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2005年12月31日 (土)

大晦日。来年への誓いが完成。意外にもシンプルに3つ。

1 口は悪く
 ここ数年「人の悪口はよくない」と人格者を目指してきたがやっぱり無理だと判明。悪口を言いながら飲む酒ほどうまいものはない(?)。口で悪口を言えないと、結局、心で言うことになり、自分がおかしくなる。心で人を悪く言うのはやめて、口に出すことに決めました。たぶん人間関係は悪くなり、友人も仕事も減ると思いますが、がんばって耐えます。

2 情報は少なく
 最近、情報やモバイルを遠ざけてみて、そのほうが脳みそと心が活性化されることがわかりました。もう情報の多さと処理の早さは若者に任せます。新聞、インターネット、携帯に追われる人生はもういやだ。オジさんは気ままな読書と少々の知恵だけで十分。それでダメならあきらめます。

3 効率は悪く
 無駄と退屈と笑いこそ人生。成果主義と効率主義はブロイラーだけでたくさん。私は非効率的人間。道路と人生はゆっくり歩くことにしました。

最後の最後に本年の総括。
厄年も無事通過。わがままで孤独そうな人生の「型」も決まりつつある。これから先の人生、どうにか生きていけそうな予感。妙な自信(?)。

自分のことはさておき、この国のことは少々心配。株や景気がよくなってきたらしいが、なぜだかその空気を喜べない。この国と子供たちの未来が本気で心配。

年明けから執筆に入る予定なのでブログの先行きは不明ですが、よかったらまたおいでください。こんな勝手気ままなブログにお付き合いいただいた読者の皆様と、私の最大の財産であるスタッフたち、そしてこの国の子供たちの未来が明るいものでありますように。

皆様、どうかよいお年を!

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2005年12月30日 (金)

正月休みに読もうと決めた本は一冊だけ。「<新版>パラダイム・ブック」。
大学を卒業した年に読んだ本の改訂版。
正月ぐらいは物理の歴史などニューサイエンスでもゆっくりと。

あとここ数日、何本かの映画を見た。
キューバ・ミュージックのドキュメンタリー映画「ブエナ・ビスタ・ソシアルクラブ」。世界がどんどんアメリカ的になっていくなかで、アメリカ的でなく生きてきたキューバの老人たちが奏でる音楽。
嗚呼、なんとすばらしきかな。

それから成瀬巳喜男の「浮雲」。この迫力はどうだ。
いまと違ってエンタテイメントが映画くらいしかなかった時代だから、監督のみならず、俳優、スタッフ、ハンパじゃない人たちの「映画をつくるぞ!」という気合いと空気の濃さが伝わってくる。選ばれた人たちの、最高の気合い。
成瀬・小津世代から黒澤を経て山田洋次に至る時間のなかで、いつしか映画の大衆化が進み、他の娯楽のなかに埋もれて日本映画界の輝きが失われていった。受け手にとっての大衆化にはいい面もあるが、作り手の大衆化にいいことは何ひとつない。日本映画はつらいよ。いまや成瀬・小津作品はレンタルビデオ屋でもハリウッド映画や韓国ドラマに追いやられて片隅にポツリ。
嗚呼、なんと嘆かわしきかな。

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2005年12月29日 (木)

もう仕事納めの会社が多いせいか、電車が空いている。
そんななかで堂々と化粧をはじめた女性が一人。
昔は若い女の子の専売特許だったが、いまや高年齢化が進行しているようだ。もう車内には、眉をしかめる空気すらない。「化粧女」の大衆化。
かくいう私も、いちいち腹を立てることすらアホらしくなってきた。もうどんどんやってくれ。
そうだ。これからは腹を立てるのをやめて「化粧をおとす女」の登場を待つことにしよう。
だんだん素顔が現れてきて「実はこんなだったのか!まいった!」なんてね。

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2005年12月28日 (水)

ブログの日付は28日ですが、ホントは28日の夕刻から悪友たちと中華料理屋で飲み始め、そのあとは麻雀。もちろん電車で帰れるはずもなく、タクシーで帰ってきたのは日付が変わった明け方近く。

ヘトヘトに疲れて帰ってきた朝、朝焼けを見ながら飲むビールは格別にうまい。いちおう年の暮れは気持ちよく大三元で締めくくってきました。

さあ、いよいよ正月は近いぞ。寒くなったので皆さんも体調にお気をつけください。年末は事故なんかにも気をつけようね。

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2005年12月27日 (火)

今年も残すところあと5日。年賀状の進捗は0%。
さて、予告をしておりましたメルマガ、

「笑撃的!経営力養成ドリル 」

の発刊準備が整いました。パチパチ。
とりあえず最初はまぐまぐだけの取り扱いです。
「一回一問一答」の形式で不定期の配信になります。
(元)会計士に加えて税理士・弁護士という豪華ラインナップ、その名も「田中と愉快な仲間たち」(そのまんまやんけ)が贈ります。
知っておきたい最新のキーワードやテーマを、笑いとともに学んでください。
さっそく昨日は発刊記念ということで3人で飲んできました(単に飲みたいだけだったりして・・・)。

お申し込みは、私のホームページ「会計力研究所」、あるいはまぐまぐの申込みページ(→こちら)からどうぞ。
記念すべき第一号の配信は来年1月1日の元旦を予定しています!
みんな、楽しみにしてね。さあ明日は年賀状だあ。

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2005年12月26日 (月)

