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2006年9月25日 (月)

都会の仕事ダル

人間というのは自分が思っているより、はるかに弱い生き物のようです。
大自然のなかに入るだけで実感します。
予備知識も、必要な準備もないまま熊野古道の峠越えに一人挑んでしまった私を待ち受けていたものは・・・・。

誰にも会わない険しい山道でクモの巣だらけ、見たこともない虫、トカゲや蛇が飛び出して歓迎。
ゼイゼイと急な山道、ヘトヘトに疲れ果てても水はなく、携帯は圏外。
ふと道の脇を見れば、昔、行き倒れになった人を弔う石碑が数多く目に入る。
この地には行き倒れになった霊が、旅人に取り憑くという「ダル」伝説がある。
・・・前日、旅館でそんな伝説を読まなければよかった。

「お願いだから取り憑かないでえ~」
と祈って逃げるように山賊が出てもおかしくない山道を歩きました。
どうなることかとおもった。いやいや峠越えは厳しいです。
そのほかの古道は気分爽快だったけど。

元気になって都会へ帰ってきたところ、こっちのほうが「取り憑かれた」ように見える人が多くてビックリしました。

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