下手な考え休むに似たり
リフレッシュのため、北海道に行って新鮮な空気を吸ってきます。
数日パソコンを含め連絡不通になりますが、関係者のみなさまどうぞお許しを。
先日帰宅すると、玄関に物干し竿(さおだけ)が数本。
私:「どうしたの、これ?」
と訊いたところ、近所の主婦で話題のさおだけに買い替えたとのこと。
私:「話題のさおだけって、何?」
ベランダを見ると、我が家のさおだけがこれに代わっていました↓。
風が吹いても洗濯物が「寄らない」さおだけなんだそうで。
私:「ふ~ん」
これはたしかに「寄らない」構造だ。それはわかる。
しかし「寄らない」ことがそれほど価値あることなのかどうか、私にはよくわからない。
私:「これ、いくらしたの?」
などと、余計な口を挟むのはやめておくことにした。
さおだけ屋が潰れないのにはそれなりの理由があるということだろう。
商売は本当に奥が深い。
・・・・こうした、たゆまぬ企業努力を山田真哉氏は知っているだろうか?
妙に慌ただしいと思ったら、9月中間決算の営業日末日。
夏が終わったと思ったら、もう今年もあと3ヶ月。早いな。
久しぶりに再会の編集者の方と打ち合わせ。
大学生就職サイトの連載仕事が決定。
旧友と仕事するようでワクワクする。
初めて会ったときから10年以上。本当に早いな。
もう「若い」という年齢ではないと実感することが多くなった。
かといって実績経験十分の「ベテラン」という年でもない。
物理的に生まれてからの日々を数えてみれば、44年と1ヶ月。
日本人男性平均年齢の半分は越えた。
若いというポジションで仕事をすることもできる。
徹夜だって1日、2日なら十分可能。
それなりの経験をもとにベテランの仲間に入ることもできる。
自分の経験を話して、場が成立してしまうようになった(すごく気持ち悪い)。
格式張ったパーティーで司会も乾杯の音頭もその場でOK。
40代半ばという年齢は、こと仕事に限っては人生のピークであるのかも知れない。
何でもできる40代。ここをどう過ごすか。
「ここは大人しく過ごした方がいい」とささやく自分。
「ここでやらなきゃどうするんだ」と抵抗する自分。
毎晩毎晩2人の自分の戦い。
酔えば酔うほどその戦いは激しくなるばかり。
いつまでたっても、人生、夢と絶望の戯れ。
忙しいといえば忙しいし、そうでもないといえばそうでもない。
うまくいっているといえばうまくいっているし、そうでもないといえばそうでもない。
大変といえば大変だが、そうでもないといえばそうでもない。
結局、自分が現実だと思っている状況のほとんどは、心がつくりだしている像に過ぎないのだろう。
わが心の置きどころがすべて。
毎日を楽しくするためには何ごとに対してもどっしり構えてやらないと。
最近、パソコンのモニターに「横長」の傾向が顕著です。おそらくテレビの横長傾向を受けてのことでしょう。
しかし原稿を書く身からすると、これはきわめて不便。
紙を縦置きの状態で書くことがほとんどなので、横長スクリーンだと数行しか収まりません。
そんなわけで、時代に逆行する、こんな縦置回転可能モニターを購入しました。
これならA4サイズが画面にすべて収まります。
しかし、これでもなお、入力に違和感が残ります。
結局、モニターの問題ではなく、「文字の横入力」という問題ではないか?
と思えてきました。
日本語という言語自体が「横書き」に向いていないのではないでしょうか。
そんな私の仮説を裏付ける1冊を発見。
「わが子に伝える『絶対語感』」外山滋比古著、飛鳥新書
この本によれば、その昔、日本語は「縦書き」が基本でしたが、昭和27年の内閣通達により公文書は横書きに変わりました。
タイプライター向きという無茶苦茶な理由で。
一二三四、日月旦鳥木書
など日本語は、横の字画が目立つのに対して、
nmbduw
などアルファベットは縦の字画が強調されています。
もともと横字画の日本語は縦書きのほうがすわりが良く、アルファベットは横書きのほうが落ち着くようにできているんですね。
なるほど。
ちなみに私がこれまで書いた本もほとんどが縦書きです。
本当は数字・数式を使うには横書きの方が楽なんですが、どうも落ち着かないんですね。
自分で本を読むときも縦書きのほうが圧倒的に楽です。
かといって、いまさらパソコンで縦書き入力は不可能だし、原稿を書く身としては、本当に困ったものです。
こればかりは視力が良くなってもどうにもならない問題です。
己の肉体のみで勝負せざるを得ない世界陸上の負けは仕方がないとして。
柔道とレスリングのニッポン敗退には、とても根深い問題を感じる。
山下泰裕氏が国際柔道連盟の理事に再選されなかった。おそらくその流れだろう。
誤審問題で日本の金メダル候補選手が敗れた。レスリングの気合い系Jr.もしかり。
さあ、どうするどうする?