くるぞくるぞと期待して読んだ今日のサンケイスポーツ。
おおっ、やっぱりあった。
人気馬を負かした悪役、ハーツクライ鞍上のコメント。勝利したフランス人ジョッキー、クリストフ・ルメール君は、そのドラクエっぽい名前そのままの26歳の好青年。

なんと彼は、ジャパンカップでイタリアのデットーリに3cm差で負けた、悔しい2着ジョッキーその人(11月28日のブログ「3cmという人生の差」参照のこと)なのだ。これまで後方一気専門だったハーツクライを、見事、先行して勝たせてしまった。誰もがそのレースぶりに驚いた。しかし馬が自分で作戦を考えるわけはない。あくまでジョッキーの作戦。

さてサンケイスポーツに掲載されたルメールのコメント。
3cmで逃したジャパンCについて「もの凄く悔しかった」
今回の有馬記念に向かって「何度も反省した。そして、自分なりに出した結論がこの競馬だったんだ」
相手がどんな有名ジョッキーだろうと年上だろうと、勝負となれば話は別。
日本とアメリカのトップジョッキー(武豊とデザーモ)を負かした仏若手ジョッキーの意気やよし。
ホントにおめでとう。いいねえ。しびれるねえ。
それにひきかえ、オレの買った馬の調教師のコメントはどうだ。「直線で他馬に押された。勝負所だったからあれは痛かった。」「競馬はフェアにやらないと」
・・・・・ドアホ。
そんなにフェアが大事なら、幼稚園児相手にチョロQのレースでもやっとけ。
他ならともかく、鉄火場で「フェア」なんてセリフ、負けた奴が口に出すんじゃねえ。

それにしても、いいぞ、いいぞ、サンケイスポーツ! 
いつも期待にこたえてくれるねえ。
みんな、男を磨くなら日経なんて読んでないで、サンケイスポーツだ!!

***********お 知 ら せ**************

明日、「経営力養成ドリル」(メルマガ)の発表をします。乞うご期待!

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2005年12月25日 (日)

本年も残すところあと一週間。
クリスマスの今日は、今年の競馬を締めくくる最終日。中山競馬場で有馬記念。

いまや国民的アイドルホースになりかけている武豊騎乗の馬が負け、ベストルーザー厩舎、デザーモ騎乗の強豪馬も大敗。16万人の中山競馬場は唖然。

ホリエモンや村上ファンドが大儲けし、小泉首相が大勝した年だからといって、馬までうまくいくとは限らない。ここが競馬のいいところ。競馬が一番健全に見えるから不思議。

私? UFOキャッチャーで我慢の効かない人間が、翌日の競馬で勝てるわけはありません。

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2005年12月24日 (土)

なにを思ったか、散歩の途中でふらりと寄ってしまったゲーセンのUFOキャッチャー。
取れそうで取れない、りらっくまのぬいぐるみ。
結局、5000円以上使って捕まえられず。特別な日だというのに神も仏もない。自己嫌悪。

バカな人も頭のいい人も、
要領のいい人も悪い人も、
おカネ持ちも貧乏な人も、

世界中の子供たちと大人たちが今日だけは笑顔で幸せに。メリー・クリスマス!

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2005年12月23日 (金)

今日の祭日で事実上の仕事納め。といっても外向けの仕事が終わっただけで、原稿なんかはこれからだけどね。
ここしばらくテンションが高すぎて、今日の仕事が終わった途端、空気の抜けた風船のようになってしまいました。もう何をする気力もありません。
明日のクリスマスイヴは事務所の掃除でもして過ごします。もしかして夜にサンタクロースがくるといけないので。

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2005年12月22日 (木)

夜は一杯引っかけたのち、有楽町にて立川流家元、立川談志師匠の独演会。
家元の落語はCD、DVDではさんざん聴き、見たが、ライヴは今回が初めて。だって志の輔さん(志の吉くんの師匠)はじめ、私の好きな落語家さんが「神」のごとく尊敬する方なので、私としてもそれなりの準備と覚悟をもって行ったほうがいいだろう、と満を持して行ったのでした。

・・・・・結果。覚悟が足りなかった。
とんでもないモノを見てしまったという感想。それは凄い。本当に凄かった。
だいたい、数百人のホールを超満員にして独演会をやる落語家は、ミュージシャンと比べて最初から不利である。ステージ上には自分一人で仲間無し。使えるのは自分の声だけで楽器などはなにもなし。座っているだけで動きもなし。座布団の上の自分という存在、話す声だけで数百人と対峙するのだ。
演目は飲んだくれ亭主とそのカミさんの人情噺「芝浜」。ストーリーは全員が知っている。家元の右脳に広がっている世界が左脳的言葉を通じて観客に伝わり、その言葉を観客が右脳で再現する。
家元のイメージ(右脳)→家元の言葉(左脳)→観客の理解(左脳)→観客の感情(右脳)
こうした右脳と右脳のぶつかり合いという状況が、満員御礼、動きのないホールで展開されるのだ。終盤、カミさんの愛情をダメ亭主が理解する場面では泣いている人がいる。
終演時、ガーンとハンマーで頭を殴られた衝撃を受ける。オレも人様に話したり、活字を伝えて収入をいただいてきた。少々の自信も持っていた。しかし、そんな自信はこっぱみじんに吹き飛んだ。
いったい何なんだよ、これは。オチが終わり、幕が下がってお辞儀をする家元のなんとカッコイイことか。どうなってんだよ、この空気は。いったい何歳なんだよ、この師匠は??

