故郷の夜
昨日22日、休みでもないのに故郷の三重県四日市市まで。仕事。
地元のFM、ポートウェイブのスタジオに向かおうとしたところトラブル発生。
・・・・タクシー見当たらず。生放送までほとんど時間がない。
運良くタクシーが通りかかりギリギリセーフ。やはり神様は居る。
折しも確定申告シーズン。
地元の気安さから、会計人の悪口と自分の自慢をべらべらと20分以上も話す。
知り合いが聴いていないことを祈りつつ。
夜は中小企業同友会で講演。
地元四日市で講演というのはこれが初めて。
***********************************
翌日、緊張が解けてダラーっと脱力感溢れる新幹線の車中。
これまで何度、新幹線で故郷と東京を往復してきたことだろう。
「これから東京生活が始まる」とドキドキして乗った大学1年のときの新幹線。
あれから長いときが流れた。
いろんなことがあり、いろんなことがあり、いろんなことがあった。
故郷と東京をつなぐ新幹線のなかで、いつもそのときの喜怒哀楽を持てあましていた。
「こんなことで負けられるかい!」と自分を一生懸命励ますことが多かった。
昔からまったく変わらないのが、自分の「負けずギライ」な性格。
それだけで上京してからずっとやってきた気がするなあ。ほんとそれだけ。
「負けずギライ」は凡人に与えられた最強の武器。
いまでも自分以上に「負けずギライ」な奴って見たことないしね。
高校の友人に呼んでもらった故郷での講演会。
地元の経営者に交じって、同じく高校の友人、25年振りに再会の酒屋の若旦那までいるぞ。
やりにくいから来るなよ、お前。でもそっちも「大丈夫かな?」と不安だよな。落ち着かないのはお互い様か。
・・・・こうなると「負けずギライ」モード全開。
会計だかなんだか、話の内容など、どうでもよし。
「高校の友人に恥をかかせられるかい!」となるわけで。
かつて一度も経験したことのない心持ちでの講演でした。
***********************************
高校時代は単なる同級生。
しかしそれからの長い年月、別々の場所で別々の人生を歩んでいる。
だからといって久しぶりに同窓会で近況報告、というのもあまり好きではありません。
こんなふうに「お前たちのために一発やったるで、任せとけ!」
と思えるのも不器用な友情のかたちということで。
夜ふけまで一緒にいい気分で飲んだ故郷の夜。
やっぱり同級生っていいもんだなあ、と思う故郷の夜。
また約束などせずにいつか会おう。
posted at 13:09 in 日記・コラム・つぶやき
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/153995/40230128
この記事へのトラックバック一覧です: 故郷の夜:




コメント
三重まで田中さんを呼びつけた張本人、高校時代の同級生です。
今回講演していただいた場は、三重県中小企業家同友会なる、経営者団体。地域の中小企業のオヤジがマジメに経営の勉強をしている会です。(女子ですが、私も会員。しかし、脳天に付いてるのジッパーを下ろすと、中からおっさんが出てきます)
勉強好きなオヤジ達のこと。講演やセミナーにはかなり積極的に参加されており、「耳年増」であることマチガイない。
そんな聴衆を前に、まさしく感動の嵐が巻き起こったのであります。会で運営するMLには、「目からウロコ」「運命を変えた話が聞けた」などなど、おっさん達から熱いメールの投げ込みが続々と。ホントに続々なんですよ。
いやぁ、今更ながらで失礼しますが、恐るべし田中パワー。「完全勝利」です。
“世の一隅に光を照らす。これ国の宝なり”
これ、田中さんが著書にサインと共に書き入れてくれたメッセージです。覚えてますか?
このブログ読んで、メッセージの裏側にある深~い意味を受け取った気がします。
世の一隅=故郷 私はその故郷で、タウン誌の出版をしております。
田中さんの大切な故郷の若者たちに、夢を贈れるような仕事をせねばなりません。
今回のお礼の気持ちを精一杯こめて……。
投稿: いちかわ | 2008年2月 27日 14:47
> いちかわさん
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
あんまり褒められると恥ずかしいです。
でも、ありがとう。
投稿: たなか | 2008年2月 27日 16:57