Tough
ここ数日、待ち遠しく心待ちにしていた連載がありまして。
それは日刊ゲンダイの連載「松坂大輔物語」。
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私は、他人に対して「2つのこと」を確認してしまう習慣があります。
①その人が人生で「ガツン」と落ち込む経験をしているかどうか
②その経験からどんなふうに立ち上がったのか
仲良くなってみると、私が魅力的と思う人は必ず「①落ち込み」をしたうえで「②自分なりに復活」をしているのです。
「①落ち込み」は必ずしも世間的に分かりやすい不幸ではなく、本人が精神的にどれだけ参ったか、ということ。
落ち込んだ経験からどうやって「②復活」したか、そのプロセスこそがその人の個性ではないかと思います。
すべての不幸を人のせいにする人、言い訳をする人、ごまかす人、不幸を消化して笑う人、etc.
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昔から松坂大輔ってすごい奴だな、と思っていました。
高校野球優勝からプロ入りして活躍、そして高額契約金での大リーグ入り。
あれだけハードルが上がってもつぶれない彼はどうしても単なるエリートには見えません。
(私の中で「エリート」とは①の失敗を経験していない、たとえば学歴・資格重視、キャリア志向、効率重視、金儲け主義、勉強法大好き、な人たち)
松坂大輔はそう思えない。彼のどこに①+②があるのかと思っていました。
何冊かの本を読んだところ、どうやら高校2年時、優勝候補でありながら地区予選で敗退したことが①ではないかと見当をつけていました。
ここ数日の日刊ゲンダイ連載で「なるほど」と思った次第。
もうこれで最後の先輩3年生、身体がボロボロの監督の期待を背負った予選で最終回暴投サヨナラ負け。
彼が号泣したという記事は決してウソや誇張とは思えません。
きっと本当のことでしょう。そのとき彼のなかで、「何か」が変わったにちがいない。
おそらくそのあと、練習の仕方や練習への気構え、つまり「どうやって今日1日を過ごすか」が変わったのだと思います。
私は松坂大輔のファンでも何でもありません。
ちんけな応援感情はさておき、失敗を糧に立ち上がった彼は「タフ」だと思うのです。
私の定義で「タフ=tough」とは力強いことでも丈夫なことでもなく、「失敗から立ち上がって優しくなれる」ことです。
日刊ゲンダイの連載を読んで、改めてtoughな男になろうと誓った一週間でした。
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コメント
松坂って「エリート」だと思ってました。私も人を見る目をもっと養わないと、と勉強になりました。(笑)
ちなみに私の場合、最近同じような感覚で、昔は好きではなかった桑田を応援しています。(そのうちブログで書こうと思ってました)
投稿: かまた | 2007年6月 15日 08:02
そうだったんですか。。
とても勉強になります。
自分の「挫折」の経験をあらためて思い返してみようと思いました。
タフかぁ。「イイ男」はタフですね。
投稿: Mac | 2007年6月 17日 09:20