もし仮にこの家元のライヴを先に見てしまったら、私は恐ろしく志の吉くんに声なんて掛けられなかった。落語家さんが遠い世界に見えてしまっただろうから。
しかし恐れ多くも、年明けにこの一門の噺家さんと一緒に公演をやることになっている。
神をも恐れぬ所業。気が引き締まるのをはるか通り越して、今日だけはビビリまくった。
来年は何があっても家元の落語だけは追いかけよう。

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午後、次回作の版元編集者と新刊の打ち合わせ。かなりイメージが共有できてきた。いいかんじ。

夕刻、気分も足どりも軽く、頼んであった年賀状を受け取りに神保町の印刷屋さんまで。
その道すがら「!」とグッド・アイデアが浮かぶ。
馴染みの印刷屋さんで年賀状を受け取ると同時に、「肩書きのない名刺」を注文。
そう、これまでの人生で、増やすことに情熱を燃やしてきた「右上の肩書き」を全部削除。
公認会計士も、元会計士も、事務所の名前も、凝った形式もデザインもなーんにもなし。
「田中靖浩」の名前と連絡先だけ。
私にとって、これこそが今年1年の総括。そして来年に向けての決意。
これまでの人生、20代は肩書きを増やしかつ立派にするために努力してきた。
30代は名刺の数(種類)を増やすことに頑張ってきた。
そして40代。資格にも、組織にも、名刺のデザインにも頼らず、自分の名前だけでつくった名刺。私という人間、たったそれだけ。田中靖浩という職業、ブランド。
名刺の完成は年末。すごく楽しみ。来年は何人にこれを渡せるかな。

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2005年12月21日 (水)

今日の午後は立川志の吉くんと一緒にJAL本社にお邪魔し、1月6日の会場を視察し打ち合わせ。会場の準備について相談。高座の準備方法などいろいろ。
いやがうえにも気分が盛り上がる。
そのあと、志の吉くんと話しながら、りんかい線で天王洲アイルから新宿まで。りんかい線などという電車で、天王洲から新宿まで行けるなんて知らなかった。世の中にはまだまだ知らないことが多いね。

今日はその前に午前中一杯ジムで汗をかいたせいか、忘年会で飲む酒のまわりが早い。
明らかに体調がちがう。

最近ジムで走るのが苦でなくなってきた理由のひとつが「iPod shuffle」だ。
この軽いマシンに山ほど音楽を詰め込んで、それを聴きながら走るのは、かなり楽しい。
これまでジム備え付けのボロいイヤフォンで、ノイズだらけのテレビ放送を聴かされていたのに比べると、このちがいは大きい。

しかし「iPod shuffle」にも欠点がある。
私のiPodには音楽、落語、経済ニュースなどがゴチャゴチャに入っているため、ジムで走りながらスイッチがストレートでなく、偶然「shuffle」に入ってしまうと、ヴァン・ヘイレンやストーンズのあとに、突然、立川談志師匠の落語が流れたりする。
ジムで走りながら落語・・・・、いくら落語が好きになったといってもこれはちょっと困る。

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2005年12月20日 (火)

仕事で途中、別の本に邪魔されたが、「神々の山嶺(かみがみのいただき)」上・下巻を読み終える。

「何故、山にゆくのか。
 何故、山に登るのか。
 それには、答えがない。
 それは、何故、人が生きるのかという問いと同じであるからだ。」
 (「神々の山嶺(かみがみのいただき)下巻」夢枕獏著 集英社文庫)

この小説を読むのは4回目だが、毎回読み終えて深く感動する。しかし、読んだあとで考えることが毎回違う。これは名作の証拠だと思う。
人生の中で、人はなんとか自分の人生に納得をし、折り合いを付けていく。でも、何をどう頑張っても「折り合いの付けられない」ことがある。私の場合、それは「仕事をしながら本を書く」という行為かもしれない。

本だけ書いていく小説家のような人生であれば、苦労は多いけどそれはそれで分かりやすい人生だと思う。でも私の場合、これが実に中途半端。執筆のことだけ考えるのであれば、もっともっと自分の世界に入って行きたいところだ。気に入らない「すべての不快な人やモノ」を身の回りから遠ざけ、自分の感覚のみを信じて思いっきり没頭してみたい、傲慢になりきってみたい、と何度思ったことか。

しかし現実に、そんなことができるわけはありません。
ビジネスという世界のど真ん中でやっていく以上、仕事、友人、飲み会、家族、すべての人間関係に気を遣いつつ、喜びつつ、落ち込みつつ、毎日を生きているわけです。私も友人は少ない方ですが、それなりに人間関係は大好きです。しかし謙虚に感謝の心を大切にするような生活からは、なかなか「独創的でとんがった」アイデアなんて出てこないワケですよ。凡人である私の場合。

どこか少々生意気かつ喧嘩腰で人と接している方が心が落ち着いたりするわけです。たとえあとで落ち込んだとしても、その心のヒダから生まれてくるものが多い。だから嫌われても生意気に生きていく方がヘラヘラ笑っているよりマシ、という感覚が年々強くなってきた。これはやばい、と自分でも思います。ふつう、年をとるとすこしは丸~くなるもんですよね? この年で激しくなるなんて、私、やっぱり間違ってますよね??

