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2007年9月13日 (木)

志の輔 at 国立劇場

ノートパソコンはいいやつに買い替えたし、ホテルにはLANがあるし、出張先でもネット接続には困らない。
数年前は「ピ~ヒャララ~」と必死にモデム接続していたのが嘘のよう。

我々が手にできる情報が飛躍的に増加した裏側で、情報の寿命が短くなった。
雑誌やテレビ、書籍までもが「新しい情報・ネタ」を狂ったように求め始めている。
新しいことだけで価値があるというおかしな現象が生まれ、基本は何かという問いが失われつつある。

「オッパッピー」な人は、いつぐらいに「なんでだろう~」、「ゲッツ!」、「佐賀~」な人になってしまうのか、いまから心配してしまう。

昨日の志の輔 at 国立劇場 「ひとり大劇場」。
志の輔さんに限らず、そして落語に限らず、ある程度売れてくると「リピーター」と「初めての人」の両方が劇場にやってくることになる。
この状況は表現者としては非常につらい。
どちらかだけなら何とかなるのだが、リピーター&初めてのお客さんを両方満足させるのはすごく難しい。
ここでだいたいみんな挫けることになる。
その難しいバランスをとってしまうから、やっぱり志の輔師匠はスゴイ。

落語2席のあと中入り。そのあとの3席目が圧巻。
「落語×24(ご存じ米人気ドラマtwenty-four)」
落語の途中、真っ暗になった場内のスクリーンにtwenty-four的分割画面とあの時を刻む音。度肝を抜かれる場内。

あの現状に満足しないチャレンジ精神、しかもやみくもにチャレンジするのではなく、基本をぜったいハズさないで追求し続ける凄み。

いまから来年1月のパルコが楽しみだ。

posted at in 落語

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» ■落語というエンターテイメント トラックバック 飛行機が好きな美濃焼エバンジェリストのBlog
まさに圧巻。 2000名の会場を、一瞬にして自分のものにしてしまう志の輔師匠。 「まいりました」という感じ。 落語を聴くというより、エンターテイメントを楽しませてもらっている感覚に近い。 生まれて初めて、しかもこんなにも早くに訪れた志の輔師匠の落語を聴く機会。 そんな機会を僕に与えてくださったMacさんと田中靖浩さん、そしてSさんには本当に感謝しています。 ありがとうございます! 僕の表現力では、当日の感動とすごさを伝えきれないので、ここは一つ、MacさんのBlogを参考に... 続きを読む

受信: 2007年9月 19日 13:06

コメント

先日はありがとうございました。MHRたけです。
昨日のブログを見て居ても立ってもいられなくなって、定時で会社を飛び出し国立へいってきました。6時5分に並んで8枚の当日券の最後の1枚を手に入れることができました。中入り前の2席もよかった。24のような落語、圧巻でした。
DVD買ってしまいお金が。。。。
明日は残業です。

投稿: たけ | 2007年9月 14日 01:00

> たけさん
約1700席の劇場で当日券たった8枚。
その最後の1枚なんてすごいじゃないですか!
それにしてもすごかったですねえ~。

投稿: たなか | 2007年9月 14日 01:34

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