・ルールの変化自体を政治的に支配する
・あるべきルールに固執して勝敗と違ったところに価値を見出す
・ルールの変化を受け入れたうえで勝つ
これは個人や組織を越えたテーマなのかもしれない。
実は日本という国、意外にも「ルールの変化を受け入れたうえで勝つ」ことが得意な国だと思うのです。
だからこそ柔道とレスリングには、北京オリンピックで本当に頑張って欲しいな、と思います。
「勝利ってどういうことなんだろう?」
おそらく今回の敗戦で、北京オリンピックまで苦悶の日々が続くことでしょう。
儲けたヤツが勝ち。偏差値の高い学校入ったヤツが勝ち。
世間的に承認されたモノサシで勝ったヤツが勝ち。
・・・・・・なんとなくそうじゃないよな、とみんなが気付き始めた今だからこその悩み。
北京オリンピックでは柔道とレスリングを応援したくなるわけです。
かのケインズは株式市場の本質を、美人投票であると表現しました。
「誰が美人であるか」に投票するのと「誰が1位になるか」を当てるのとでは、投票する対象が違うということです。
切れ味鋭い、見事な喩えです。
自民党の総裁選で、麻生さん有利がひっくり返り、一気に福田首相へ流れた経緯もこれでしょう。
「勝ち馬に乗る」ことではじめて力を発揮できる政治の世界。
株式市場は基本カネだけですが、政治はカネに加えてプライドとか怨念とか、いろんなものを含みます。
数ヶ月前に見たフジテレビの「ライアーゲーム」を思い出しました。
いつかこのブログでも紹介した真っ暗闇イベント
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」の申込がはじまっています。
こちら → http://www.dialoginthedark.com/
まったく光りのない暗闇をグループで過ごすというこのイベント、人気沸騰のようでチケットがすごい売れ行きのようです。
まだ先の分は残っているようなので、ご興味のある方は是非どうぞ。
私は再び10月末に、志の吉さんと2人で行ってきます。
長かった夏休みの反動で、9月に入ってハードワーク・モード。
新幹線に乗るのも、原稿を書くのも、FAXを送るのも、常に時間に追われて忙しく過ごした。
そんなときに連休はありがたい。
すこし解放され心が緩んだだけで、いかに自分がイライラしておかしくなっていたかわかる。
信号が赤に変わりそうになると小走りになり、エレベーターでは「閉」ボタンを常に押す自分がいた。
この春、イタリアに行ったときを思い出す。
エレベーターに乗り合わせた多くの人に話しかけられた。
街を歩いていても、店の人と目が合うと微笑んでくれることが多い。(顔はマフィアのように怖くても)
そんな余裕は東京から消えつつあるようだ。
エスカレーターでは片側を空け、エレベーターでは閉ボタンを押す。
これは暗黙のルール=慣習になりつつある。従わなければ舌打ちでもされそうだ。
階段を登るのが大変だから効率を求めてエスカレーターとエレベーターが登場した。
それだけでは飽きたらず、さらなる効率を求め、数秒を惜しんで閉ボタンを押す。
そのうち「エレベーター勉強法」でも出てくるのだろうか。
いったいどこまでいけばみんな気が済むのか。
どんなに忙しくても、せめて道では走らず、閉ボタンを押さない生き方をしてみよう。
ブログの変化にお気づきでしょうか?