世の中の大人たち、特に著者の人たちは、どうやって傲慢さと謙虚さに折り合いを付けているのか、不思議でなりません。教えて欲しいです。マジで。
この矛盾だけはおそらく一生解決されず、私の人生の中に抱え込んでいくのでしょう。
今回「神々の山嶺」を読んで、その矛盾を解決せずに、自分の中に抱え込む勇気(あきらめ?)だけはついてきました。

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2005年12月19日 (月)

無事大阪での仕事は終了。これで今年の出張は終了かな。

大阪からの帰りは大した雪でもなく10分遅れで東京に到着。今日は久しぶりに、読書だけしていればいい平和な夜。ここのところ切羽詰まって忙しかったからなあ。こんな平和な夜はほんとうに久しぶり。

Iさん、合格おめでとう。Nさん、スタンフォード大学の歴史が書かれている本は、野口悠紀雄著「ゴールドラッシュの『超』ビジネスモデル」(新潮社)でした。

1891年、かのスタンフォード大学が「リーランド・スタンフォード・ジュニア大学」として設立されたのは、スタンフォード氏の息子が亡くなったことがキッカケ。結構面白い本なので皆さんにもお勧めします。

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2005年12月18日 (日)

2005-1218-1856 明日の仕事に備えて大阪まで今日のうちに移動。
駅のチケットカウンターで座席を山側の窓際にお願いする。

東京を新幹線で出たときは快晴。おおっ、その甲斐あって、冬の空気にくっきりと浮かび上がった富士山を堪能。
それもつかの間、名古屋では雪がパラつき、関ヶ原付近では大雪。大阪着は30分遅れ。地球儀でみると小さいが日本はとても広い。新大阪で乗り換えて、明石駅まで。

このブログがもとで再会できたK君と明石駅で待ち合わせ。昔は一緒に新宿のオカマバーで騒ぎまくったKも結構大人。その昔、出世払いでよくおごってやったが、まさか明石焼きで返ってくるとは思わなかった。投資効率は悪いがものすごく嬉しいぞ。

食べてみると、看板に偽りなし。これは明石焼きというか「玉子焼き」だよな。満足、満足。

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2005年12月17日 (土)

仕事を片付けたあと、気分を盛り上げるために山野楽器でイングウェイのDVDを購入。
1月6日のイメージトレーニングにもなるかと、イングウェイ+新日本フィルハーモニー共演を選ぶ。

・・・・・大失敗。
イメージトレーニングにならず。やはりロックはロック。耳の痛いライヴが一番。

で、もてあました心はあてどなく読書へ向かう。夢枕獏の「神々の山嶺(かみがみのいただき)」を読み始める。「そこに山があるから登る」。これ読むとスゲー元気が出るんだよね。

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2005年12月16日 (金)

いたいた、身近なところに鉄っちゃんが。

松山真之介さんがこれまで書評メルマガwebookで発表してきた内容を単行本にした「仕事と人生に効く100冊の本」(秀和システム)を本屋で発見。松山さんのところだけ、平積みの山が「えぐれて」ましたぜ。もちろん私も1冊分えぐってきました。

事務所に戻って読んだところ、いきなり最初の1ページ目、田坂広志さんの推薦文に圧倒される。みんなも是非読んでみて欲しい。すばらしい。日本刀の切れ味を思わせる文章。

なーんと私の本も紹介されているばかりか、表紙にも写っているじゃありませんか! おおっ、しかもその横の方には阪本さん本人からこの前もらった「企画心」も。

本の中にはほかにも知人の作となる本がちらほら。
「こんな100冊のなかに選んでもらったり、著者の輪のなかに入れるなんて光栄だなあ」とありがたく感慨にふけったかといえば、決してそんなことはない。

松山さんはじめ、みんながこんなにがんばっているのに、オレはいったい何をやっているんだ、とだんだん腹が立ちはじめた。忙しいと言い訳して飲んでばかり、細かい構成をこそこそ直して誤魔化している自分に対して猛烈に嫌気が差す。かなり本格的に自分に対して腹が立ってきた。こんなことじゃいけない。断じていかんぞー。人の本を見て感心している場合じゃないぞぉー!

耳元でロッキーのテーマ曲が流れてきました。
田坂さんの文章に、ロッキーのテーマ曲。・・・・・・もう仕事が手につきません。今日はこれで店じまい。夜の飲み会もキャンセル。申し訳ない。
とりあえずこれからロッキーのテーマ曲に身を任せて、ジムに行って走ってきます。
気合いを入れ直し、本腰を入れて企画の再検討から。

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2005年12月15日 (木)

女性は知っておいた方がいい。
男というのは三種類に分けられる。

 1 オーディオおたく
 2 鉄道おたく
 3 それ以外

オーディオと鉄道は、のめり込みだすと止まらないから始末に負えない。しかしこれは男の専売特許で、女性がオーディオや鉄道にのめり込んでいるという話を私は寡聞にして知らない。また私の経験上、男のオーディオと鉄道の趣味はどうしてだかダブらない。必ずどっちかなのである。

ちなみに私は1。オーディオのほう。これには昔から目がない。
いまの事務所にもbang&olufsenのステレオが置いてある。いい音を聴かずしていい仕事ができるわけはない、と本気で信じている。一種のバカである。でもバカで結構。
どうやらこのあたりには遺伝的要素もあるようで、私の従兄弟が開業したレストランに、同じbang&olufsenが置かれていたのには笑ってしまった。こいつもやっぱりバカ。

