夜中の読書
徹夜執筆の合間に、橋口寛さんからいただいた新刊の御著書「パートナーシップ・マネジメント」(ゴマブックス)を読了。
正直、知り合いの本だからといって「いい本だなあ」とか「役に立つなあ」といった安易な感想はあまり感じなかった。
この本は内容よりも行間。
パートナーシップという組織の形態を論じた本であるが、パートナーシップという形態を紹介するなかで、橋口さんの「これからの日本をどうしたいのか」という思いが滲み出ている。私はこのような思いの滲み出ている本が大好きだ。
しかも私の大嫌いな「ヒエラルキー組織」に挑戦状を叩き付けているところが素晴らしい(?)。
私も大組織にいる「人」が嫌いなわけじゃないのです。
人間をおかしくしてしまう大きな「ヒエラルキー組織」が嫌いなだけで。
しかし悪口や愚痴だけで世の中は変わらない。
ささやかながら、しかし大いなる「はじめの一歩」のニオイがこの本にはある。
この本は見た目ではなかなか分かりづらいが、かなり苦労したと思うな。
前例や他人の意見に頼らず、よくぞ自分のメッセージをこれだけ具体的に表現したな、と感心します。
はしぐっちゃん、おめでとう、そして本当にご苦労様。
正直、ちょっと「あおられた」気分です。
posted at 05:11 in 日記・コラム・つぶやき
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コメント
田中さん
ありがとうございます!!
「想い主導型」の文章で、途中は迸る「想い」にコンテンツが追いつかず、自己嫌悪感とともに何度も諦めそうになりました。
だから、田中さんの言葉がとても嬉しかったです。
ありがとうございます!
投稿: 橋口 | 2006年4月 16日 21:40
最近、毎日毎日体調不良に加えて自己嫌悪なのでよく分かりますわ~。
投稿: たなか | 2006年4月 17日 04:11
さっそく拝読させていただきましたところ、私の「長年の悩み」が解消しました!
「長年の悩み」とは、「パートナーシップ(組合)」と「人格なき社団」の区別をどう考えるかという問題です。
両方とも「原則として法人格はない」という点で共通していますが、税の世界ではパートナーシップは構成員課税なのですが、人格なき社団は法人税課税であり、課税関係が両者で異なっています。こういう状況下で、税務お得意の実質判断において、パートナーシップが人格なき社団とみなされたり、人格なき社団がパートナーシップとみなされたりした結果、課税関係が変わることはないのか、心配していました。また、この問題は、某民法の大家の教科書に、「両者を区別する実利はない」と書かれているため、誰も真剣に検討していないという実情にありました。
ところが、橋口寛さんの「パートナーシップマネジメント」に「パートナーシップは相手を尊重する対等な関係」という節があり、これでピンときました。要するに構成員間が「水平な関係」なものがパートナーシップで、その対極としての「垂直な関係」となると人格なき社団になるのでしょう。ちょっとこの点はさらに自分でも研究してみようと思います。
長くなりましたが、私の云いたいことは、「教科書が匙を投げている問題に明確に答えている橋口さんの本には深く感動しました!」ということです。
投稿: s5884 | 2006年4月 17日 10:15
むむ!それは興味をそそりますね。法人制度と組合制度って全然整理できていないですからね。
私も拝読させていただきたいと思います。
投稿: t110 | 2006年4月 17日 12:39
さっきアマゾンで見たら、売上順位が急にアップしているぞ。これはおごってもらえそうだ。
投稿: たなか | 2006年4月 18日 03:26