右側→のイラストがメガネ無しに変わりました。
イラストを描いてくれたIさんも、私も、スタッフも「似てない」。
もう仕方がないので、最近ヒゲをはやして人相を変えるべく努力しています。
現在抱えている執筆&新刊に向けて本格始動しました。
さあ方向性は決まった。「執筆の秋」。
募集開始した「大人の工場見学-ビール工場で数字を学ぶ-」への参加申込を続々いただく。
工場マニアの方、ビール好きの方、新企画に好奇心いっぱいの方、などなど。
そのなかに「製造業の決算書を学んでみたい」という声がちらほら。
たしかに製造業の会計、原価計算の壁って高いですからね。
うん、わかりました。参加者の皆さん、どうぞご期待ください。
こうした参加者の声をきちんと聞けて開催できるセミナーというのはいいですね。
普段とはちがう気合いが入ります。こういうプレッシャーは大歓迎。
上記「大人の工場見学」のほか、現在決定しているセミナーなどの告知です。
今回は参加費40万円と1000円という極端な告知です(笑)。
●Jカレッジ・ウィーンセミナー+国境なき合唱団6日間 ツアー
(2007年11月24~29日 参加費397000円)
講師は、私と高野登さん(リッツカールトン日本支社長)、鶴岡秀子さん、佐藤伝さん、小田真嘉さん、+サプライズゲストです。
内容は芸術に観光に勉強にと、信じられないくらい充実しています。
私はチラシに「会計士+謎の噺家」として紹介されています(なんやそれ)。
ウィーンで落語でも披露して、少年少女合唱団と対決してきましょうか(?)。
↓チラシをクリックすると拡大されます。
●能美市経営革新塾(2007年10月19・20日、参加費1000円)
ヤンキース松井秀喜の故郷、能美市にて2日間の経営革新塾。
「会計×経営」講演で、知人の坂本篤彦さんと2人で講師を務めます。
問合せ・申込は能美市商工会・経営支援課(0761-58-4230)まで。
月曜日の祝日、休みの追加というのは本当に嬉しい。裏ドラが乗って満貫になったような気分だ。
雑事がたまっていたので、朝起きて「やるべきこと」を書き出してたら、メールに資料作りに郵便物など40個以上になった。
なので重要性別にランク分けしてみた。
おお!、すると何から手を付ければいいのか、一目で分かるではないか! これはすばらしい!!
きっとこういうことをもっと上手くやれというのが巷の整理法とか時間術、そして最近流行の勉強法なんだろう。
朝早く起きて、しっかり時間を管理し、電車の中までやるべきことをやれば、さぞかし仕事が進んでストレスが減るんだろうな。
午前中は義務の仕事をこなして、午後は創造的な仕事をするとか。
そんなふうになれば執筆が進むかもしれん。そうなれば年に何冊も書けるかも!
・・・・・そこまで想像し、想像しただけにもかかわらず思ってしまった。
「つまんね~人生」。
無駄な時間とともに生きるほうが心地いい私って、バカなんでしょうか?
私の新企画発表です!
大人の工場見学:
『ビール工場で数字を学ぶ-見て飲んでから学ぶ決算書-』
がとうとう実現します。
開催は、第1回:10月14日(日)午後、第2回予定は12月9日(日)。
内容・お申込などの詳細はホームページにてご覧ください。
「決算書が読めれば会社がわかる」ならぬ
「工場を見て製品を飲んでから読めば決算書がわかる」
という逆転発想です。これには自信があります。どうぞご期待下さい。
そうそう、ホームページのリニューアルが完成しました!
→新ホームページトップへ
「大人の工場見学」情報もそこにありますのでどうぞご覧ください。
→「大人の工場見学」開催案内
新ホームページは、担当スタッフの気合いのおかげで、「自分ではぜったい作れないであろう」完成度と、恥ずかしさ一杯の内容です。(本当にご苦労さま!)