さて本日は知人が購入したイギリス製のマイナーなオーディオを聴きに行く。
小さい音にもブレがない。かなりのショックを受け、欲しくなっちまった。

そうそう、女性の皆さん。
恋人をつくるなら、あるいは結婚するなら1の男性がいいと思う。
2の鉄道おたくは暗い奴が多いし、のめり込むとカネのかかり方が半端じゃない。あなたが苦労するハメになる。
3の男はつまらない。私に言わせれば論外。さっさと別れた方がいい。
だから1の男に限る。オーディオこそ男の魂。やっぱりホンモノの音楽を愛する男がいいと思うぞ。

勝手なこと言うなって? うるせー。
自分のブログで勝手なこと言わないでどうする!
(当ブログはオート・ノイズ・キャンセル機能付き)

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2005年12月14日 (水)

今日は音楽二連発。

午後、校正をしながら、数日前に購入したエリック・ハンセンのビートルズ・カヴァーアルバムを聴く。落ち着いたエリックのアコースティック・ギターも素晴らしいが、だれにカヴァーされても輝きを失わないビートルズの楽曲に改めて感動。これは間違いなく1000年後に残る「クラシック」だよね。ビートルズと同じ時代を生きられたことだけで幸せを感じる。一番好きなフール・オン・ザ・ヒルを聴きながら、年末の忙しさをしばし忘れる。

そして夜。新宿厚生年金会館にてロック・ギタリスト、イングウェイ・マルムスティーンのコンサート。
数年来の念願叶って、やっとのこと初めてライブが見られる。
・・・・・・・・。
だれか知っている人は教えて欲しい。変人だとは知っているが、イングウェイのライブって、いつもこんなに無茶苦茶なのか?
大音量で鼓膜ははち切れそう。耳が痛くて自分の知っている曲かどうかも分からないし、ボーカルの音はハウリングを起こしっぱなしでロクに聞こえない。
だいたい厚生年金みたいな小ホールでマーシャルのでっかいアンプを横6×縦2=12個も置いて鳴らしまくるか、ふつう!?

そんなイングウェイのコンサートが楽しくてたまらない。特にクラシックの「アダージョ」なんかがシビれるほどカッコいい。(注:イングウェイはハードロックでありながらバロックなどがお得意なのです)
実はイングウェイってオレと同じ42歳なんだよね。でもあいつは外人だから厄年は知らないにちがいない。だれか教えてやってくれ。

中学生時代からジェフベック、クラプトン、ジミーペイジ(旧3大ギタリスト)に人生の多くを捧げてきたが、今年はライブでスティーヴヴァイとイングウェイを聴けた。音楽的には大満足の一年。

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新春2006年1月6日夜、JALビル(天王洲)大ホールで開催が決定した

■ジェイカレッジ「田中靖浩&立川志の吉 史上初!夢の共演!」■

 の申し込みはこちらです→ http://tinyurl.com/7orzy

当日会場でお会いしましょう。いまから武者震い。

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2005年12月13日 (火)

小樽の夜はアーケードの道も凍っており、なんどかずっこけて転びそうになりました。そんなカッコいいもんじゃなかったです。

寒い小樽から千歳空港、そして東京へ。道中の読書はカート・ヴォネガットの短編集。お供は昼間から缶ビール。到着した東京もかなり寒い。

事務所に帰ってみれば来月発売の「会計士×落語家」連載原稿のゲラがあがっている。写真だけでかなりのインパクト。

さあて、そろそろ本業(?)の執筆に向けて気持ちが盛り上がってきた。ここのところ改訂版の作成に監修と続いていたので、単行本の書き下ろしについては久しぶりの高揚感です。構想自体は相当にまとまっているので、あと必要なのは精神的な勢いだけ。この調子だと年末くらいから一気に執筆に向かえそうです。ブログの更新が途絶えたら書き始めたと思ってください。

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2005年12月12日 (月)

今日は小樽。

某地域振興団体の講演にお呼びいただく。気軽に行ってみれば、長期日程の初日キックオフの日、新聞社の取材まで来ている。急遽演目を変更し、会計というより大げさな「時代」の話に変更して対応。

夜はこだわりのお寿司屋さんで御馳走になる。本気でうまい。その後ホテルに戻るも、今日1日を「さます」場を求めて再びフラフラと-5度の小樽の街へ。粉雪降る街で小さな飲み屋に入り、オヤジとの話を肴に一杯。やっと落ち着いてホテルに戻る。

道は真っ白、街の空気は冷たく、厳しい。もう小樽は冬です。

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2005年12月11日 (日)

今日は久しぶりにゆっくりと、家族でお台場に出かける。

ふとまわりを見わたしてみれば、いつの間にやらクリスマス一色じゃございませんか! やさしいクリスマスソングに可愛いクリスマスツリー。何度見てもいいもんですねえ。

そしてお台場では用事もないですが、インテリアショップをブラブラと散歩。どうして家具を選んでいるカップルって、あんなに幸せそうなんでしょうねえ~。
そんな2人を微笑ましく見つめる(元)会計士。

固定資産を買うときはどんな2人でも幸せなんです。
それが固定資産を手放す、あるいは2人で分ける、という段になるとそうはいきません。
会計士・税理士・弁護士がよってたかって2人の「目の前に」登場することになります。
幸せなお二人さん、どうぞご注意を。

