故郷の夜
昨日22日、休みでもないのに故郷の三重県四日市市まで。仕事。
地元のFM、ポートウェイブのスタジオに向かおうとしたところトラブル発生。
・・・・タクシー見当たらず。生放送までほとんど時間がない。
運良くタクシーが通りかかりギリギリセーフ。やはり神様は居る。
折しも確定申告シーズン。
地元の気安さから、会計人の悪口と自分の自慢をべらべらと20分以上も話す。
知り合いが聴いていないことを祈りつつ。
夜は中小企業同友会で講演。
地元四日市で講演というのはこれが初めて。
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翌日、緊張が解けてダラーっと脱力感溢れる新幹線の車中。
これまで何度、新幹線で故郷と東京を往復してきたことだろう。
「これから東京生活が始まる」とドキドキして乗った大学1年のときの新幹線。
あれから長いときが流れた。
いろんなことがあり、いろんなことがあり、いろんなことがあった。
故郷と東京をつなぐ新幹線のなかで、いつもそのときの喜怒哀楽を持てあましていた。
「こんなことで負けられるかい!」と自分を一生懸命励ますことが多かった。
昔からまったく変わらないのが、自分の「負けずギライ」な性格。
それだけで上京してからずっとやってきた気がするなあ。ほんとそれだけ。
「負けずギライ」は凡人に与えられた最強の武器。
いまでも自分以上に「負けずギライ」な奴って見たことないしね。
高校の友人に呼んでもらった故郷での講演会。
地元の経営者に交じって、同じく高校の友人、25年振りに再会の酒屋の若旦那までいるぞ。
やりにくいから来るなよ、お前。でもそっちも「大丈夫かな?」と不安だよな。落ち着かないのはお互い様か。
・・・・こうなると「負けずギライ」モード全開。
会計だかなんだか、話の内容など、どうでもよし。
「高校の友人に恥をかかせられるかい!」となるわけで。
かつて一度も経験したことのない心持ちでの講演でした。
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高校時代は単なる同級生。
しかしそれからの長い年月、別々の場所で別々の人生を歩んでいる。
だからといって久しぶりに同窓会で近況報告、というのもあまり好きではありません。
こんなふうに「お前たちのために一発やったるで、任せとけ!」
と思えるのも不器用な友情のかたちということで。
夜ふけまで一緒にいい気分で飲んだ故郷の夜。
やっぱり同級生っていいもんだなあ、と思う故郷の夜。
また約束などせずにいつか会おう。


