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2007年9月11日 (火)

伝統

「人間のすべては25歳までに決まっている。あとはそれを実行していくだけだ。」
とは哲学者ベルグソンの言葉だったか。

この夏に読んだ本の中で、もっとも衝撃的だったのがこの1冊。
「現代落語論 笑わないで下さい」立川談志著 三一新書(絶版)

今日落語会で見た談志はこれを29歳の時に書いたという。

平均寿命の短かった時代のベルグソンの25歳をいまふうに30歳にして、人間はやはり30歳くらいで決まっているものなのだろうか。
きっとそうなのだろうな。

なかなか「あんなふうな老人になりたい」と思える人はいない。
そんな数少ない一人の70歳。頭が良くてカッコよくてチャーミングな70歳。

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■「落語を知らない」ブログ読者さまへ■

いちど立川志の吉の落語を生で聴いてみてください。
隔月で東京建物八重洲ホールで開催されています。
次回は10月16日(火)です。(詳細・申込は古典空間のホームページから)

その後、志の吉が惚れ込み、人生を賭けて弟子入りした「立川志の輔」の落語を聴いてみてください。
チケット入手はかなり難しいですが。

その後、立川志の輔が惚れ込み、人生を賭けて弟子入りした「立川談志」の落語を聴いてみてください。
チケット入手はすごく難しいですが。

その後、興味を持った方は古本屋で「現代落語論」を入手して読んでみてください。
私の衝撃がお分かりいただけると思います。

この本を29歳で書いた家元が、弟子志の輔に伝えたもの。
その志の輔にあこがれ、必死に何かを学ぼうともがく志の吉。
師匠から弟子へと受け継がれていくもの。
「伝統」ってこういうことなんです、きっと。

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コメント

私は、次は「立川談志の落語」、です。
チケット入手がんばろうっと。
読了後の衝撃が今から楽しみです。

投稿: おん | 2007年9月 13日 09:00

> おんちゃんへ
次は家元(談志)ですね。もう公演も少ないからチケット難しいけど、ぜひがんばってね。

投稿: たなか | 2007年9月 14日 00:26

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