こんな輩には陰から見守ってもらうに限ります。

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共演会への激励と、参加申込み、お祝いを続々と知人からメールでもらう。
当日の花束をもらうより、言葉でもらう応援のメールの方が100倍うれしい。

そして何より、知人たちが私に直接メールしてくるという「ブログの機能性を無視した行為」が私のブログらしくてとても嬉しい。

※もちろんコメント書くなという意味ではありません。今後ともよろしく。

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2005年12月10日 (土)

朝5時台に起きて新幹線で熱海まで。温泉ならいいのだが日帰りで仕事だけ。

昨日(12月9日)のサンケイスポーツ。
藤澤厩舎(注:日本のNo1厩舎)に短期滞在中、ケント・デザーモ(注:アメリカの至宝と呼ばれるトップジョッキー)のインタビュー記事。
デザーモは子供の難病のため、毎年のように日本にやってくる。アメリカだと競馬は平日開催であり、しかも移動が多いため家族と過ごす時間が取れない。だからデザーモは土日開催のみで、平日は家族と過ごせる日本にやってくるのだ。
デザーモがお世話になっている藤澤調教師のことを訊かれてのひとこと。

「ベスト・ルーザー」

・・・・・・・・! うーん、なんと素晴らしい表現。
パズルの最後のピースがカチッとはまった音がした。
この言葉をずっと探していた気がする。

勝負事も人生も、勝つときは勝つけど、負けるときは負ける。
実は負けることの方が圧倒的に多い。黙っていれば負けないが、新しいことにチャレンジすればするほど負けも多くなる。疲れて、恥をかいて、悔しくて、傷ついて、損までして、やらなければよかった、と思うことが多くなる。
負けたときにも全力を尽くせたか。負けたときに何を学んだか。おい、立ち直る勇気はあるか。
その自問自答だけが自分をつくっていくと信じたい。
怖がらず、恐れず、来年はかたっぱしからチャレンジして、ベストルーザーになろうと決めた。

ありがとうデザーモ。
以前からパドックで見る君の面構えに惚れ、直線の腕っぷしには一目置いていた。
年末の最後にこんなにいい言葉をもらってとてもうれしい。
君もぜひ、25日の有馬記念では尊敬するボスの馬で有終の美を飾るようがんばってくれ。
(しかし今回オレは君の馬券は買わない。許せ。)

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2005年12月 9日 (金)

みなさま、毎晩の忘年会お疲れさまです。日本人である限りしかたありません。・・・そんなこととは無関係に「緊急発表」です。

新年明けて2006年1月6日(金)18:30開演予定で、

★ 田中靖浩 × 立川志の吉  会計と落語、夢の共演 ★

が開演の運びとなりました。
主催はWebookの松山真之助さんが校長をつとめるジェイカレッジです。
まさか連載雑誌の発売(1月10日)よりこちらが先になるとは夢にも思いませんでした。私の仕事始めです。
詳細のご確認、申込みについては、数日後にジェイカレッジのHPにて正式に発表となりますのでご確認ください。

演目は、

 第一部:貸借対照表 (田中靖浩)
 第二部:火焔太鼓 (立川志の吉)

となる予定です。
さあて、これがどう絡むのか。いったい何が起こるのか。
まちがいなく世界初、夢の共演。みんな、楽しみにしてください。

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2005年12月 8日 (木)

やっぱり阪本さんは野良犬だった。友達ができてうれしい。さいきん野良犬が少なくなったからねえ(野良猫は多いけど)。

さてリクエストにお応えして、30年ぶりに登場した小学校6年時代の作品。6年生でこれじゃいかんですわ。DSC00206

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2005年12月 7日 (水)

今日の内容はお詫びから始まる。
「阪本さん、もし間違っていたらごめんない」

一昨日、ブログに書いたとおり、阪本啓一さんと対談をした。そのあと妙な消化不良=解釈不能な感覚が残った。これは右脳で感じた感覚なので、自分のなかでも言葉にならず、ましてブログでは表現不可能な感覚だった。
私はたしかに暖かい感覚を感じた。彼と別れた後もその感覚がしばらく身体を離れなかった。しかし、それをどう表現すればよいのか、皆目見当がつかなかった。

それから2日経って、やっとその正体がわかった。
正体は「野良犬のプライド」なのだ。

別に隠すこともないので書こう。私自身、2・3年前に安定収入、つまり「月次」で入ってくる収入をすべて捨てた。それは自分なりの決意があってのことだったが、正直、かなりビビった。なぜか。生きていくために必要な支出は、そのほとんどが「月次」で出ていくからである。当時は意識していなかったが、私は安定収入を捨てた瞬間に、野良犬になった。

食うためには自分でエサを探さねばならない野良犬。誰に愛想を振りまいてもエサをもらえる保証のない野良犬。

しかし野良犬は意外にも誇り高いのだ。安易にエサをちらつかせる輩に怒り、ときに意味もなく夜空に向かって吠える。

そんな野良犬はこの日本では少ない。野良犬は自信をもってなるものではない。自らの感情に突き動かされてなってしまうものなのだ。だから野良犬はおかしな持ち上げられ方をすると激しく怒る。自信がないからこそ野良犬のプライドは高いのだ。

歩んできた道のりも、専門分野も、年齢もちがいますが、私の嗅覚が正しければ、阪本さんは私と同じ野良犬のニオイがする。だからあの空気になったというのが私の解釈です。

ちがっていたらごめんなさい。
答えはpalmtree inc.阪本さんの「椰子の実日記」を待て。
もし間違っていたとしても、きっと怒らずに阪本さんは答えてくれるだろう。

