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2008年12月29日 (月)

有馬記念も終わって今年もあと数日になり、本の整理を敢行。
古本屋に売ったのは段ボール箱15箱相当。
身体がほどよく疲れ、本棚も空いて気分もスッキリ。
ところが翌日の今日。

・・・・え? ・・・・・そんなバカな??
大事な本をまとめておいた段ボールを間違って売ってしまった。
書きかけの原稿にどうしても必要な本などなど。
真っ青。

急いで古本屋に向かうも、買い戻せたのは数冊。
書き込みが激しいので売り物にならないと処分されてしまったらしい。

ことしはパソコンが壊れて原稿がパーになったり、資料が無くなったりといろいろあります。
でもなんなのでしょうか、このさわやかな喪失感は。

「世の中はうまくいかない」・・・こんなもんです。
パソコンや資料がなければそれにあわせてやればいいだけのはなし。
うまい酒が飲めて、よく寝られて、次の日にまた起きられるかぎり、なにも問題はないさ。
原稿なんていくらでも書けばいいし、資料がなければ自分の頭で考えればいいだけのこと。

立川談志サイン付きの本が帰ってきただけでよしとしよう。

2008年12月24日 (水)

面白いドイツ小説を読んだ。
「世界の測量-ガウスとフンボルトの物語-」ダニエル・ケールマン著 瀬川裕司訳 三修社
不便で退屈な時代だからこそ、夢と希望と冒険心を失わない挑戦者たち。
ストーリー展開で読ませる小説を多く読んだ目に新鮮、オチのない哲学的小説。

一転して素晴らしいオチの絵本。
「急行『北極号』」C・V・オールズバーグ著 村上春樹訳 あすなろ書房
この季節に最適、心が温かくなる1冊。

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クリスマスイブは暗いうちに起きて午前中に仕事を終わらせる。
昼に娘と待ち合わせしてサンシャイン劇場へ。
演劇集団キャラメルボックスの「君の心臓の鼓動が聞こえる場所」

・・・・・失敗でした。
さいきん原稿の忙しさであまり付き合えない娘と「せめてクリスマスぐらいは一緒に」と
罪滅ぼしに観に行くような芝居じゃありません。
物書きの父と娘の物語。落ち着いて見れないほど設定がきつすぎるぞ。
舞台が進むにつれ、父娘の物語に涙をこらえるので必死でした。
(もちろんすばらしい内容だったということです)

隣の娘はどういう気持ちで観ていたのやら。恐ろしくてきけません。

さてみなさん、靴下だけ用意して今晩はゆっくり眠りましょう。
メリークリスマス!

2008年12月17日 (水)

肝臓に疲れが来ていたので、忘年会消滅は意外に助かりました。
Y編集長、Oさんどうぞお気になさらずに。

ええっと、速報です。

年明けの1月8日(木)、ジェイカレッジに志の吉さんと2人で出演します。
今年の1月に続いて来年1月も。
だんだん染之助・染太郎化してきました。うれしいことです。

内容は独楽回し・・・・ではなく、時流に合わせて
「サブプライムローン問題」を扱おうと思います。
タイトルは「不況をタフに生きる」。

私のCDS(credit default swap) など金融商品の解説や世界経済の動向、
それから志の吉さんのサブプライムローン関連の落語1席。

私には「志の吉に分かるようにCDSを解説する」という、超難問が与えられました。
かつてない高いハードルです。つらいです。当日をご期待下さい。

かわった世界経済の解説になると思いますが、興味のある方、
いまさらサブプライムローン問題を学んでみたい方、どうぞご来場ください!