志の吉さんとのweb対談など新コンテンツがありますのでよかったらどうぞ。
ノートパソコンはいいやつに買い替えたし、ホテルにはLANがあるし、出張先でもネット接続には困らない。
数年前は「ピ~ヒャララ~」と必死にモデム接続していたのが嘘のよう。
我々が手にできる情報が飛躍的に増加した裏側で、情報の寿命が短くなった。
雑誌やテレビ、書籍までもが「新しい情報・ネタ」を狂ったように求め始めている。
新しいことだけで価値があるというおかしな現象が生まれ、基本は何かという問いが失われつつある。
「オッパッピー」な人は、いつぐらいに「なんでだろう~」、「ゲッツ!」、「佐賀~」な人になってしまうのか、いまから心配してしまう。
昨日の志の輔 at 国立劇場 「ひとり大劇場」。
志の輔さんに限らず、そして落語に限らず、ある程度売れてくると「リピーター」と「初めての人」の両方が劇場にやってくることになる。
この状況は表現者としては非常につらい。
どちらかだけなら何とかなるのだが、リピーター&初めてのお客さんを両方満足させるのはすごく難しい。
ここでだいたいみんな挫けることになる。
その難しいバランスをとってしまうから、やっぱり志の輔師匠はスゴイ。
落語2席のあと中入り。そのあとの3席目が圧巻。
「落語×24(ご存じ米人気ドラマtwenty-four)」
落語の途中、真っ暗になった場内のスクリーンにtwenty-four的分割画面とあの時を刻む音。度肝を抜かれる場内。
あの現状に満足しないチャレンジ精神、しかもやみくもにチャレンジするのではなく、基本をぜったいハズさないで追求し続ける凄み。
いまから来年1月のパルコが楽しみだ。
今日は多くの知り合いたちと一緒に志の輔落語at国立劇場。
明日もあるので、ネタバレを防ぐため書くのは我慢。
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仕事ラッシュの初夏から、ダラ~っと過ごした夏休みを経て、またまた仕事ラッシュの9月へ逆戻り。
緊張と緩和。
緊張のイライラの中では見えないし、緩和の休みにも見つからないものが、その繰り返しの中で見つかったりする。
この連続が大事なんだよな。心して毎日を過ごさねば。うん。
・・・・・・・ワケわかんないですね。すんません。
今週発売の雑誌「THE21」それから「プレジデント」に出ています。
(よそいきなのであんまりおもしろくないですが)
「人間のすべては25歳までに決まっている。あとはそれを実行していくだけだ。」
とは哲学者ベルグソンの言葉だったか。
この夏に読んだ本の中で、もっとも衝撃的だったのがこの1冊。
「現代落語論 笑わないで下さい」立川談志著 三一新書(絶版)
今日落語会で見た談志はこれを29歳の時に書いたという。
平均寿命の短かった時代のベルグソンの25歳をいまふうに30歳にして、人間はやはり30歳くらいで決まっているものなのだろうか。
きっとそうなのだろうな。
なかなか「あんなふうな老人になりたい」と思える人はいない。
そんな数少ない一人の70歳。頭が良くてカッコよくてチャーミングな70歳。
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■「落語を知らない」ブログ読者さまへ■
いちど立川志の吉の落語を生で聴いてみてください。
隔月で東京建物八重洲ホールで開催されています。
次回は10月16日(火)です。(詳細・申込は古典空間のホームページから)
その後、志の吉が惚れ込み、人生を賭けて弟子入りした「立川志の輔」の落語を聴いてみてください。
チケット入手はかなり難しいですが。
その後、立川志の輔が惚れ込み、人生を賭けて弟子入りした「立川談志」の落語を聴いてみてください。
チケット入手はすごく難しいですが。
その後、興味を持った方は古本屋で「現代落語論」を入手して読んでみてください。
私の衝撃がお分かりいただけると思います。
この本を29歳で書いた家元が、弟子志の輔に伝えたもの。
その志の輔にあこがれ、必死に何かを学ぼうともがく志の吉。
師匠から弟子へと受け継がれていくもの。
「伝統」ってこういうことなんです、きっと。
ゆっくり時間が取れる夏休みにやろうと思って、できなかったことがある。
それは自分の最初の著作「経営がみえる会計」を読み直すことだった。
もう8年前に書いた本。8年という歳月は長い。
実は、読みたくても、こっぱずかしくて読めないのである。
わざとやった部分があるとはいえ、あの日本語はいま読むには恥ずかしすぎる。
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独立行政法人の国立国語研究所というところから手紙が届いた。
「経営がみえる会計」と「会計ビッグバン」の1部をKOTONOHAというデータベースに収録してくれるという。
これは明治期から現代に至る日本語の研究用大規模データベースだ。
自分が死んでも永久的に残ることになるだろうデータベースに自分の文章が残るのは嬉しい。
