珍しいことではないが、私は山口さんとは面識がない。出版社との係わりもない。
不思議に思って拝見したところ、山口さんが私の本を読んだ縁で感想と共に、初めての著書を送ってくれたらしい。

「企画のネタ帳」を読み始めた。年中、企画のことを考えている私は余裕を持って読み始めたが、途中からだんだん引き込まれ、そして後半、突然に盛り上がりがやってきた。

彼女が子どもだった頃のエピソード。お母さんが手作りのキレイな通帳をつくっておカネを預かってくれたそうだ。お母さんがおカネに困って娘の小遣いを狙ったとわかったのはずっとあとになってのことらしい。そんなカネのない状態でも、娘のマナーなどはちゃんと教えてくれたお母さん・・・このネタの部分、圧巻。企画の本なのになぜか不意を突かれて胸が熱くなる。

いまのような時代を生きるには、貧乏や不幸を笑い飛ばす落語を聞くのが一番。それとともに、貧乏ぐらい「工夫で何とかしてしまう」親をもつことが子どもにとってどれだけ心強いことか。
冬のボーナスが出ないくらいでビビっていちゃあ、子どもが太く育ちません。なんとかファミリーとか、なんとかキッズという雑誌を読むまえに「工夫できる」親にならないといけません。
せめてわが子はいい学校に・・・・では工夫なさ過ぎ。子どもが偏差値バカになるだけ。

****************************************

ここのところ、中小企業の経営は本当に厳しい。そんな中小企業の経営者に相談されても掛ける言葉がなく、実は少々めげておりました。

でも、このお母さんのエピソードで私も思い返しました。ダメだと思っても工夫、工夫、ナンボでも工夫の余地はあるはずだ。簡単にめげてはいられません。

私のつまらない会計の本に丁寧な感想を添えて新刊と共にお送りいただいた山口さん、感謝です。そしてそんな彼女を育てたお母さんに心から拍手。
こういう感謝は次の世代に向けていかないとダメですね。がんばろっと。

皆さんもぜひご一読ください。とくに父親、母親の皆さん、やられます。

posted at in 書籍・雑誌

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/153995/46668598

この記事へのトラックバック一覧です: 超オススメ、推薦図書:

コメント

コメントを書く




※メールアドレスはこのサイト上には表示されません



※URLへのリンクが表示されます。