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2007年7月20日 (金)

切なるお願い

ここのところ毎日のように、執筆や取材や書籍などの提案をいただいている。
決算書の図形化やら、企業時事解説やら、落語コラボやら。

本当に嬉しく感謝して・・・・・・・・と有頂天になるほど、こっちもバカでもなければお目出たくもない。
「これは一体どういうことなんだろうか?」と冷静に考えている。

いまでも雑誌で会計ネタを特集するとそれなりに数字が取れるようだ。
会計本もしかり。全般的に売上が落ち気味ではあるが、まだまだ手堅い売上が見込めるという。
それだけ決算書や会計を「分かっていない」そして「分かったほうがいい」と思っている潜在的読者が多いということだ。

そのような潜在的読者の不安を煽ったり、安易なタイトルだけで売上を追うのはいいかげんやめたほうがいいのではないか? と思う。
自分で自分のクビを締めることになってしまう、とその世界に係わりつつ自問自答。

いまのような粗製濫造の果て、10年後くらいに何が残るのかというイメージをもう一度原点に返って考えてみたいと、痛切に、真剣に感じている。
誰に対して何をどうやって伝えるべきであるのか。
私自身、まだまだ時間を取って勉強しなければいけないことが山ほどある。
だからこのブログをご覧になっている業界関係の皆さま、お願いです。
「私をあまり甘やかさないでください」

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コメント

> そのような潜在的読者の不安を煽ったり、安易なタイトルだけで売上を追うのはいいかげんやめたほうがいいのではないか? と思う。

そうなんですよね。
私も最近、ある種の危機感を感じています。

雑誌とかで「世界で一番やさしい会計~」といった見出しを見つけると、「底が浅いのがいずれバレるぞ」と思ってしまいます。

粗製乱造の末になにがあるのやら……。

投稿: 山田真哉 | 2007年7月 20日 13:41

その怒りごもっとも(仲間がいて嬉しい)。

タイトルだけのごまかし、パクっても平気、2番煎じもへっちゃら、という風潮に腸が煮えくりかえっています。口には出しませんが。

怒りは自分自身へ向けて、いいものをつくるしか対抗手段はないのでしょうか。

> 雑誌とかで「世界で一番やさしい会計~」といった見出しを見つけると、「底が浅いのがいずれバレるぞ」と思ってしまいます。

でも「世界一なんとか~」って、たしか山田くんが流行らせたんじゃなかったっけ?(笑)

投稿: たなか | 2007年7月 21日 02:57

田中さん、だいじょーぶですよ。
田中さんの書籍に期待している読者は、
そのレベルの人たちなのだから。
背伸びすると、疲れますぞ。

投稿: まや | 2007年7月 21日 23:11

> まやさん
私も極端すぎるのは良くないと思いつつ、やっぱりいまは極端な背伸びモードなので、怒りにまかせてこのまま頑張ってみます。
でもスーパーマリオの「一定時間無敵」みたいなものなので、しばらくすると元に戻ります。

投稿: たなか | 2007年7月 22日 23:30

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