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2009年10月25日 (日)

過去・現在・未来

くだらない凡戦だった菊花賞を見終えたあとで、娘とお茶の水の楽器屋に向かう。
誕生日プレゼントにエレキギターが欲しいというので買いに行った。
自分が高校時代、バイトしたカネを握りしめて上京したお茶の水の楽器屋。
同じ店で娘にギターを買うことになるとは。(息子でなく娘というのが誤算ではあるが)
選んだ黒のストラトはなかなかのセンスだ。
こんなに嬉しい買い物はそうそうあるものではない。

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中学と高校時代、寝る前に欠かさず聞いていたラジオドラマの番組名がやっと判明。
ニッポン放送「夜のドラマハウス」。
いまの私の落語好きや、テレビ嫌いのラジオ好きはすべてこの番組がルーツである気がする。
この番組こそわが青春。耳で感心し、感動した青春時代。

たまたま仕事の関係で、この番組の放送作家さんとお話しする機会があった。
やさしいご本人からシナリオ本も貸してもらう。すると本に挟み込まれた手書きのスケジュールメモ。なぜか緊張。

このシナリオ本を読んでいるうち、今の原稿に気合いが入るだけでなく、将来やりたいことがメラメラと沸き上がってくる。

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憑いていない男は、よく「明日」の話をする。
だが「『明日』を見た者なんかいないさ」という侮辱の仕方は正当ではない。

昨日・今日・明日。
これを生活の連続の喩ととるのを私は止めたいと思う。
そして「ときには後へも退る一羽の鳥の運動」としての思想の喩、として考えてみたいと、私は思っているのである。

「遊撃とその誇り-寺山修司評論集-」三一書房より

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