7月の区切り
高熱を出して点滴を打った悪ガキも元気になり、30日(日)は娘たちのバレエ発表会へ。
子どもの成長を実感するのはこんなとき。客として見たわが子のなんと眩しいこと。
発表会トリの演目は白鳥の湖。
きっとこれはストーンズのサティスファクションのようなものなんでしょうな。
大きな盛り上がりに、ヒロインの女の子が踊り終わって涙したところで幕が閉じた。
**********************
そして翌日の7月31日(月)午前、徹夜の私が編集者に原稿を渡し脱稿。
出来上がりには忸怩たる思いもあるが、いろんな意味でもうこれが限界。
7月31日午後、明日から担当予定の新聞連載が一週間延期に。
あと急ぎの仕事はないな。一安心でどっと疲れが噴き出す。
何をする気力もなくなり、とぼとぼ帰宅。
鬱気味に無言でビールを2本。
予想通り気が抜けたらすこし熱が出てきた。
**********************
バレエ発表会の後日談を聞く。
ヒロインの女の子が泣いてたのは、悔しかったからだという。
はた目にみれば素晴らしかったが、本人としては満足な演技ができなかったらしい。
終演後に「先生ごめんなさい」と泣きながら謝ったそうだ。
もちろん観客は一人としてそんなことは知らない。
**********************
これから彼女はどんな未来を生きていくのだろうか。
おそらく週刊ダイヤモンドや東洋経済やエコノミストやアエラや読売ウィークリーが推奨している「お受験」的な人生とは違った人生を送ることだろう。
そんな彼女に謝って涙された先生の心境やいかに。
想像するだけで鳥肌が立つ。
不便な会場で、関係者しかこない、無料で、ささやかなバレエの発表会。
人は思いも寄らぬところで見ず知らずの他人を叱咤激励し、「まだまだがんばろうよ」と勇気を与えている。
もし神様がいるのなら、私は自分の幸せはともかく、ぜったい君の幸せだけは神さまに祈る。
傷ついた小さなヒロインの未来に幸あれ。
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/153995/11174156
この記事へのトラックバック一覧です: 7月の区切り:



コメント
>もし神様がいるのなら、私は自分の幸せはともかく、ぜったい君の幸せだけは神さまに祈る。
かっくいい☆
投稿: おぷる | 2006年8月 2日 17:35
>もし神様がいるのなら、国民の幸せはともかく、ぜったい自分の幸せだけは神さまに祈る。by日本の政治家
かっちょ悪い☆
投稿: s5884 | 2006年8月 3日 16:51