昨日は新宿紀伊國屋ホール、まりしろさんプロデュースの「笑いの交差点」。
今日も新宿明治安田生命ホール、落語家・講談師人気集団SWAの公演。
年末の忙しない日々や悪いニュースで忘れかけていた「間」の大切さを思いだす。
音のミュージシャンであれ、無音のパントマイムであれ、動きのない落語であれ、その人が「間」を作り出すことによって、観客はそれを受け止めることが出来る。
そのキャッチボールが何より快適。これ以上の心地よさはない。
私たちは「間」を失わせる凶器に囲まれて生きている。
・間をそぎ落とす「効率」重視のマネジメント
・間を無視して「言葉」だけをテロップにして押しつけるテレビ
人前で話すとき、一番注目を集めるのは大声より「沈黙」であることが多い。
本を書くとき、テンポを変えるのは内容より、たったひとつの接続詞であることが多い。
頭デッカチで余裕のないヤツのことを「間抜け」という。
彼女(彼氏)と沈黙を楽しめない状況を「間がもたない」という。
やっぱり「間」は大事である。忘れてないでおこう。
人生は金を稼ぐためにあるのではなく、仕事と遊びの、そして誰かと自分の「間」を楽しむためにある。
きっと、ほかの動物と違って「間」を楽しめる唯一の動物だから「人間」と呼ぶのです。
稼いでも偉くなっても、「間」を楽しめなくなったら動物と同じ。来年も気をつけたいです。
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来年、どんな講演・公演活動で行おうか、ワクワクと計画をしています。
自分で始める「田中塾」について、すでに企画中の「工場見学+会計講義」の他にも、何か新しいことをやろうといろんな人に意見を聞きました。
自分でやりたいことだけでなく、受講者のご希望も聞いてみようというわけで。
なんと一番リクエストが多かったのが「話し方の講義」でした。
「話し方教室?」オレが?? なんやねん、それ???
みんなに訊いてみると、それなりに事情はあるようです。
たしかに、なんで会社の会議が長いかって、その大きな理由が説明の下手さ。
30分以上の説明を聞いてみると、正味30秒で説明できる内容だったりします。
ニッポンのオヤジの話が長いのは絶対に「話し下手」のせいです。
上司部下の仕事に限らず、夫婦や親子の不和も「話し方」の問題かもしれません。
経営戦略、マーケティング、コーチング、どんな知識を学んでも、結局、それを伝えるのは言葉しかないのだから、話し方って大切です。
それにしては真面目に「間」を含むレベルで「話し方」を教えてくれるところって皆無ですね。
とても大事なことなのに。
・・・・・・・・・と、いうところまでは私にもわかりますが、だからって、じゃあ私が「話し方教室」の先生をやりましょう! というのは抵抗があるわけで。
実は私、大学時代まで人前で話すことができなかったんです。
最も苦手だった行為を教えるというシーンだけはどうしても想像できません。
自分で話すのはともかく、人に話し方を教えるというのは、ねえ。
だいたい話し方教室の先生って、アナウンサー辞めた年配のおじさんというイメージしかないし。
もちろん自分自身「話し方教室」に通ったことはなく、話し方の基本なんてひとつも知りません。
昨日立ち読みした「話し方入門」の「話し方原則」もまったく守っていなかったし(!)。
だからこのテーマだけは前向きに、というわけにはいきませんのでどうかお許しください。