> おーくらさん

「大人の一夜漬け」会計講座まかしといてください。
いま来年の予定を立てていますが、絶対開催します!
体力を蓄えてお待ちください。

2008年12月16日 (火)

いまさらスタッフと12.1打ち上げを終え、早めに帰る。
テンションの高い毎日から、やっと「ふつうに忙しい日々」に戻りつつあります。

さて年末年始は執筆に向かえそうでわくわくします。
株価下落に不景気、いい時代がきたもんだ。書きたいことが次から次へと浮かんでくる。

今日、本棚をみて「ほとんどが捨てられるな」と思いました。
過去のビジネス書に意味が無くなってきた時代。

自分のなかでも過去の蓄積とか経験をすべて捨ててしまいたい心境です。
すべてを捨て去ってゼロからスタートして果たして何が生まれるのか。
自分自身でも期待していてみたいと思います。
さあ、来年もまた面白いぜ

2008年12月12日 (金)

12月1日「まぜるな危険」を観に来てくれた会計士の後輩たちから多数のメールをもらった。
中には数年ぶりの後輩や教え子もいて懐かしい限り。

でもひとつ妙に気になったのが、
「ビジネスと落語の異文化交流、すごいですね」とか
「私ももっと世界を広げて異業種交流をしたいと思います」
などと異文化交流・異業種交流ということばが連発されていること。

・・・・・だから君たちはダメなんです。

異文化交流などという言葉が出てくること自体、異文化ということを肯定している、
つまり、自分と相手はちがうんだということを前提にしている。
社会における「職業」という役割の中でしかモノを考えられなくなっているということです。

会計士という役割、そんなものは社会との関わりの中だけで存在するものであり、
個としての人間の中では捨ててしまわないといけない。

会計士であろうと落語家であろうと銀行員であろうとタクシー運転手であろうと、
人間というのものは立って半畳、寝て一畳。たったそれだけの存在。みんな同じなんです。

同じ人間としてみて、すごいヤツがいれば悔しがればいいし、落ち込んでもいい。
ときには自分の中で喧嘩腰になってやらないとダメです。成長はない。
職業という安全な役割に逃げ込んで「異文化交流」とは何事であるか。
異業種交流だ、人脈づくりだ、名刺交換だといっているとろくな人間にならんぞ。
安易なビジネス書に頭をおかされるのもいいかげんにしなさい。

男は負けてたまるかという気合いです。気合い。気合いがすべて。

2008年12月11日 (木)

クリスマスソングが耳になじんでくると、もうあと少しで年末。
いろんなことがあった1年が走馬燈のように甦る。

起きてから寝るまでのほとんどは言葉によって成立している。
先日、能の舞台を観に行って、言葉の少ない空間が妙に新鮮だった。
音楽と舞踏が奏でる静謐の心地よさ。
能は12月に観るに限る。

今年一番の想い出は、とある仕事でおもいきりしくじったこと。
その仕事の前に、ずっと長い間、気合いを入れるために聴いていた曲がある。
失敗のあと、その曲を聴けなくなってしまった。失敗を思い出してしまうから。
右脳の記憶力はあなどれない。
失恋した学生時によく聴いた曲を耳にするといまでも心が騒ぐ

今年最大の失敗から数ヶ月。
もうその曲を聴いても大丈夫だった。
乗り越えたのか、開き直ったのか、忘れたのか。
その曲名は「I cannot tell a lie 」

自分の心に嘘はつけない。
喜怒哀楽のすべてをごまかさず、正直に、まっすぐに、かっこわるく、おそれずに。

2008年12月 9日 (火)

息子(幼稚園):「パパ、おとこはぜったいあきらめちゃいけないんだよね」

父(私):「そりゃそうだ・・・・そうなんだけどな・・・・・・ 」

息子:「だったらさいごまでがんばろうよ、おとこどうしでさ」

父:「 でも、あきらめも大事なんだよ」

息子:「・・・・・・・(涙目)」

父:「泣くなよ、おまえ。男は泣くなって言ったろ」

息子:「・・・だって・・・あとひとつなのに・・・(涙が頬をひとすじ)」

父:「たしかに、あとひとつなんだよなあ。なんでうまくいかないんだろうな」

息子:「(涙を拭いて)パパ、ぜったいがんばろうよ。ふたりでちからをあわせるんだよ」

父:「そ、そ、そうか? そうだよな。お前が正しい気がしてきた。・・・・やるか?」

息子:「(目をキラキラさせて)やろうよ、パパ! ふたりでちからあわせてやるんだよ!」

父:「よおおおし、やってやるか!!!」



















最近リバイバルヒット、ヤッターマンのガチャガチャで最後のひとつが出てこない。
父と息子で「やりとげた」我が家のテーブルはフィギュアだらけ。
1208

2008年12月 7日 (日)

