I still haven't found what I'm looking for
12月の実質初日はトラブル続きで波乱の幕開け。
悶々とした気分を引きずりながら夜はアイルランド最大の輸出品U2のコンサート。
ライブを見て改めてU2のアルバム「The Joshua Tree」は最高だと思う。
とくに「I still haven't found what I'm looking for」は今でも酔っぱらって口ずさむメロディだし、歌詞もいい。
いいか悪いかは別にして、成功したかしていないかは別にして、U2はロックで社会を変えようとしている。
私は最近、できるだけビジネスから離れようとしている。
それはビジネスをもっともっと本質的に考えてみたいからだ。
そのなかに全身浸かってしまうと何も見えなくなってしまう。
福岡で工務店を経営する古澤秀和という社長がいる。
昨日夜の番組にも出ていたし、地元福岡でもいっちょまえに賞をもらったりテレビに取材されたりしているらしい。
ハウス119「ゆりかごの家」ホームページ → http://www.house119.co.jp/index.htm
彼は「ゆりかごの家」という長く住める木造住宅や、無公害住宅の研究、設計・施工などを手掛けている。
その「世のため人のため」という志はいいとして、お目付役の私からすると「ビジネス上の段取り」が悪くてたまらない。
表現不足と計算不足と交渉不足のオンパレード。
「この、ぶわっかも~ん!」と怒鳴ったこと数知れず。
これほど仕事上でストレスの溜まる人間もいない。
しかしふと考えてみる。
彼が段取りよく「社会貢献」をこなすようになったら?
経営計画の数値をテキパキとつくり、ビジネス界で如才なく振る舞うようになったら?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・ぜんぜん面白くない。
彼は銭勘定に疎いし、紙でも口でも表現が下手である。
でも彼の周りには不思議と仲間が多い。
「心は言葉になった瞬間、嘘になる」by 亀井勝一郎(かな?)
おそらく彼はハマちゃんのように「別のものをみている」のかもしれない。
いまの社会に何かを「心」で感じているのだろう。きっと。
口ベタな本人に代わって、テレビが報じてくれているなら嬉しいことだ。
古澤、きっと君の段取りの悪さからみて大儲けはできないであろう。
でも一人でも二人でも住宅で悩んでいる人を救い、喜ばせて欲しい。
君にこの言葉を贈ろう。「一隅を照らす、これ国の宝なり」(by 最澄)
方向オンチもビジネスオンチも別のものを見ている結果だとすればそれはよし。
オレも来年一年くらいはもうすこし調子に乗ってバカになってみようかな。
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