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2009年9月27日 (日)

シルバーウィークの平凡な日常:その4

どうやって人と知り合いになるか、どうやってビジネスの相手を見つけるか。
これは個人によってかなりちがっており、人はそれぞれに自分のパターンを持っているように思う。

私の場合、誰かの紹介によって人と仲良くなるケースがきわめて少ない。
紹介はするのもされるのも苦手である。そこに理由はない。
ホームパーティーに呼ばれると10万円払っても断りたいと思うし、「思わずくつろいで長居してしまいます」とぜったいに言われない家庭を築くのが夢だった。
よくよく考えてみるに、私が信頼している人間のほとんどは自分の講義が縁で知り合ったことが始まりになっている。昔の教え子、講義に来てくれた受講者などなど。
講義がもとでつながった縁というのは格別である。10年、20年以上経っても勇気づけられる。たった一言、たった一通のメールだけで十分。
また、こうした講義を聞いてくれた人から、「ぜひこんな仕事を」と頼まれたケースでは高い確率でうまくいっている。向こうも私のことを分かってくれており、こちらも遠慮せずモノが言える。

一方、人からの紹介で会い「ぜひ噂の田中さんにウチの会計コースの担当を」というケースはほとんど失敗に終わる。
・・・ちなみに「噂の田中さん」って大げさな人に限って私の話を聞いたことがなく、本も読んでない。こういう人からの依頼って自分のなかで消化できない。「この人、自分の仕事をうまくやりたいだけなんだろうな」としか思えないし(ホント心が狭い、オレって)。

いろいろ考えた挙げ句、いまの原稿を終わらせたら、来年はありとあらゆる講義・講演・セミナーの場に出ようと決めました。新鮮な出会いと感動を求めて。

原稿の締め切りに追われてプレッシャーに苛まれ、新規プロジェクト企画に唸り続け、新しいメディア収録の仕事でも空しさを感じてしまった今年の反省。こんな生活はもうイヤだ。

効率的なロングテールも、デジタルなつぶやきも、クリティカルな発想もなにも要りません。実際、目の前にいる人だけを大事にするライヴの仕事に集中してみたい。アナログへの原点回帰で徹底的に自分を鍛え直してみようと思います。

会計界がIFRSで揺れはじめた今だからこそ、これを踏まえて信じる道を進んでみよう。
変化の時代こそ、新しい流行を追わず基本に忠実に。

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