腑抜けと化して抜け殻のような日曜日。嵐のような1週間が終わった。長かった。

12月1日、初日の月曜日は「まぜるな危険!」。
ボストンコンサルティング御立さんから受け取って、落語家・柳家喬太郎へ渡すという役どころ。
このパスは誰も経験したことのない難しさだと思いまっせ。
アドリブで必死にこなした晩はもちろん大いに飲む。
それはいいとして問題はそのあと。

爆笑落語家と共演した睡眠不足の翌日とその翌日、某IT系企業にて朝から夕方まで会計の講義。
決してうけを狙うことなくマジメに講義。
こういう「幅の広さ」が大切なんだと自分に言い聞かせる。
・・・・油断するとすぐ面白いことを言おうとしてしまう自分。
気がつくとコロッケの原価計算を話そうとしているぞ。
いかん、いかん。喬太郎から悪い影響を受けている。
会計と経営の講義に笑いは求められていないんだ。
それにしてもこの落差はつらすぎる。

きわめつけは土曜日。
東京都立産業技術大学院の「ものづくり経営人材育成講座」専門コースにて、管理会計の講義。
抑えに抑えつつ、サブプライムに揺れる世界経済に対するメッセージを管理会計の枠組みで展開。

講義の多い1週間。それはいいんです。
落語家との共演からはじまって、お堅い大学での講義で終わる1週間。
「テンションを無理に下げ続ける」という稀に見る1週間でした。

テンションを上げるというのは意外に簡単ですが、「テンションを下げる」というのは
本当に難しいと知りました。
「オレって本当にすごいなあ」と思った1週間です(笑)。
さて来週からはテンションが高いのか低いのかよく分からない執筆生活に入っていきます。

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12月1日公演以来、いろいろな贈り物やメール、ブログへのコメントの数々。
本当にありがとうございます。
気のせいか原稿など仕事の依頼なども増えた気がします。
でもまだまだ私は目の前のことで精一杯、勉強・修行も必要でそんなに仕事をお願いされるような人間じゃありません。
マジでお願いです。どうかひとつ甘やかさないでやってください(喬太郎風)。

それにしても「まぜるな危険!」がやっと終わったというのに、次回はあれをこうして、
これをああすれば面白くなりそうだ・・・・と考えている自分がいてイヤになります。

2008年12月 5日 (金)

12.1「まぜるな危険!」の写真ができました。

公演の内容・解説はmacさんのブログに譲ります。
この男は隠したいことまで本当によく分かっています。困りものです(笑)。

・準 備  : 高座づくりの準備など開始
01

・開 演  : 私の挨拶で開演
02

志の吉  : トップバッター志の吉の演目は「看板のピン」
03

御立尚資 : 講演は「変化の時代とリーダーシップ」
04 05







※あまりに着物が似合って話が上手い御立さんを、
最後まで「経済通の落語家」と思っていた人がいるそうです(笑)。


田中靖浩 : 講演は「戦略『腹』を鍛える」
06 07
※喬太郎に最高のバトンを渡すべく少々張り切りすぎ。


柳家喬太郎 : 長い長いまくらのあと「夜の慣用句」
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※遠目には真面目にやっているように見えますが・・・。

