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2007年6月26日 (火)

著者としての目標

先日、ある出版社の方との会話。
その方は私の本を「もったいない」という。
もっともっと緻密に盛大に発売キャンペーンなどの仕掛けをやれば売れると。
そうかもしれない。

本を出すなら売れた方がいい、
仕事をするならカネを儲けた方がいい、
勉強をするなら良い学校に入れた方がいい。
もちろん!

私も「売れる本」を書きますよ。あたりまえじゃないですか。
ただ私の著者としての最終目標、夢に近いイメージは
「人生最後に出す本が、自分のなかで最高の売上を記録する」
こと。

鳴かず飛ばずだった自分が、だんだん売上を増やし、老後のどうでもよくなった頃に最高売上を記録する。
そうなれば最高だろうな、と想像するのが楽しいわけです。結果はともかく。
1冊だけなら誰でも書けます。私にとって「書く」とは書き続けるということ。
そのために必要な勉強をし、時間をつくるということ。

そのことを話した出版社の彼からメールが届いた。
「50年後くらいに最終作の執筆をお願いします」とのこと。

感謝していいのか、バカにしていいのか。
「もしその最終作が売れなくて死んだら、私の葬式で『未完の大器だった』とせいぜい誤魔化してください」
と返事をしておいた。
過労気味の彼が、私より先に死なないことを祈りつつ。

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