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2005年12月 6日 (火)

 ブログも作ったし、HPも完成しつつあるし、ついでだからメルマガも作ってしまえ!
 というわけで、実はしばらく前からメルマガの構想を練っていた。

 で、田中プロデュース、「会計力ドリル」という一回一問のメルマガを考えていた。それをお仲間のコバちゃん(税理士)、イトーちゃん(弁護士)に話したところ、
 「それはおもしろい!」
 という賛同を得て、「会計+税金+法律」ドリルに格上げ。その名も「経営力ドリル」と看板を変えてスタートの運びとなりそう。
 私プラスこの二人というメンバー、タダのドリルで終わるワケがない。笑いの追求はいつ何時も怠らないのだ。

 専門家の堅さを打ち破る「経営力養成ドリル(仮)」。どうも私のバカさにコバちゃん、イトーちゃん2人も引きづられて奇妙キテレツなドリルができあがりつつある。

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【問題】 近年さまざまな金融のストラクチャーにおいて利用されることとなったSPC(特定目的会社)としてカリブ海のケイマン諸島の法人が利用されるのはなぜ?

 1 税金がかからないから
 2 大物弁護士がいるから
 3 常夏だから
 4 カリブの海賊が守ってくれるから

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 こんな問題をまじめにつくっている弁護士のイトーちゃんが微笑ましい。さぞや事務所の女性たちの間で、人気が急上昇していることだろう(たぶん)。

 きっとメルマガの案内は今年中に発表できると思います。乞うご期待。

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2005年12月 5日 (月)

あっぱれな快晴の下、葉山マリーナまで出かけ、ブランド・マーケティングの世界ですばらしい著作を数々書かれている阪本啓一さんに会う。

いま阪本さんは各回50人の「とんがった人」と会って対談するという、気合いのこもった企画を進行中。ありがたいことに、私もその一人に選んでもらったのだ。テーマは「見えないものを見る」。やはりというべきか話は仕事やビジネスを通り越し、人間としての強さ、生き方といったテーマに突入。人間力あふれる阪本さんと向き合って、おカネ儲けの話にはならんのだ。快晴に広がる海を見ながら話は展開。

商業的サービスの氾濫によって失われていく感謝の心、おカネや有名な学校・会社に頼ってしまう精神、そして私が私であるということ。このあたりを突き詰めていくと私の場合には、どうしても自分と父親の関係に行き着く。自分と肉親の関係というのは恥ずかしくてあまり人に話したことはなかったが、今日はそのことを真面目にお話しする。しらふでは初めてのことだ。すこしでもお役に立てたならいいのだが。

夜は来年から連載を開始する雑誌「チェーンストア・エイジ」の編集長さん、それから共同で執筆を担当する税理士のコバちゃん、弁護士のイトーちゃんとみんなで打ち合わせ。
そのあとは銀座に移動して忘年会。寒い冬はおでんが美味。

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2005年12月 4日 (日)

日曜日にもかかわらず、早起きして新幹線へ。
故郷の四日市まで急ぎ帰郷。卒業した小学校へ向かう。

なんと今日はわれわれが6年生のときに埋めた「タイムカプセル」の中身(絵や作文)が配られる日なのだ。埋めたときは100周年だからいいとして、開封がどうして「30年後」なのかは今もって不明。先週末には現在校生たちの作文や絵が埋められたらしく、こんど開封されるのはいまから20年後の2025年だとか。

会場の体育館に入るやいなや懐かしい顔に出会う。さっそく私の30年前の絵がみんなの前で取り出される。一呼吸置いて大爆笑。そののち罵声が飛ぶ。
「おまえこれを取りに、わざわざ新幹線でやってきたのか。バッカじゃねーの。」
・・・・・・たしかに。なんという下手くそさ。家に帰っても決して子供には見せたくない出来映え。みんなの言うとおり、バカである。

私の下手な絵はともかく、図書館の壁には在校生たちの「20年後のわが小学校」の展示があった。運動場などの施設関係と給食関係が多い。彼らの想像によれば、わが母校の20年後には運動場にディズニーランド並のレジャー施設が完備されているようだ。大きな観覧車が目を引く。そして20年後の給食はバイキングになっており、のみならず回転寿司のように給食の料理が教室のなかを廻っている。これはすばらしい。全員が給食を好きになりそうだ。

一方、6年生の作文に「20年後の学校にはイジメがなくなっている」という一文をみつける。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・。そうだね、そうなっているといいね。オジさんもそのことを君と一緒にお祈りすることにしよう。20年後の未来に向けて。ついでに「社会の中で弱い者イジメがなくなっている」というのも追加しておいていいかな?