トークショー: さいごに4人で一緒に
09 10

ちなみに12月1日の翌日、多くのビジネスマンが喬太郎落語のチケットを
入手すべくネットに向かったという情報を得ました。

これですこしは残業が減って笑いが増え、日本も明るくなることでしょう。

2008年12月 3日 (水)

まぜるな危険!立川志の吉・御立尚資・田中靖浩・柳家喬太郎4人会
終了しました。

4kg痩せました。ここ数日だけで。
痩せるにはこういう無茶なイベントをやるに限ります。
志の吉さんと御立さんの話を聞きながら自分の内容を必死に考えた間だけで、
1kgは痩せたのではないでしょうか。

バクチをやらない志の吉さん「看板のピン」ではじまり、
次は和服の似合う現代の若旦那、御立尚資さん。
はじめて見た方が「いますぐ落語家さんになれそうですね!」
と驚くさわやかな弁舌で展開されるリーダーシップ論。
変化の時代のリーダーシップ論は落語ファンにも届いたようです。

続いては私、「戦略『腹』を鍛える」。
頭から腹への展開上、コンサルティングへの悪口が多くなりましたが、
御立さん、どうもすみません(笑)。
でも「不幸な時代を生きるのは腹の力」は今の私のポリシーです。

そしてトリをつとめてくれた喬太郎。
私と御立さんも大ファンの落語家さんです。舞台袖から腹で大笑いさせてもらいました。
会の趣旨やそれまでの出演者をさりげなく織り込んで展開される爆笑。
不思議な「狂気」全開。
演目の新作「夜の慣用句」はCDにもなっていますが、ぜひ聞きくらべてください。
今回のライブがいかに凄かったかがわかると思います。
「場の空気をつくる」とはこういう人のことです。

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舞台裏では熱心に働くスタッフたち。
映写係から緞帳スクリーンの上げ下げまで素人仕事。
その他、ボランティアの人たちも含め受付や楽屋準備などよくやってくれました。
今回の働きは文句なし。私が表で暴れられるのは君たちのおかげです。

また出演者の舞台裏も、表とまた違って興味深かったです。
気遣いの志の吉に、懐の広い親分御立さん、集中力の喬太郎に、気の小さい私(笑)。

まあ、とにかく終わりました。
満員でご来場のお客さま、出演者各位、お手伝いスタッフ、
チケット関係など助けていただいたサンライズ・プロモーションに
来場者全員にソイジョイを差し入れてくれた大塚製薬さま、
それから多くのお花や差し入れをいただいた友人・知人の皆さま、
すべての皆さまに対して心から感謝です。

どうもありがとう!

P.S.いちおう喬太郎さんも御立さんも「またやりましょう」と言ってくれましたが、社交辞令かもしれません。
私も疲れ果てて、やりたいようなやりたくないような複雑な気持ちです。

2008年12月 2日 (火)

「まぜるな危険」立川志の吉×御立尚資×田中靖浩×柳家喬太郎4人会、無事終了!
弟子Aです。
本日の「まぜるな危険」、おかげさまで無事終了いたしました。
慣れていない会場かつ多くの皆様のご来場につき、もろもろの不手際でご迷惑をおかけしましたが、
お帰りの際に「すごくおもしろかったよ!」と多くの皆様からお言葉をいただき、
スタッフ一同感謝の気持ちでいっぱいです。
タイトルどおり、どんな危険な内容になるかスタッフも想像できない中、
師匠の「これ調達しろ」「あれもやっておけ」という突発的な業務命令におびえ
眠れない日々を過ごしてきましたが、ようやく今日からはゆっくりと休めそうです。
一方、師匠は打ち上げのあと、なんだか落ち込んでいる様子。
そんな師匠は相手にせず、今夜は本当に美味しいお酒をいただきました。
本当にありがとうございました。
天気予報では「深夜から雨」とのことでしたが、終演時にはすでに雨模様となってしまい、
傘をお持ちでなかった皆様、風邪など引かれませんようお気をつけください。

数日後には詳細をアップしますのでしばしお待ちください。