縦書きと横書き
最近、パソコンのモニターに「横長」の傾向が顕著です。おそらくテレビの横長傾向を受けてのことでしょう。
しかし原稿を書く身からすると、これはきわめて不便。
紙を縦置きの状態で書くことがほとんどなので、横長スクリーンだと数行しか収まりません。
そんなわけで、時代に逆行する、こんな縦置回転可能モニターを購入しました。
これならA4サイズが画面にすべて収まります。
しかし、これでもなお、入力に違和感が残ります。
結局、モニターの問題ではなく、「文字の横入力」という問題ではないか?
と思えてきました。
日本語という言語自体が「横書き」に向いていないのではないでしょうか。
そんな私の仮説を裏付ける1冊を発見。
「わが子に伝える『絶対語感』」外山滋比古著、飛鳥新書
この本によれば、その昔、日本語は「縦書き」が基本でしたが、昭和27年の内閣通達により公文書は横書きに変わりました。
タイプライター向きという無茶苦茶な理由で。
一二三四、日月旦鳥木書
など日本語は、横の字画が目立つのに対して、
nmbduw
などアルファベットは縦の字画が強調されています。
もともと横字画の日本語は縦書きのほうがすわりが良く、アルファベットは横書きのほうが落ち着くようにできているんですね。
なるほど。
ちなみに私がこれまで書いた本もほとんどが縦書きです。
本当は数字・数式を使うには横書きの方が楽なんですが、どうも落ち着かないんですね。
自分で本を読むときも縦書きのほうが圧倒的に楽です。
かといって、いまさらパソコンで縦書き入力は不可能だし、原稿を書く身としては、本当に困ったものです。
こればかりは視力が良くなってもどうにもならない問題です。
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