でも、すごく恥ずかしい。よりによってこの2冊を選ばなくても・・・。
世間の興味が薄れつつある日本のプロ野球ですが、セリーグ首位攻防戦「巨人対阪神」はなかなかいい試合をしていました。
それぞれにそれぞれの貫禄が出てきた原監督と岡田監督。
原監督の表情に東京を、岡田監督の表情に大阪を感じてしまうのは気のせいでしょうか。
よく男の人生は顔に出るといいますが、地域性まで顔に出るものかも。
問い合わせの多いレーシック手術から1ヶ月経過。1ヶ月検診に行ってきました。
検診結果はまったく問題なし。視力は両目ともに片眼で2.0。
もっと小さいのも検査してくれ~、というくらいよく見えてます。
いまの状況をまとめると
・メリット
コンピュータ・運転がすごく楽になった
頭痛と肩こりが減った
・デメリット
ドライアイがひどくなった
思ったより遠視気味で、近くの焦点がつらい
というところ。メリット・デメリット比べてはるかにメリットの方が大きいです。
レーシックだけでなく自然な老眼に備え、知人のカメラマンに教えてもらった「老眼防止運動」を毎日励行しています。
折に触れて、何度か読み直す本がある。そんな1冊がこれ。
「失敗の本質-日本軍の組織論的研究-」戸部良一ほか著、中公文庫
この本をもう何回読んだだろうか。
日本軍敗退の大きな原因は「失敗から学べなかった」こと。
日清戦争、日露戦争の過去体験、勝利の定石に縛られてしまった日本軍。
一方、米軍は失敗から常に何かを学び、失敗とともに強くなっていった。
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いまHPリニューアルの最終調整中。
いちおう会計士ながら「現在、会計業務をやっておりません」と書くのは複雑。
でも決算書・申告書作成は1件もやっていないし、やるつもりもないから仕方ない。
最近一緒に飲んだ会計士Kから「それで不安にならないのか?」と真顔で訊かれた。
・・・・・。ならない。正確にはそのたぐいの不安には慣れてしまった。
いまの仕事は執筆、コンサル、講演、プロジェクト(秘密)、など安定的でない「一発」仕事がほとんど。
いつかうまくいかなくなったら?
そのときはまた新しい仕事を見つけて形にすればいいだけのこと。
「失敗」から何かを学ベる感性だけを持ち合わせていれば大丈夫。
ただ失敗から学ぶ前に「失敗に萎えてしまう」ようになったらヤバい。
大人から子どもまで、その傾向が強まっているのは気のせいか。気のせいであって欲しい。
富山は新湊での講演を終えて東京に戻る。
昨年、富山で行った志の吉さんとの公演が縁でお招きいただいた地元銀行さんの記念講演。
落語つながりのご縁。しかも新湊は志の輔師匠の生まれ故郷。
聞いていたとおり、新湊は田舎の港町だった。
でも人も空気も風景ものんびりしていい街です。
タクシーの運ちゃん2人から「またおいで、これからは魚とカニがうまいし」と言われました。
皆さんたちがとにかく嬉しそうに「自慢」していたのが志の輔師匠。
昨年お邪魔した根上町で、皆さんが出身の松井秀喜を「誇らしく」に語っていたのとちょっとニュアンスがちがう。
志の輔を語るとき、みんなが笑顔になるのだ。
私が講演で「志の輔」の名前を出したときも、老若男女、皆さんの顔がパッと明るくなった。
いいなあ、すごいなあ。
「誇り」までいかないけど、「自慢」したくなる同郷の出身者。
偉くなって、有名になって、稼げばそうなれるというものではありません。
地元の人間を笑顔にできる志の輔さんが本当にうらやましいな、と思いました。
届かぬ夢を抱き、少々元気が出た地方出張です。
明日の仕事に備えて富山入り。夏休みの反動で仕事多し。
夏に休んだといっても、なんだかんだで誰かと一緒にいることが多かったので快適な一人旅です。
ホテルで小説を読んでいるだけで心から幸せな気分。
友人や家族と一緒の休みも楽しいですが、1人の時間というのは本当に大切です。
さあ、明日は新湊で講演だ。いつもとちがう緊張。
今年は9月のはじまりが土日のため、明日9月3日が始業式。
夏休みの宿題「ヘチマの観察日記」
枯れてしまっている事実を正直に描くなら、毎日、「砂だけのプランター」の絵と、「枯れてしまったので何もありません」という日記。
正直でいいと思うのだが、やはり本人は抵抗あるらしい。涙目。もちろんその気持ちはわかる。
「しょうがないから、友だちの、丈夫に育っているやつを見て書いとけよ」
どこかで見てきた「ちゃんとしたヘチマ」を描くわが子。
これで夏休みの宿題は終わった。さあ、明日から2学期だ。
・・・・・・・・・・・・・・・
粉飾する企業とそれを見逃す監査法人、これを一方的に責めることは可能か?
9月の初日は早起きして日帰りの神戸にて講演。
休みすぎでいまいち調子が乗らないのは御愛嬌として(?)、熱心でいいお客さんに助けられました。
ところで視力2.0での講義は初めて。
最後列の表情まで思いっきり見えるという初の体験でした。
まったくこれまでに経験したことのない空気感。
これはこれで慣れるのに時間が掛かりそうです。