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2008年10月26日 (日)

母校にて講演「地獄編」

10月25日土曜日四日市市文化会館大ホールにて、わが母校、三重県立四日市南高校の50年記念式典で講演。

会場入りすると、会場設営、パンフレットなど予想を上回る派手さに驚く。
また来場の来賓も多数。ぜんぜん予想と違うぞ。

そして最大の誤算は会場に自分の恩師が来ていたこと。
3年間お世話になった担任の先生、
人生を教わったクラブ顧問の先生、
口を揃えて「おまえの話しを聞きにきたぞ!」

・・・・・絶望的。
お願いだから遠慮して来ないでくださいよ、先生(涙)。

式典が終わり、私の講演の幕が開く。
強めのスポットライト下に見えるのは後輩たちをはじめとする1000人以上。
式典の空気が残る重い雰囲気。
会計士の講演に身構えて難しそうな顔したOBやPTAの皆さん。
違和感溢れる恩師のニコニコ顔。

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これまでいろんなところでいろんな話をしてきました。
そのなかでも今回は最悪のシチュエーションです。
これほど話しにくい場は経験したことがありません。これから先にもないでしょう。

まず高校生相手に話すというのが生まれて初めて。
自分も高校生時代は人の話なんか聞きませんでした。しかも1000人規模。
彼らをどう勇気づければいいのか、それについて経験はないし方法も知りません。

加えてわざわざ来てくれた自分の恩師たち。
恩師の話をする予定が、本人に来られては話しにくくてしかたない。
その昔、初めて親の前で講演したときも緊張しましたが、今回はその比ではありません。

これまでに経験したことのない、そしてすることもない厳しい状況。
会場を見渡したところで普通なら「頭の中が真っ白になる」というところですが、
白くなるどころか「カチッ」と妙なスイッチが入ってしまい、真っ赤っかに燃え上がってしまいました。

やっぱり恩師の前で情けない姿は見せたくないものです。
後輩に平気で寝られるような講義をする姿を恩師に見せたくはない。
そんなテンションの低い姿を1時間も晒すくらいなら、死んだほうがマシです。
自分でもまったく理解不能なファイトが沸いてきてしまい、あとで怒られても出入り禁止でもいいやと、かなり暴れてしまいました。

すこしの後輩だけ分かってくれればいい。「やれよ、お前たち」という言葉を超えた魂を伝えるつもりで。

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・・・・・講演にいらっしゃった在校生、先生、PTAの皆さまそういうわけです。
式典に似合わぬ講演内容、ほんとうに失礼しました。
後輩のジャズピアニスト槙田ゆきが上手に会のラストを締めくくってくれたからいいようなものの、反省しています。
(よく反省はするんですが治らないんです)

夜も校長のお誘いでお祝い会に出席させてもらい、飲み過ぎて新幹線に乗り遅れ。
結局東京に戻れずホテルに泊まるハメになりました。アホです。

南高校の先生、100周年記念のときはもっと真面目にやりますので、よかったらまた呼んでください。

・・・・・そうかこれは今の在校生にお願いした方がいいのか。
在校生諸君、リベンジのため50年後にまた呼んでくれ。ぜったい予定は空けるので(笑)。

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コメント

我が母校での講演、お疲れ様でした。
相当なプレッシャー、お察し致します。

>あとで怒られても出入り禁止でもいいやと、かなり暴れてしまいました。

いや~、ぜひ聴いてみたかった(笑)

でも「火事場の何とやら」じゃないですが、そういう切羽詰った状況で何とかできるのが、おそらく田中さんの田中さんたる由縁でしょう。

それに前の記事にも好意的なコメントが寄せられていましたし、「魂」は伝わったということでいいんじゃないですか?

投稿: うら | 2008年10月 27日 00:42

うらさん

> 相当なプレッシャー、お察し致します。

プレッシャーなどというなま易しいものじゃありませんぜ、旦那。

だからこそ後輩たちの反応は嬉しいかぎりです。

投稿: たなか | 2008年10月 27日 23:34

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