かくしてタイムカプセルの開封セレモニーはあっけなく終わった。重松清の小説にあるような大げさな出来事は起こらなかった。普通に年末の飲み会を約束して変わらない友人たちと別れた。四日市から近鉄の特急で名古屋駅まで向かう。そして名古屋から帰りの新幹線に乗る。

帰りの車中でふと3年前に死んだ親友のことを想い出す。彼とは同い年だった。無意識の方角から彼の声が聞こえる。

「そっちはどうだ。おまえはどうしている」

いろんなことを報告しようと思うが、3年ぶりの彼に言うようなことではない。自分のことも社会のことも、どれもこれも取るに足らないことばかりだ。

「全然変わらない。オレもみんなも大した人生じゃないが、それなりに、なんとかがんばっている。」

そう、なにも変わってはいない。昔もいまも悪いやつは悪いし、がんばるやつはがんばっている。新幹線から見える山の風景も、そして街並みもまったく変わってはいない。
たぶんこれからも変わらない。いつか何10年後かに給食がバイキングになるくらいだ。世の中はたいして変わらないんだ。
だからおまえがいなくなる必要はまったくなかった。いま生きていても、それで全然問題はなかった。なのに、どうしておまえだけがこの世の中から突然消えてしまったんだ。

そんなことを考えながら、小雨が降りだした窓のそとを眺め、我慢しきれずにすこしだけ涙が出る。

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2005年12月 3日 (土)

いろんな著者の人と話をしてみると、ほとんど例外なく文章や原稿についてのこだわりをもっているようです。私自身もかなり日本語にはうるさい方なので(上手だということではない)、書くことには集中するし、これからもずっと修行をしていきたいという気持ちが強いです。
著者によってみんなそれぞれの「こだわり」があるようで、「そんなところにこだわっているんですか~!」という話を聞くのは大いに楽しい。かたちはちがうけど、みんな根っこの部分では同じなんだなあ、ということがわかるとなんだかとても嬉しくなります。

それに対して、「読者の声に耳を傾けるか」ということについてはかなり差があるようです。読者アンケートのハガキや感想を熱心に読んで参考にする著者がいる一方で、全然読まないという著者がいます。ちなみに私は思いっきり後者。アンケートの類というのはほとんど読まない。というか「恐ろしくて読めない」のです。

実は、私にとって「いつか本を書く」ということは、子供のころからの夢でした。あまりに本気の夢過ぎて、卒業文集などに書いた覚えがありません。子供心に「こんな文集に書くような『夢』って叶わないんだよな」ということくらいはわかっていたから。だから文集には書かずに心の中にずっとしまっておきました。

なんと大人になって、運良くその夢が叶ったのです!
何冊か出版して依頼ももらえるようになりました。でも「本を出す」ということ行為だけはいまだに仕事にしたくないのです、困ったことに。だから「あこがれ」とか「こだわり」を持ち続けるためにも、小心者の私はアンケートに目を通せないというわけです。

本のアンケートも恐ろしいけど、セミナー・講演のアンケートも逃げ出したくなるほど恐ろしい存在です。いまやアンケートをとらない講演・セミナーはありません。主催者と講師の参考としてとるそうですが、私はホントにイヤです。いつまで経っても慣れません。恐ろしいですよ、自分に向けて書かれた感想なんて。
講師としてはアンケートなんて要りません。終わったときの参加者の顔色だけでぜんぶわかるんです。全員じゃなくてもいいんです。1人でも「楽しく熱心に」聞いてくれて、終わったときに「よかった!」という顔をしてくれればそれで十分。

・・・・・で、アンケートが嫌いな私は決意を固めました。アンケートのないセミナーを自分で開講することを。
参加者の笑顔だけを目的にした「自分の塾」をつくります。

これは来年に向けての自分への誓いです。
期待する奇特な人だけ期待してください。
打倒アンケートだ!、さあがんばるぞー!

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2005年12月 2日 (金)

昨日の続きから。

改めて松山さんが「経営がみえる会計」を紹介してくれたときのメルマガを引っ張りだしてみた。以下がその文章。

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実はこの本を読むことになったのは、電車の中であるビジネスマンが読んでいるのを横目で見たのがきっかけだった。なかなかよさそう・・・って思って翌日購入したのだ。この本は、購入して読んだほうがいい。絶対ソンはしない(間~違いない)。

電車の中で誰かが読んでる本に興味をもったら、すかさず「その本、面白そうですね。何ですか?」って聞いてみよう。
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いまさらではあるが、これは他人の本の紹介としては完璧に近いのではないかと思う。
私のつまらない本でもアマゾンで瞬間的に売れたはずだ。この「のぞき見的さりげなさ」がみんなを誘ってしまうのである。みんなが「押しつけ的広告」にうんざりしている現代において、これは大いに効く。

これまでの経験上、自分の著書紹介がうまくできた経験が1回もない。自分の本を宣伝することが照れくさいという気持ちもあるが、何より自分の本を「さりげなく」宣伝するという行為自体が不可能なのだ。

これだけいろんな広告とコピーが氾濫し、声高なメッセージが鳴り響く世の中になると、さりげないメッセージの方が威力を発揮するということだよね。

(と、今日の日記は決して「さりげない」広告ではありません)

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2005年12月 1日 (木)

今日の夜は、田坂広志さんの「使える弁証法」新刊記念講演会に出かける。

そのあとwebookでおなじみ松山真之助さんと飲む。(といっても紅茶)。松山さんのwebookで以前「経営がみえる会計」をとりあげてもらったことがある。そのときアマゾンでの売上が一気にハネあがり、モーニング娘。の写真集を上回ったのを見たときは狂喜乱舞した。ランキングなんてどうでもいいと思いつつ、モー娘。より上は嬉しいのだ。ともあれwebookの影響力恐るべし。これまでの成果をまとめた「仕事と人生に効く100冊の本」(秀和システム刊)が12月15日に出るそうだ。

しかしそんな松山さんは「速読」の達人ではなかった。これにはちょっと安心。

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